
この様な形で、どうにかツールを使用してクラッシュした外付けHDDの深海から、
『スーパーダンガンロンパ2』のデータを救出して、
画像キャプチャー用にひたすらエンコ祭りを開催中なのですが。
元からなのか、頑張って抽出した事によるものなのか、
一部データが壊れかけていて、音ズレとかあって悲しい限り。

ていうかご覧の通り、1時間強のキャプチャ動画をリサイズやクリッピング、
シャープフィルタなどを掛けて、動画自体の編集は無しにそのままMP4に変更したら、
エンコードに5時間以上かかるとかなんですけど、これって普通なのでしょうか。
それともウチのPCの処理速度が、4月ごろの急病以降落ちている証なのか。
複雑な編集入れてるわけじゃないのに動画の長さの4倍かかるとか、勘弁して………。

さて本題。
まだまだ最終回では無いそうです、
というか私が記事書いている中で12話で終わるの、『デート・ア・ライブ』だけなんですね。
幼女にボロ負けして砕け散った矜持を取り戻すために、幼女との再戦を謀る男子中学生の戦い。
勝っても負けても色々な意味で美味しい戦いってのも中々ないものですが、
残り時間考えるとここで勝たないと拙いか。
ていうか“ピアノ”の人達は結局何の為に出てきたのか。
今回か次回で果たして出番あるんでしょうか。
それでは宜しければ続きからご覧ください。




無言で幼女を撮影する変態が一人。
事務所を通さない撮影はご法度だったらしく、
エミりーも不躾な行為に大層お怒りの様で顔真っ赤。
ていうか結局何も強化された覚えがないんですが、
切は本当に勝算があってここにきているんでしょうかね?







何やらエミリーの抱えている心の歪みとか、
そういう事にまで考えを巡らすとは随分余裕のある事で。
最終的に“人間の死”という概念への理解が欠けているという認識に辿り着き、
勝てないまでも、一瞬でも“死”を実感させられるところまで追い詰めれば、
その歪みがある程度正されて、ひいては祝を安易に殺そうとは思わなくなるんじゃないか。
何だかそんな方向性で頑張るらしいですよ、後ろ向きー。
そんな程度じゃ“死”の概念を獲得出来ないから、こんな子に育ったと思うんですけど。
はて。







あくまで切を敵として認識しないエミリーをその気にさせる為に、
パパの為に大切に植えてある花畑を踏みにじって煽るという悪逆非道な、でも器の小さい主人公。
が、そんな安っぽい挑発もファザコン幼女には効果的だったようで、
何とも言えない感じにリベンジマッチの火蓋は切って落とされました。
自分で自覚している通り、完全にチンピラの所業です、切。











この間の遊園地では相手ペースのまま簡単に接近を許してコテンパンにされたけど、
ここなら木が投擲攻撃や移動の邪魔になって易々とは接近出来まいフハハハハ。
………みたいな?
近接戦闘技術でも明らかにエミリーの方が数段上なので、
ぶっちゃけ切の勝つ道は木に隠れながらの不意打ちしかない気がするんですが。
スタッパー相手に不意なんて打てるのか、色々と賭け。
というかただでさえ血液失い続けているのに、良くそんな全力で動けるな。







戦闘時間が長引くにつれて状況は次第に切の劣勢に。
予想通りというか、木で視界が遮られるこの戦場でエミリーの姿を見失い、
死角から不意打ちをくらって更に流血を重ねる始末です。
寧ろ切の方が死の恐怖を思い出させられているっていうね。







“鮮血解体”の同時存在本数は46本。
その数に物を言わせた縦断爆撃を切は主人公補正で何とか躱し続けますが、流石に多勢に無勢。
めでたくその内の1本が右大腿の突き刺さり、
生まれたての小鹿の様に哀れに地面に這いつくばるのでした。
これがエミリーを油断させて近付く為にわざと1本受けた、とかじゃないと試合終了だぞ。







地べたを這いずり幼女に見下される快感に身悶えしている切。
そんな彼に追い打ちをかける様に、“ノーマ=グレイランド”は空想の人物だと告げるエミリー。
実は冒頭で和も言ってましたが、割と世間では実在派と捏造派が半々くらいらしいです。
要するに佐々木小次郎みたいなもんだと。
………まぁ、だからどうしたって話ですけど。
“断裁分離”は依然として“殺害遺品”なのは確かですし、
それで何が変わるとも思えませんが、切は何故か物凄い衝撃を受けている模様。
自分の厨二病設定を真顔で否定されて二の句が継げない可哀想な子状態です。




いや、どんだけショック受けてんのよ男子中学生。
というわけで己のアイデンティティまで失ったかの様な、
絶望しきった表情のままフラフラと後ずさって自らの足で崖からアイ・キャン・フォール。
こうして幼女とのリベンジマッチは身も心も前回以上に打ちのめされて、
あっさり2連敗となってしまいました。
それでもまだ息があるのは幼女の優しさだと心得よ。




