
既に発表から数日、色々な場所で取り沙汰されているこの作品。
『アーランド』シリーズの原点、『ロロナのアトリエ』が何故か他の『トトリ』『メルル』と違い、
普通のvita移植版『plus』では無くて、PS3にもプラットフォームを広げた、と言いますか、
うん、何故敢えて『ロロナ』だけそんな事になってるのかわかりませんが兎に角。
『新ロロナのアトリエ アーランドの錬金術師 始まりの夢』だったかな、
何だか物凄い長い名前になって発売される様です。
キャラモデルとかを頭身上げて、今の『黄昏』シリーズに近い感じにするのかな、
確かに綺麗と言うか、いやまぁ勿論嬉しいわけですけど。
頭の片隅に常に居座り続けるクエスチョンマーク。
ロロナ・くーちゃん・人形使いの子(名前忘れました)という、
『こじか』トリオにまた会えるのは素敵ですが、
発売日次第ではあんまりプレイ出来ないかもなぁ………。

またしてもこの1話で事件発生まで走り抜けるんですかね、ですよね多分。
そろそろこのスピード感、というか拙速感にもなり始めた中盤戦。
続々と世界の希望である“超高校級”が命を落としていく中、
果たして次の殺人を犯すのは誰なのか、そして殺されるのは誰なのか。
今回は割と頭を使うというか、これまでの2つの事件と違い、計画性が窺える内容。
是非とも推理を楽しんでください、そこまで複雑でも無いですし。
それでは宜しければ続きからご覧ください。
今回の当ブログ内リンクはこちら。
CHAPTER.3-1
CHAPTER.3-2
CHAPTER.3-3




チャプター2の冒頭で苗木くんのシャワーシーンがあった様に、
チャプター3の冒頭は朝比奈さんのサービスシーンから。
まぁこちらは単に原作通りなだけなんですけど。
で、不安で眠れない夜を過ごす、さくらちゃんに次ぐ巨乳キャラの朝比奈さんは、
精神安定剤であるドーナツを求めて食堂に向かう途中、
大浴場の脱衣所から漏れる緑の光に引き寄せられて中を伺うと、
そこにはどこかで見た様な顔が闇夜に浮かんでこちらに嗤いかけてきました。
そりゃ朝比奈さんじゃなくてもビビる。
あ、千和さんご結婚おめでとうございます。









それはそれとして。
例によって事件を1つ解決する度に新しい場所が解放されるイヤらしい仕様により、
今回は校舎3Fに行ける様になって早速探索タイム。
いい加減皆も手馴れてきましたね、イヤな馴れですけど。
左上の教室2つは何もないのでスルーとして、中央にある娯楽室、
右下にある美術室と美術倉庫、左下にある物理室と物理準備室。
3Fにあるのはこれだけ。
まぁプールと図書室しかなかった2Fよりはバリエーションがあります。




で、これまた恒例の、探索の後の報告会。
何故左下と右上に別れて座っているのか、というか右上に容姿が濃いのが集まってるのか。
石丸くんは魂の兄弟分が無惨に処刑されたショックで失語症に陥ってます。
失語症どころか目も虚ろで、放っておいたら衰弱死しそうなレベル。

これもある意味恒例ですね、ここまで来ると恒例と言うかテンプレというか。
モノクマからまたぞろ体育館へと呼び出しを受ける生き残りの面々。
例によって例のアレです。
駆け足でゴー。

体育館には一足先に別行動を取っていた十神くんと腐川さんの姿が。
はっちゃけモードで前回の“学級裁判”を盛り上げてくれた翔ちゃんは鳴りを潜めて、
今は普通に可愛い根暗でヒッキーでピーキーな冬子ちゃんモード。
くしゃみをすると人格が入れ替わるとか何処のランチさん。



今回モノクマが用意した“動機”はお金。
ベタと言えばベタですし、100億円は確かに大金ですが、
ここには各分野で成功を収めて大金を得ている人も少なくなく、
更にはこれまでの動機と違って、精神的に追い込まれる類のものでもないですし。
や、勿論命に関わる多大な借金がある人が居るのかもしれませんが、
それもこれもここを無事に出られたらの話ですしね。
要するに“動機”としては微妙というか。
『2』まで合わせても一番どうでもいい“動機”な気がしてならない今回の内容。




