
7月からTVシリーズとして放映するこちら。
再編集か何かして時系列順でやるそうですね。
再編集って言うか、一部はほぼそのまま、むしろ新規カットとかありそうな勢いですけど。
そもそも劇場版の時ですら原作経験者じゃないとよくわからない感じだったのに、
それを再編集して何がどうなるというのか。
というか鮮花PVである『忘却録音』はまぁいいとして、
原作的に一番盛り上がる気がする『矛盾螺旋』が外されてるってのはどういう事なの………。
確かにコクトーと式の話じゃなくて、巴とジョージと、時々赤ザコの話でしたけども。
いや、私は『痛覚残留』があれば何も文句は言いませんよ、能登さんが大暴れしてくれさえすれば。
原作また読み直しますかねー、何回読んでもやっぱ面白いです『らっきょ』は。
ていうか時系列順っていうなら『殺人考察(前)』が一番最初ですよね。
謎。

またまた今回も1話で完結ですね、
これで“審判の日”への門番である“セプテントリオン”7体は全て撃破となるわけですか。
サブタイトル的には最終決戦前の前夜イベントみたいな空気を感じますが、
一応今回も1体斃さないといけない訳で。
前半パートで1体斃して、後半パートで決戦前夜イベント、そういう予測でドン。
とりあえずダイチ、死ぬな。
それでは宜しければ続きからご覧ください。







冒頭から集中治療室に詰める悪魔使い達。
自分達が無力なせいでヒビキばかりがこんな目に遭う事に責任を感じている様ですが。
ダイチはわりと本気で己の無力を嘆いているみたいなのに、
何故イオやアイリの様に高位悪魔が突然降臨したりしないのか。
ていうかイオ、一応ルーグは登録されてるんですね、流石に使えないでしょうけれど。
後は俺達が何とかするから、ヒビキは寝ていていいというジュンゴがマジイケメン。







最近出番の無かった、ビフロンスと、ボティスでしたっけ?
ボティスの方は“セプテントリオン”の一員としてその内戦うのかと思っていたのですが、
戦うどころかあんまり出番も無いままここまで来ましたね。
それとも土曜日担当だったりするのかしら。
あくまで人間に加担するアルコルを捨て置けず、
強制的に排除しようとするボティスを一蹴するアルコルは、
まぁわかっちゃいましたが強いんですねー。
ボティスが消滅したのを見て途端に媚び諂うビフロンス萌え。



今回もOPは無かったわけですが、やはり尺的に一杯一杯なんですかね。
火曜日に3話使ったのが明らかにやり過ぎだったと言わざろうえません。
というわけで7日目の土曜日。
ヒビキにこれ以上負担をかけない為に、新しい悪魔を物色中のアイリとダイチ。
アイリは「ローレライよりも強い悪魔がいない」とお嘆きの様ですが、
ダイチの前で何と言うブルジョワ発言かましてくれてんの、この娘。




3人が悪魔オークションに精を出している裏で、
恒例の茶碗蒸しを調理してきたジュンゴ。
イオも手伝ったとかで、可愛いエプロン姿まで披露してヒロインアピールを欠かしません。
しかしエプロンが小さく見えますなぁ、幅的に。







そのまま茶碗蒸しを食べながらの歓談中、
今更ながら、お互いの事をよく知らない事に気付いて自己紹介タイム入りました。
ダイチが妙によそ行きの就職面接みたいな挨拶しているのが微笑ましい。
頑張れワカゾー。








そのままダイチの提案でメアド交換をする事になり、
全員が携帯を取り出して突き合わせたその瞬間、
狙い澄ましたかのように“死に顔動画”が全員に届きます。
洩れなく全員という事でヒビキあたりがまた死ぬのかと思いきや、
死亡フラグが立ったのは何とここにいる5人全員という大盤振る舞い。
見たところ全員同じ死因っぽいので、要らない子が間引かれるって事は無いのか。
もしくはその逆で、この危険な場面を乗り越えるには、
誰か一人が動画通りに死ななければならないとか、そんな可能性も無くはない。
誰かが犠牲になるのなら消去法的にヒナコでお願いします。







