
曜日の後にローマ数字が無いという事は、木曜日は今回だけで終わりですか。
となると、残り3~4話で金曜日と土曜日をやって終了の流れ。
意外と何とかなりそうですね、駆け足になるのは相変わらず否めませんが。
前文は出来る限りこうして短めで今後は行こうかなーと。
そうは言っても鳥頭なので、すぐに忘れてまた長くなりそうですけどね。
それでは宜しければ続きからご覧ください。




「う………ん………」
「やぁ、おはよう、“輝く者”」
「………ア、アルコル!?」
「そう、“憂う者”アルコル」
「な、何故ここにいるんだ!?」
「『帰れ』って言われなかったからね………迷惑だったかい? “輝く者”よ」
いきなりホモホモしい展開から開幕です。
ていうかヒビキが起きるまでずっと寝顔を見つめながらニヤニヤしていたのでしょうか。
最近ヤマトがデレ始めてヒビキと良い感じにカップリングが成立し始めて、
その割を食ってダイチがどんどんぼっち化していっているというのに。
こらまた面倒な事になってまいりました。




「緑茶はないのかい? “輝く者”よ」
「………珈琲しかない」
「そうか、でもこれは折角君が淹れてくれたものだ、大切に飲もう」
何でこう、一々台詞回しが狙っているかの様な文面なんだ。
そこに穏やかな櫻井ボイスが妙にハマっていて、態度も非常に好意的で。
結局“輝く者”って何なんでしょ、ここまでご執心になるってのは。



ヤマトが目指す完全実力主義の世界。
それはそれで認めながらも、アルコルの望む形とはズレている事から、
彼はヒビキに良い一層の期待をかけているっぽい、だからこそのこの態度みたいな。
未来を左右出来る様な、『女神転生Ⅲ』での“コトワリ”持ちみたいなものか。
あれ、 『女神転生Ⅲ』であってる?



いい笑顔に赤面する頬。
ヒビキ、まぁダイチもか、同性相手に頬を染める回数が多いのはどういう事なのか。
アルコルも事ある毎にソレっぽい台詞ばっかり並べ立てるし。
お前は渚カヲルか。







ダイチとイオが部屋に入って来て、ようやくピンク色の雰囲気がギャグなコメディのノリに。
比較的之まで面識があるヒビキと違って、ダイチ達からしたら突然現れた変な人ですものね。
2人揃って部屋に入ってきた途端騒ぐだけ騒いで修羅場形成。
全員ヒビキラブなので、本当に修羅場なのも困り物。




「えっと…その………ちょっと浮いてるんですけど」
「え? あぁ、そうだね、つい浮いてしまうんだ」
「………ホントに人間じゃないんだ」
「アルコル、人前では地面に足を付けるんだ」
「君が言うのなら、そうしよう。………大丈夫か? 顔色が悪いが」
「や、大丈夫………」
「本当に大丈夫なんだろうな、あの赤いの」
「私達がしっかりしないと」
何だかこのまま日常に普通に融け込みそうですねぇ、アルコル。
五月蠅い事言いそうなクリロナも都合よく前回排除されてしまいましたし。
あれ、そういえば全員、あの心の傷は払拭されたのでしょうか。
パっと見、すっかり立ち直っている様に思えますけど。



「うん………地面を歩くとは、難しい動作だね」
「………こんなのが“セプテントリオン”だなんてな」
「う、うん………」
「右足と左足、どちらから歩み始めたら良いか、悩むところだね」
「それは、どちらでもいいと思います」
「曖昧な事を言うんだね」
「あ、あは………」
ヒビキがこれからの事を真剣に思い悩む横で、アルコル中心のコントは恙なく進行中。
流石に1曜日1“セプテントリオン”の縛りがあるので、
このままギャグ回で終わらせる事はあり得ませんが、果たして。
前回と違って、今回はビャッコ&スザク、ケルベロス、キクリヒメ、ローレライと、
善戦力を1体に集中出来るわけですし、速攻で終わってもおかしくはないですが。
ていうかホント、アイリが感情の昂ぶりでローレライ呼び出せたのなら、
ダイチも本気出せばもっと上へいける筈なんですよね。
手持ちの悪魔全部合体させたらどうにかならんものか。




ヤマトは無理な能力の書き換え連発で内臓がもうボロボロ。
これは最終決戦時にヒビキを庇って死んで、
結果的にヤマトとの決着も有耶無耶のままに終わらせるフラグか。
心配して寄り添うケロちゃんがモフ可愛い。
これだけ苦しくても常時リアライズさせてるんですものねー、アニマルセラピー効果でもあるのか。




珍しくイオ以外の女性陣が揃い踏み。
ていうかアイリ、意外と胸大きかったんですね、
イオには負けますが、マコトやヒナコには勝ってる様に見える恐ろしさ。
というわけで今回の“セプテントリオン”対策の主軸はこの2人。
珍しくヒビキやヤマトが楽を出来そうな展開。

すげー所に出て来たな。
というわけで木曜日の“セプテントリオン”アリオトさん(全長50km)です。
札幌上空、というか最早半分宇宙くらいの高度に座してますけれども。
流石にここまではヤマトやヒビキの使役悪魔でも到達し得ないという事で、
アイリとヒナコに白羽の矢が立ったとの事ですが、コレ、ローレライやリリムでも届くのか?

