というわけで、毎週遅れています「偽物語」感想戦。
「かれんビー」最終話でございますね。
正直「つきひフェニックス」4話で足りるのか激しく不安でございますが。
言っても詮無きこと。
兎にも角にも本編を見ていきましょう。
これで兄妹バトルが端折られていたら泣きますよ。
「かれんビー」最終話でございますね。
正直「つきひフェニックス」4話で足りるのか激しく不安でございますが。
言っても詮無きこと。
兎にも角にも本編を見ていきましょう。
これで兄妹バトルが端折られていたら泣きますよ。



ぐったり火憐ちゃん。
そんなところで寝ていると風邪を引きますよ。
というか、風邪よりも厄介な病気にかかっているんでしたっけ。
まぁお兄ちゃんとキスすればある程度軽減できるので、問題ないですね。



差し伸べた手を払われる。
中々にイラッとします。
実際に兄ちゃんもイラついてます。

とても女子中学生の浮かべる顔には見えません。
やる気満々かれんビー。
とりあえず兄妹喧嘩シーンはちゃんとあるようで一安心。



「アタシの状態? あぁ、確かに通常じゃない。
頭はボヤッとしているし、体中は火照る様に熱い。
服が今にも燃え上がりそうだ。
あちこちがダルくて、一歩踏み出すだけで倒れそう。
眼球から水分が飛んでいるのか、兄ちゃんの姿もまともに見えやしない。
次に瞬きしたら、もう二度と目を開けないかも知れねーなー。」
長いーけどかっけー。
体調最悪なのに、こんな長台詞を全く噛まないなんて。
将来はアクションスター目指すと良いかも知れないです。
兄ちゃんのお嫁さんでもいいけど。


「つまり、ベストコンディションだ!!!」
「格好良いよ、お前。妹じゃなきゃ惚れてたかもな…」
まじイケメン。
生まれてくる性別を間違えたのでは無いかと激しく疑問。
でもやっぱり妹で良かったです。
火憐ちゃんラブ。
そんなわけで、いざ、バトル開始。









とりあえず瞬殺。



死んでもおかしくない技が決まったのにすぐに立ち上がってきて、火憐ちゃんもびっくり。
死んでもおかしくない技を躊躇いもなくかけるなという話ですが、
それだけ兄の事を過大に評価しているのでしょう。
なんだかんだでファイヤーシスターズはお兄ちゃんっ子ですから。



ゾンビら木さん。
何度倒れても不死鳥の様に結構怖いです。
ラウンド2、ファイッ!












引き続きフルボッコ中。
まぁ妹に足蹴にされるというのも兄貴冥利に尽きるのではないでしょうか。
尽きませんか。
尽きませんね。



忍タイム。
夏だからか、相変らず薄着です。
フトモモ(チラッ。
なんだかんだと理由付けていますが、単に阿良々木くんが心配なだけの金髪幼女。



もっと忍担当のカメラ下に動かないかしら。
やっぱり絆創膏なのでしょうか。



「いい加減にしてよ、兄ちゃんを殴るアタシの拳の方が痛いよ」
「馬鹿言うな、痛いのは殴られた僕の身体だ」
確かに。
正論過ぎて何も言い返せません。


「降参するなら今のうちだよ、兄ちゃん」
「その台詞は随分と遅い」
確かに。
すでに並の人間なら死んでいてもおかしくないんじゃないか位のダメージ受けてます。













拳が痛いから蹴りに変更。
完全に殺る気です。
まぁそうはいっても楽しそうに見える火憐ちゃん。
兄妹の身体を張った交流。
妹の猛る情動を受け止めてあげるのも兄貴の役割です。



近所迷惑のレベルを超えている兄妹喧嘩。
公共施設を破壊してはいけません。
これで死なない兄も規格外なら、この破壊力を生身で生み出す妹も規格外。
色んな意味でご町内の有名人、阿良々木兄妹妹。



倒しても倒しても立ち上がる兄ちゃんにたじろぐ妹。
腕でも駄目、脚でも駄目。
それならばと次は弁舌での勝負に。




「アタシ達が偽物だったからって、何が悪いんだよ!?
それで何か、兄ちゃんに迷惑かけたか!?」


「迷惑はずっとかけられてる。但し、悪いなんて一言も言ってない」
キタエリのヒステリックな演技は流石です。
そして神谷さんの落ち着く声との対比。
阿良々木くんの兄貴っぷりに惚れます。
ここらへんから涙。



「言っとくが、僕はお前達が大嫌いだ、だけどいつだって誇りに思っている」
「に…兄ちゃん」
抱擁。
今更ですがちゃんと原作通りに兄の方が身長小さいんですね。
そんな些細なことが全く気にならない程の感動シーン。
ここでこの台詞は卑怯ですわー。
阿良々木くんはこういうところを外さないですね。
主人公属性持ってます。
そういえば一応主人公ですっけ。