土曜日担当“セプテントリオン”はベネトナシュ、その能力は、
「すべての攻撃を受けつけない」
「これまでの“セプテントリオン”の性質を併せ持つ」
「悪魔を強制的に帰還させる能力を持つ」
以上3本でお送りします。
“小学生が考えたオリジナル悪魔”みたいなチートっぷりですね、最初からコイツ出せ。
ていうか金曜日の“無限増殖”の性質持っているだけで詰みな気がするんですけど。
………あぁ、その為にイオのアプリにルーグが登録されていたのか?
「“力”を持つ者は責任を果たさなければならない。
それが有能なものに課せられる試練だ………全員、出撃」
「言われるまでもないでぇ!
私らはアンタの命令やのぅて、自分らの意思で出撃する!」
「局長、アンタは?」
「無論だ、全力で相手をしてやる………神を、滅ぼす」
ついにフミ博士やマコトさんまでも投入しての総力戦。
各地を瞬間的に転移しながらジプス支局を圧倒的な火力で沈黙させる相手に、
何をどうして戦えば勝てるのか不明ですが、ここが1つの正念場。

アイキャッチは予想通りのヤマト局長。
偉そうな事をいうだけの事してるのはまぁ理解しているので、休みが無いのは兎も角、
食事の暇がない時にたこ焼きって………。
幼少時、車の中から見たたこ焼きの出店が余程印象に残っていたという事なのでしょうか。
常にジプス東京の調理室にはたこ焼き器とか冷凍たこ焼きが用意されてるんでしょう。
ツッコんだら負け。













眠り続けるヒビキは夢の中で自身の過去を回想中。
幼少期から死んだ魚の様な目をしていたんですね、あの特殊な精神性の原因は両親かよ。
そして無気力に虐められるヒビキを身体を張って守るダイチのイケメンっぷり。
ていうかこういうの入れられるとダイチがこの後凄い死にそうなのでヤメテクレ。
この頃がダイチの格好良さのピークだったっぽいのは残念な限りですが、
てっきり高校からの知り合いかと思っていたら、付き合い長いんですねー。
最近ヒビキ×ヤマトが安定してきたというのに、
ここでヒビキ×ダイチ推しとは………ていうかヒビキにとってダイチは本気で恩人じゃん。
あんな機械的な家庭の中で心が死ななかったのは完全にダイチの力。







ヒビキの目覚めと時を同じくして、国会議事堂に攻め寄せたベネトナシュ。
一撃で国のお偉いさん諸共議事堂を吹き飛ばし、ジプス東京と直接相対します。
例によってヤマトは躊躇なく龍脈の力を使用して戦闘態勢、
各悪魔使い達も戦闘態勢に入り、ここに“セプテントリオン”による最後の試練が開始します。
“審判の日”を迎える為の最後の門番。




ヤマトが龍脈の力で敵の火力を正面から受け止めている間に、
一番手のベルセルク、ネコショウグン、ベケトの3体が上空からアタック。
ダイチはブフ系ばっかり使うなぁ、アガシオンとかオバリヨンもいるのに。
全ての攻撃を受け付けない割にはしっかり身体に穴とか開いてるんですが、
攻撃無効化じゃなくて超速再生の方なのかしらね。








援軍としてヤマトが片手間に召喚したバアルとケルベロスも加勢。
代償は支払っているとはいえ、局長凄過ぎ。
更には第2陣のローレライ、そして普通に召喚、使役出来ちゃっているルーグも投入され、
気が付けばベネトナシュは見るも無残な状態で地面を転がる事となりました。







まだまだこちらのターンは終わりません。
マコトさんの新調された悪魔召喚アプリから喚び出されるのはパワーでは無くパラスアテナ。
『聖闘士星矢』を思い出すフォルムだなぁ。
右手の大剣でブッスリと突き上げて終わりかと思いきや、
ベネトナシュは何だか妙な雰囲気で怪しく光り出した後、
分離した一部が不思議な音波を発生させ、その干渉を受けた悪魔がエラーを起こし始めました。
これが「悪魔を強制的に帰還させる」という能力か、狡りぃ。







凄いなフミ博士、トランペッターか。
というわけで相手の奥の手を警戒して別行動を取っていた博士は、
相手の“悪魔強制帰還能力”を解析、対抗する音波を生じさせて相殺を目論みます。
流石は博士、一味も二味も違うぜ。