「人の命は金では買えんのだぞ!」
案の定皆の反応は鈍いというか呆れと言うか肩透かしと言うか。
さくらちゃんに至っては普通に説教してます、マジ天使。
私の中で一番可愛いのは腐川さん、次が霧切さん、3位が十神くんなのですが、
誰が一番好きかと聞かれるとやっぱるさくらちゃんですよねー。
さくらちゃんに対する罵詈雑言なんて未だかつて聞いた事が無いです。
“漢女”という次元すらも超越した崇高な存在、それがさくらちゃん。




「誰かお金に困っている人がいるんじゃない?」
「よせ、仲間を疑うなど醜い事この上ない」
全くその通り。
さくらちゃんは良い事言いますね、うんうん。
こうやって唐突なさくらちゃん推しを始めると、
このチャプターでさくらちゃんが事件に関係するんじゃないかと思われそうなのがアレですが、
別にそことは関係無くさくらちゃんはいつでも天使なだけです。




さて、状況が一段落したところで、
ようやく朝比奈さんから今朝方の幽霊目撃談について相談が。
というわけで暇してるメンバー全員で大浴場までやってまいりました。
相変わらず霧切さんのスカート短いな、前も言った気がしますけど。
で、明らかに怪しい、1つだけ開いたロッカーの中に見つけたのは1台のノートPC。
図書室にあった壊れたモノで、ちーたんが生前自分の部屋で弄ってたヤツですね。




「おはよう、御主人たま❤」
お風呂場にだけは監視カメラが無い事をきちんと把握している霧切さんは流石。
というか黒幕は何故お風呂場という、
真っ先に付けるべき場所にカメラ置かなかったんでしょう。
そして何故その映像をプレイヤーに見せてくれなかったのか。
まさに絶望。
というわけで霧切さんが徐にPCを起動して、ちーたんの生首がこんにちは。



「はじめまして、僕は“アルターエゴ”。
学習型人工知能プログラムだよ」
要するにこの子は人工知能みたいなものですけど、
PC内臓のカメラですっけ、と連動してるんだか何だかで、
兎に角PCの前に誰がいるのか認識出来てるんだったかしら。
自律進化も出来るしこちらの質問にも自然に返答するし、半端無いプログラムです。
流石は“超高校級のプログラマー”の落とし子。



“アルターエゴ”がマスターであるオリジナルちーたんから与えられた任務は、
このノートPCのHDD内に保存されているファイルの解析。
厳重なロックがかけられた、この学園に関する資料と思しきそのファイルに、
自分達の知りたい事が書かれているのでは、そして黒幕に繋がるてがかりがあるのでは。
この“コロシアイ学園生活”における初めての明るいネタに一同は静かに歓喜。



これも切ない話ですよねぇ、
まぁどこまで人間らしい感情育成が進んでいるかは知りませんが、
オリジナルちーたんの姿が見えない事に疑問を覚えた“アルターエゴ”の質問に、
霧切さんの返したストレートな説明、事実を粛々と受け止める“アルターエゴ”。
こうして話しているとまるで生きている様なので、ついつい感情移入してしまいます。



と、ここで生ける屍状態だった石丸くんが覚醒。
戸惑う“アルターエゴ”をちーたん自身だと錯覚しているのか、
衝動的に難しい質問が口を突いて出ます。
お門違いも甚だしいですが、思考回路のベースはちーたんっぽいので的外れでは無い感じ。
「君は、“兄弟”を恨んでいるか?
“兄弟”を止められなかった僕を、恨んでいるか………!?」






石丸くんのその質問から何やら察したのか、
一旦ちーたんのアバターが消え、代わりに画面に現れたのは大和田くんのアバター。
表情も声もまんま大和田くん過ぎて、ちーたんの技術力の高さを感じさせられます。
こんなサンプルデータ、いつ採取したんでしょう、監視カメラにハッキングでもしたのか。
人工ボーカロイドってレベルじゃねーぞ。






仮想の大和田くんに説教されて、1つ何か自分の中で区切りがついたらしい石丸くん。
どういう化学反応か、白髪化した挙句青白いオーラを纏い、
性格も大和田くんが多分に混じっている感じのオレオレキャラに変化した、
所謂1つの石田くん(仮名)状態に変身してしまいました。
「染み込んだぜ………今の言葉が、魂が………僕の中にィ!」