今回のアイキャッチは再びのアルコルがピンで登場。
1話で木曜日を終わらせる為に詰め込んだ影響か、そういえばOPも無かったですしね。
各項目に対する回答が良い感じに面倒くさいのもまた一興。
コイツとも最終的に戦ったりするのかなー、一応“セプテントリオン”なわけだし。




さて、北海道の特設会場にて、それぞれシヴァとカーマを召喚する準備に入る2人。
ちょ………ヒナコのリリムはまだいいとして、アイリのローレライは前回だけでお役御免ですか。
というかカーマも大概ですが、シヴァ神って………。
メガテンシリーズで最高ランクのチート悪魔じゃないですか、四聖獣が雑魚に見えるくらいの。
いいのか、そんなんヒナコが持っちゃって。




「シヴァは舞を好む」とか何とかで九条流舞踊のヒナコが召喚に適任なんだとか。
どうもシヴァとカーマは今回だけのスポット参戦っぽい?
普通なら制御不能の2体を召喚サポートシステムと2人の女性の魅力で誘き出そうと、
何だかそういう感じだそうです、いやらしい。




生娘の色香(笑)。
流石性神カーマ・ス-トラ、こっちが好むのは生娘だとかで、
それで何故イオじゃなくてアイリなのか、ジプスのコンピューターはよーわからん。
いやまぁ、胸以外の色香はアイリの方が上ですが。
というわけで衆人環視の下でストリップ開始かと思ったのに、
空気を読んだのかヘソチラだけで飛び出してきた気の早いカーマさん。
あと10秒くらいだけでいいから我慢してくれていれば、きっと桃源郷が………いや、言うまい。







「シヴァよ、お前の瞑想を邪魔する快楽と色香の魔王だ。
………さぁ、その怒りで貫け!」
アイリのヘソで召喚されたカーマはレギオン部隊に拘束されて所定位置へ固定。
そこは丁度シヴァとアリオトを一直線で結ぶ、その線上。
何て酷いシナリオでしょう、いくらなんでもカーマが哀れでなりません。
全てはアイリのヘソが悪い。
というわけでアリオトはあっさりと撃破されてしまいました………カーマごと。
流石『驚愕の木曜日』、確かに驚愕の決着です。
アルミサエルか何かにロンギヌスの槍を投げたエヴァ零号機的な終わり方。




“セプテントリオン”は撃破しましたが、寧ろ木曜日の本題はここから。
コアは破壊したものの、これまでの敵とは違い、消滅する気配も見せずに、
全長50kmはあったアリオトの残骸が札幌に落下してきてさぁ大変。
避難はある程度終了しているとはいえ、ジプス職員を始めまだ残っている人がいるので、
どうにかしないといけないわけですが………結界で受け止めるには大き過ぎますしねぇ。







まぁ、結局何も出来ずに札幌終了のお知らせだったんですけども。
というわけで後味の悪い勝利を祝してヤマトからのささやかな晩餐会のプレゼント。
これ程までに空気の悪い食事風景は中々あるものではありません。
皆、目の前で壊滅した札幌の街並みを悼んで終始沈痛な面持ちです。
更にヒビキがまた具体的な考え無しに甘っちょろい意見をするもんだから、ヤマトも少々ご立腹。
足並み揃わんなーこのメンバー。




ここでようやく晩餐会の本題。
全ての“セプテントリオン”を撃破した後の事について、
宝津院家の都合の良い世界にするつもりなんだろうと責めるヒビキに、
ヤマトはそんなものは関係無く、私は私の意思のままに進むだけだ、と。
「世界の摂理は私が書きかえる。『有能な人間が支配する新たな世界』にな」



全てを知って従えぬというのなら好きに死ね。
そういって席を立つヤマトを追いかけるヒビキはエレベーターの中で2人きり。
顔が近い顔が近い、絶対に狙っているだろ、この構図。
「ヒビキ、お前は最後の時まで私の側にいろ」




「明日の作戦が確定した。新田維緒、君には明日、死んでもらう」
というわけでついに最近影の薄いヒロインがお亡くなりになるそうです。
比喩表現なのか、文字通り生贄人柱となって例の宝津院家の秘宝を起動させるのか。
EDも次回予告も入れられないくらい一杯一杯だった様ですが、
こうして木曜日は終了。
審判の日魔で、残すは後2日。
果たして今いるメンバーは全員生き残る事が出来るのか。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>