が、今度はそんなフミ博士の“死に顔動画”がマコトさんの携帯に。
トランペッターの小細工がベネトナシュにバレて、本体側から長距離狙撃されてます。
マコトさんが動画内容を確認する間もなく、淡々と自分の死を受け入れたフミ博士は、
「“審判の日”を代わりに見といてよ」と軽い調子で最後の会話を交わし、
そのまま綺麗なお星様になってしまいました。






トランペッターによって能力は封じたものの、既に影響を受けた端末には影響が残り、
依然として悪魔が召喚出来ない状況に打つ手のない一同。
それを受けてヤマトは仕方なく自らの肉体を以て反攻に転じ、
ベネトナシュとまさかの空中戦を展開し始めます。
最早悪魔使うよりも本人が戦った方が強いんじゃないか疑惑。







ヤマトが本体とドラゴンボール的展開を繰り広げている頃、
分裂したベネトナシュの欠片はそれぞれ無力化した悪魔使い達を追いかけ回し。
まずアイリと、それを庇ったジュンゴが爆炎の中に姿を消しました。
ちょ、本当に最後の“審判の日”を前に余計な人員を間引くつもりじゃないだろうな。









残るイオ、ダイチ、ヒナコ、マコトも同様の状況。
まずヒナコが轟音と炎に包まれ、次いで残り3人の命も風前の灯火となったその瞬間。
割って入ってきた巨大な鳥の影。
ヒーローは遅れてやってくる。







朱雀の献身的な犠牲によって無事に再会できた4人。
ヒナコやアイリ、ジュンゴ、フミ博士が脱落した事を聞き及び、ヒビキは衝撃を受けますが、
状況はまだ仲間の死を悼む事が出来る様なものではありません。
マスターの慟哭に呼応する様に激しさを増すビャッコの攻撃が、
1つ、また1つと墜とされていくベネトナシュの欠片。
しかし最終的には敵の攻と相打ちになり、これでこちら側の悪魔は全滅。






悪魔がなければ素手で殴ればいいじゃない。
というわけで例の龍脈界王拳を発動し、ヒビキもまたドラゴンボール的展開へ。
その怒りはベネトナシュでは無く、
結界を解いて攻撃に転じ、仲間を見殺しにしたヤマトに全面的に向けられております。
本当に毎回仲がいいなぁ、ヒビキ×ヤマトは。
ベネトナシュの存在が完全にアウト・オブ・眼中カワイソス。







ベネトナシュも色々と構って貰おうと色々しているんですけどね、
お互いの相容れない主張にヒートアップしているご両人には相手にしてもらえません。
放たれた特大の熱線も受け止められ、しかしどうも結構頑張った甲斐はあるらしく、
ヒビキとヤマトの2人がかりでも受け止めるのが精いっぱいの模様。
事ここに至っても何も手助けしてやれないダイチの叫びが周囲にこだまします。







「ヒビキをイジメてんじゃねぇよ!!!」
来たで、この時が。
ヒビキの回想はこれまで積み重なりまくったフラグが遂にここで花開く。
喚び出したるジャアクフロストはバアルやパラスアテナよりも更に上級という、
まさにこれまでの無力感を覆して有り余る、まさしく“力”。
ヤマトもびっくり。







「希望はな………あるんだよ! 俺達はまだ生きているんだからなー!」
2人の“輝く者”よりも輝いてるぜーダイチ!
いやー今回まで観続けて本当に良かったと思える瞬間に出会えて万感の思いです。
代償に結構な人員が退場してしまった気もしますが、これもまた人生の厳しさ。
これでダイチが一気に主役に躍り出たぜ、次回以降戦闘があるのか謎ですけど。




こうして“セプテントリオン”の試練を生き残り、ようやく迎えた“審判の日”。
感慨に耽るヤマトと、それを制止するヒビキ、
「止めたければ俺を殺せ、そうでなければ俺がお前を殺す」と言い切るヤマトに、
「ヒビキは殺させない」と割って入ってくるアルコル。
お前ら三角関係で修羅場ってないで、もうちょっと今回の主役の事も気にかけてくれよ。

次回「結実の日曜日Ⅰ」に続きます。
普通に戦闘しまくりですね、うーむ、しかも最終回ま次々週の様で。
となると次回マコトさんあたりが間引かれても何の不思議もありませんが………さて。
ダイチもどうだろうなぁ、今回で頑張っちゃったから死亡フラグ結構高まっているのが怖い。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>