テンション極まって走り去った石田くん(仮名)は置いておいて。
引き続き“アルターエゴ”との楽しいコミュニケーション。
既に一部解析出来たデータの中から、気になるモノとしてピックアップしてくれたのは、
殺された3人の男子生徒が教室らしき場所で仲良くジャレあっている写真でした。
この“コロシアイ学園生活”の開始時に初めて顔を合わせた筈の3人に、
何故このように友達の様な形で遊んでいるデータが存在するのか。
これがこの作品の根底にある謎の手がかりの1つ。
ていうかバターの画像何回も出すのヤメロ。

この後、脱衣所からぞろぞろ出てきたのをモノクマに見咎められて、
誤魔化す為にお風呂に本当に入りに行った女子を覗く男子のシーンは、
まぁ当然ながらカットされてました。
くそう………さくらちゃんのサービスシーンが………。




別の日。
突然脱衣所から聴こえてきた山田くんの悲鳴に苗木くんが駆けつけると、
想像していたのとは違う光景が視界に飛び込んできました。
女子4人に囲まれて土下座をする山田くんの図。
この体型で土下座って結構身体への負担キツそうです。
顔を近づけて頬を染めるなし。



で、何故こんな感じに怒られているのかというと、
どうも夜中に無断で“アルターエゴ”を使用していたのが霧切さんにバレたとか。
この絶望的な状況を打破する鍵を握る“アルターエゴ”が黒幕にバレる危険を冒してまで、
何故そんな行動をとったのか問い質しているわけですが。
どうも初めて女子に相手にして貰えて舞いあがっちゃったとか何とか。
女子っていうか男の娘ですけど、しかもPCですけど。



女子が4人もいて、男子の腰タオル姿程度で恥らうのは朝比奈さんだけっていう現実。
どうも今まで因縁のサウナで汗を流していたらしい石田くん(仮名)。
冒頭の落ち込み様に比べたら、元気になって良かったと言えますが、
色々な意味で痛々しいです、本当に色々な意味で。






さっきの大和田くんのアバターが余計だったのか、
石田君(仮名)が高らかに“アルターエゴ”の所有権を主張し出してさぁ大変。
それに対抗する様に山田くんも自分こそが彼女(?)に相応しいと言い出して、
霧切さんも珍しくお冠。
両者に“アルターエゴ”の無断使用、というか脱衣所への無断侵入を禁止しましたが、
“想い”とは時に人を狂気へと駆り立てるものなのですよね、悲しい事に。
さくらちゃんの脅し文句のシーンも欲しかったなぁ、ちゃんと。




また別の日だったかな。
珍しく部屋を訪ねてきたウニに羽交い絞めにされて慌てる苗木くん。
一緒に風呂入ろうぜと唐突な提案を突きつけられますが、
これは世を忍ぶ仮の姿、黒幕に気付かれない様にお風呂場に集合する為の方便でした。
黒幕が本当に逐一監視しているなら、
男子と女子が一斉にお風呂場で混浴しているのに違和感を覚えない筈はないのに。
そこらへんは言いっこなしで1つ。
くんずほぐれず、淫らな集会が開かれている可能性も無きにしもあらずと考えたのでしょう。




全員集めて何かと思えば、“アルターエゴ”が行方不明になったというかなりの重大事。
当然の流れとして、誰が彼(?)を持ち去ったのか議論が始まるわけですが、
容疑者はこれまた当然の流れで、異常な執着をみせていた山田くんと石田くん(仮名)。
お互いがお互いを犯人だと難癖付けて罵倒し合います。
醜い争い。




ここでもやはり頼りになるのは霧切さん。
事前に“アルターエゴ”には自衛策として、
石田(仮名)・山田両名が近づいたら叫び声を上げる様に指示していたとの事。
部屋の防音云々は省略されてますね、その為に翌日以降の演出を削ったのか。
石田(仮名)くんでも山田くんでもない、その他の人間にはそもそも持ち出す理由が無い。
ならば、という事で十神くんが提示した仮説は“裏切り者”の存在でした。
メタ的にはモノクマの内通者がいるのは確定してますしね。








翌朝。
食堂に集まる人数は更に減って、ついにこの4人だけに。
十神くんや腐川さんら一部のメンバーならいざ知らず、
これまで遅刻はあっても欠席は無かったセレスティアなんとかさんやウニまでいないのは変だと、
各自手分けして校内を捜索する事にします。