薄れゆく意識の中、切はとある夢を見ます。
これまで全き見る事の無かった、“殺害遺品”所持者は大なり小なり経験のある筈の、
“殺害遺品”のオリジナルの夢。
切もずっと見られていない事を気にしていた、その夢を今こうして見られているという事は、
やはり“ノーマ=グレイランド”という殺人鬼は架空の存在だったという事かしら。
その事実を心の中に受け入れてようやく、オリジナルと向き合う資格が得られた、みたいな。
じゃあコイツは誰だよって話ですけど。
まぁ“ノーマ=グレイランド”なんでしょうね、変な言い方ですけど。







そのまま、殺人鬼“ノーマ=グレイランド”の身体を介して、
彼の殺害現場を生で体験するという貴重な経験をした切は、
余りの凄惨さにメンター振り切れて、一周回って寧ろテンション上がって来ちゃった模様。
蛙の子孫は蛙、これが予告にあった断裁分離・初号機暴走状態の原因か。
オリジナルの実在云々は兎も角、確かに切には“断裁分離”を受け継ぐ資質があったって事で。




一方その頃、忘れられかけているヒロインはようやくお目覚め。
自分に掛けられていた毛布や、本のブクマが開かれている事から切がここに来た事、
そして自分が調べ上げた事を読んで行動している事を知り、
自分もまた切とエミリーがいる父親の墓へと向かいます。
これで暴走した後の精神安定剤も確保出来たし、
いよいよ切が野獣と化して幼女に襲いかかる展開が来るか。




依然として昏睡状態の切を発見し、トドメを刺そうと近付いてきたエミリー。
完全に日が暮れているという事は、あれから30分くらい経過したのでしょうか。
あの右太腿の傷で血が凝固せずに流れ続けたんだとしたら既に致死量な気もしますが。
あぁ、でも傷口にナイフ刺さったままだからいい感じに止血になってるのか。
ともあれ、そんな切の状態なんて気にも留めず、エミリーは淡々と火葬の準備中。
情け容赦ない幼女もいたもんだ。







さぁて、イッツ・ア・ショータイム。
最早手でなんてまどろっこしいと言わんばかりに、
口でハサミを咥える“自殺志願(妹)”モードで起き上った切。
完全に人間辞めた顔してます。
そのまま首振り一閃、すれ違いざまに切り落としたのはライターだけにあらず、
例の“断裁分離”の、『“殺害遺品”以外を紙の様に簡単に切れる』能力の真の発動か。
最早挟んで切っているわけじゃないから、ハサミじゃないよね、コレ。







怖がればいいのか、笑えばいいのか判断に迷う体勢で、
尚も幼女に向けて攻撃の気配を漂わせる1匹のケダモノ。
あれ、ていうかエミリーは二の腕切られただけかい、手首から先が飛んだと思ったのに。
結構血が飛び散ったので傷は決して浅くはないでしょうが、
こんなものは只の傷に過ぎないと持ち前の歪んだメンタルで抑え込んだその脳裏に、
“殺害遺品”の特殊能力の事が思い浮かんで幼女が遂に恐怖に怯える表情に。
その特殊能力は“痛覚増加”という、使えるんだか使えないんだか判断に困る代物。
ただ、幼女の心を圧し折るのには効果的だったッらしく、これで形成は一気に逆転。







切、歯並び綺麗だなー。
というわけで一度折れたら幼女なんて脆いもの。
駄目押しの1撃で完全にメンタルポイントが空っぽになったエミリーは、
年相応に怯えて泣き喚くだけの只の可愛い幼女になってしまいました。
祝が早く駆け付けないと、エミリ-が切に美味しく食べられてしまう流れ。
若しくは他の“受注製品”が助けに来るか。










祝の方が先でした。
というわけでようやく戦場という名の拷問場にやってきた祝は、
全身が鋭利な切り傷まみれのエミリーを発見。
駆け寄るも半狂乱のエミリーは言う事聞かないわ、切への恐怖を祝に八つ当たりするわでもう大変。
祝は祝で切がこんな幼気な幼女を喜び勇んで切り刻んだ事にショックを受けて呆然としちゃうし。
ていうか切は一体何処にいったのやら。
肉体を行使しす過ぎて限界を超えたとかで、どこかに倒れ込んでたりするのかしら。

次回最終回「グレイランド・イズインザハウス」に続きます。
これ、本当に次回最終回で綺麗に纏まるのかしら………。
とりあえず切が暴走したお陰でエミリーと祝が和解出来そうなフラグは立ちましたか。
予告を見る限りここでエミリーも死んだりはしないみたいですし。
もうコレ、100%“ピアノ”の出番はないですね、何だったんだ一体。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>