「悔しいといったな、火憐ちゃん。僕は確かにそれを聞いた。
だけどな、僕の方がずっと悔しい。僕の誇りを穢したヤツを許せるか。
後は任せろ」
兄貴マジぱねぇっす。
キャプチャの関係で同じシーンを初見で3~4回観たりしてるんですが、
実際問題すでにかなり涙が止まりません。


「今回は僕の格好良いところを見せてやる。
惚れないように気を付けるんだな。近親相姦になっちまうぞ」
「もう惚れてる。兄ちゃん、後は任せた」
兄妹さいこー。
これは惚れざろうを得ない。
阿良々木くんはハーレムを築く資格を持った真のイケメンだと思うのです。
動けない火憐ちゃんはこの後鬼いちゃんがおいしくいただきました。




後半は貝木との決戦。
ものっ凄いラスボスちっくな威圧感を放っています。
演出含めて色々と最高です、アニメの貝木さん。
ちょっと派手すぎな気もしなくもないですが。

が、貝木はあっさり降参してこの街での中学生相手の活動の中止を宣言。
火憐ちゃんの件、戦場ヶ原両親の件、合わせての謝罪込みです。
戦場ヶ原の両親の件について謝るのはまぁ、本心なんでしょうけれど。
表面的には別の意味で口にしていますが。




「詫びよう、いやぁ、すまなかった」
何とも心のこもっていない謝罪。
ただまぁ皆そうだと思うのですが、
「恋物語」を知っていると、心の中でどういう事を考えているのか想像すると結構微笑ましいです。
火憐ちゃんの事を一応認めているあたりとか。




お互い眼力が半端ないです。
阿良々木くんの入る隙なし。
ガハラさんの目が死に過ぎてて怖すぎる。



貝木先生の怪異講座。
流石に詐欺師なんてしているだけあって、この人教職に向いていそうです。
………嘘さえつかなければね。
「そんな奴ァいねぇ!!」のなっちーみたいなものです。



原作通り、外出出来ない様に文字を書かれていたファイヤーシスターズ。
まさかの画付きとは恐れ入ります。
ていうか、画で見ると結構酷い所業です。
これで万が一外出して悪い男に絡まれたりしたら、
そいつは元凶である兄ちゃんにブチ殺されるんですよね。
なんという理不尽。




「私は正義の味方じゃないの、悪の敵よ」
貝木の携帯バッキバキ。
結構これは泣けます。
きっと心の中では貝木も泣いているでしょう。

「貴方のそういうところが…」
「俺のそういうところが、どうなんだ?」
画が付くと、こんな表情になるんですね。
これは………良い。
なんか年齢相応の顔です。




「昔の私には何を言っても構わない。でも、今の私を侮辱しないで。
阿良々木くんは、私を好きだと言ってくれている。今の私をよ」
マジで驚きの貝木さん。
この素でビックリ顔の面白さが半端ないです。
皆さん、試しにこの顔の貝木と“睨めっこ”してみてください。
中々強敵ですよ。






去り際にかつてのレイプ未遂魔の顛末を伝えたり、幼き戦場ヶ原の恋心を暴露したり。
完全な嫌がらせです。
かつて好ましく思っていた女の子を他の男に取られて少し意地悪したくなったのでしょう。
なんだかんだで小物ちっくな貝木萌え。



貝木の捨て台詞に踊らされて、ついつい訊いてしまう阿良々木くん。
そこはスルーしてあげてよー。
「阿良々木くんは今、付き合っている彼女の処女性を確認したのかしら?」
誰もそんなことまで聞いてはいないのですが。
飛躍し過ぎです。
が、それでこそガハラさん。



決戦終わって、帰る前にガハラさんのお願い事確認。
一体どんなことをさせられるのかと気が気でない阿良々木くん。
普段の夫婦生活の結果がこんな状態です。


「今夜は私に優しくしなさい」
さて、この台詞をどう捉えるかは読者視聴者様次第です。
とりあえずお赤飯炊かなきゃ。
流石に照れて、でも無表情を作ろうとして失敗しているガハラさんの顔が最高です。


風邪を治すために全裸で抱きあって眠っていたファイヤーシスターズ。
その姿を見てドン引きの兄ちゃん。
色々な意味でマズい光景です。
肉付きがエロくてしょうがない。





百合姉妹は今日も行く。
「正義の味方ごっこも大概にしろよ」
「ごっこじゃなくて、正義の味方だよ、兄ちゃん」
「正義の味方じゃなくて、正義そのものだよ、お兄ちゃん」
「「行ってきます!」」

僕の誇り、僕の自慢の妹たち。
“偽物”故にきっと何よりも“本物”に近い彼女たち。
ファイヤーシスターズは火のついた花火のような勢いで
出撃していったのだった。
「かれんビー」完