3F担当の朝比奈さんが娯楽室で床に倒れているセレスティアなんとかさんを発見。
話を聞く限り、不審者に安っぽいハンマーで襲われたのだとか。
詳しい状況を確認したいところですが、
不審者は一緒にいた山田くんを連れ去ったとかで、先にそちらの捜索に追われる事に。
あの山田くんを連れ去れる人間なんて、それこそそこにおわすオーガ様くらいにしか無理ゲー。
ていうか霧切さんは何処行った。



セレスティアなんとかさんの、もう長いからこれからは“セレとか”さんって呼びますけど、
セレとかさんの証言を基に2Fへと駆け下りてきた一行は十神くんと合流。
ついでにいつの間にかジェノ化してる翔ちゃんにも話を訊きますが、
両者とも山田くんも不審者も確認していないという事で進展は無し。







とか思っていたら図書室の中に、頭から血を流している山田くんを見付けて状況進行。
床にはやっぱり凶器のハンマー。
更には遅れて図書室に到着したセレとかさんから、
襲われた際に山田くんを連れ去る不審者の姿を激写したデータを見せられて一同困惑。
ゲームの時もシュールさが酷かったですが、アニメだと更に安っぽく見えますねロボ。
というわけで今回の容疑者のジャスティスロボさんです。
余りの荒唐無稽さに十神くんも絶句。





山田くんが保健室で休んでいる間に、
他のメンバーで手分けをしてジャスティスロボ探しに奔走。
山田くんのこの映像、血を拭き取ったら全く怪我してないわけですが、いいのかコレ。
各々が虱潰しに校内を探し回る中、突然響き渡るセレとかさんの間の抜けた悲鳴。






悲鳴を聞きつけて集まった一同に、
セレとかさんはジャスティスロボが物理室の方へ逃げ込んだと証言。
折悪く翔ちゃんがクシャミをして冬子ちゃんに戻ったりもしましたが、
とりあえず一本道な3Fの構造上、ジャスティスロボに最早逃げ場はありません。
追い込む高揚感に十神くんが昂ぶっていると、今度は1Fから山田くんの絶叫が。
次から次へと起こる異常事態に同時に当たる為、ここで二手に分かれる事になります。
十神、腐川、さくらちゃんは物理室へ、苗木くん、朝比奈さん、セレとかさんは保健室へ。




1Fの保健室に辿り着いた苗木くん達は、そこで変わり果てた姿になった山田くんを発見。
床には恒例となった凶器のハンマー第3号。
言及はされてませんが、どんどん大きさも大きくなってます。
またしても起こってしまった惨劇に竦んで一歩も動けない苗木くん達に追い打ちをかける様に、
これまた恒例のモノクマによる死体発見のアナウンス。
これで発見した死体が確実に死んでいる事が無情にも証明されました。




只でさえ冒頭から精神的に追い詰められていた朝比奈さんは、
この駄目押しで気分が悪くなったらしく、セレとかさんに連れられて一旦女子トイレへ。
その間に苗木くんはセレとかさんに指示されて、3Fの十神組に山田くんの死を知らせに行きます。
1Fから3Fまで、今回の事件は舞台が広い広い。




そうして物理準備室に駆けつけた苗木くんに更なる衝撃。
何とそこで石田くん(仮名)の死体も発見してしまったのです。
まぁついでに腐川さんも倒れていますが、こちらは血を見て気絶しただけなので無問題。
ほっとけばその内翔ちゃんになって目が覚めます。
ハンマーもこれで4号、十神くん達も犯人の姿も目撃していないとか。



苗木くんから話を聞いて、山田くんの死体がある1Fに向かおうとする面々。
そこへ丁度朝比奈さんに付き添っていた筈のセレとかさんがやってきて、
更なる異常事態が起こった事を報せます。
少し目を離した隙に保健室から山田くんの死体が忽然と消失してしまったというのです。
ノンストップで立て続けに起こる変事が皆を混乱へと誘うー。






「このままだと全員殺されてしまいます。
“彼ら”の様に………殺されてしまいます」
「死体が消えたなど、信じられん。
立て続けに二件も殺人があった上に、更に死体が消失しただと?」
「え、ちょ、ちょっと待って………!」
「“二件”の殺人とは?」
「石丸も殺されていたのだ、3Fの物理準備室でな」
怯えて蹲る朝比奈さんに、いの一番で駆け寄るさくらちゃんマジ王子様。
未だ犯人の尻尾すら掴めない、まぁ画像はありますが足取りは全く終えてませんし、
そんな相手に怯えて弱音を吐くセレとかさん。
まぁこの人にこの場面でこの台詞を吐いて貰わないとね、やっぱり。
ここ原作と少し台詞回し変わってますかね、何だかそんな気がしますけど。

ここでようやく、気絶した腐川さんを1人物理準備室に置き去りにした事に気付いた苗木くん。
いくら連続殺人事件に動揺していたとはいえ、
犯人がうろついている状況で気絶した女の子を死体の横に放置とか相変わらず酷い話です。
ここでの十神くんとさくらちゃんとの口論もカットされてるー。







で、物理準備室に辿り着くと、腐川さんはちゃんと床に転がってうなされていたんですが、
それよりも圧倒的に問題なのは石田くん(仮名)の死体が、山田くんの死体同様に消失していた事。
これまでの2つの事件と違い、今回は犯人側もかなり気合入れて動いてます。
十神くんも良い難易度のゲームに満足している事でしょう。






2人の殺害及び死体運搬がここにいるメンバーには不可能である以上、
犯人は行方の知れないウニと霧切さんしかあり得ないというのは当然の話。
問題はどちらが犯人か、という事なのですが、
セレとかさんや山田くんが襲われたと思しき時間帯、
霧切さんは食堂で苗木くん達と一緒にいたわけで、
要するに現時点で一番怪しいのはあの模擬刀大好きなウニって事です。








犯人捜しの前に、まずは消えた死体の捜索から。
霧切さんがいない以上、こういった司令塔の役割は十神くんとセレとかさんの役目ですね。
というわけでまたしても手分けして捜索開始。
今回は良く手分けする回だ。
先程までは普通に開いていた美術倉庫に鍵がかかっている時点でお察しですが、
ひたすら皆で捜索捜索、苗木くんは完全に十神くんのパシリになってます。



角度的に絶対見えてますよねぇ、まぁ見えてもドロワーズとかでしょうけど。
というわけで先程まで鍵がかかっていた美術倉庫が再び開く様になっていて、
その中にお探しのブツが2つ、並べて置いてありました。
時間的にもここが事件の終着点。
果たして今回の複雑な事件の全貌とは何なのか、そして行方不明のウニと霧切さんは何処へ。










「思い出したよ、僕は、皆と出会う前から、皆と出会ってたんだね」
「記憶が混在しているようだな」
「………あぁ、光だ、光が広がってく」
「ねぇ山田、誰にやられたの!? 誰がアンタを襲ったの!? 犯人は誰なの!?」
「犯………人………思い出したんだ………。
や………す………ひろ………」
絶命しているかに思われた山田くんが、朝比奈さんの涙で少しだけ余命を伸ばし、
そしてカミーユちっくな台詞と共に、
事件解決に繋がりそうなダイイングメッセージを残して今度こそご臨終。
そしてここでも追い打ちをかけるかの様に鳴り響く、本日2回目の死体発見アナウンス。
絶望が去来するー。

というわけで、捜査パートは次回に持ち越されましたね、
もしかして前半捜査、後半“学級裁判”で一気に終わらせたりとか、あるのでしょうか。
流石に時間的に無理ですよねぇ、でも捜査だけで次回1話分保たせられるとは思えませんし。
うーん、難しいところ。
まぁ犯人はバレバレなので良いとして、問題はその犯行手段。
証拠も出揃ってなければ捜査もまだ始まってませんが、
可能性として大体のところは想像つくのではないでしょうか。
これまでの事件と違って今回はかなり計画性の髙いものですし、
色々と推理して観るのも悪くないかもーです。

特例として苗木くんだけは死んでなくてもEDに映っているので、
これで生き残っている人数とここに映っている人数が互角になりましたね、
着実に数を減らし、もう既に当初の半分くらいになってしまった“超高校級”。
今回の事件が解決されれば遂に過半数を割り込みます。
果たしてこのまま絶望に沈むのか、
それとも“アルターエゴ”という隠し玉から起死回生の希望を掴みとるのか。
物語は後半戦へー。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>