

原作どこまで読んだんですっけねー『一騎当千』。
最近やたらとブラウザゲーの宣伝広告が目につくので一度クリックしてみて、
懐かしい顔の中に知らない可愛い子がいるなーと思ったら左慈老師でした。
確か8巻くらいまでは読んだんだったかしら、いたような、いなかったような。
アニメも3期まで、飛ばし飛ばしで観たもので、あんまり記憶にはないんですけど。
最初から登場していた南陽四天王の左慈が偽者だってのは覚えてるんですけどね。
左慈は左の子ですね、右はそれまで一番好きだった典韋です、今でも好きですけど。
イラスト的には結構表情豊かですけど、原作ではどちらもあんまり表情変わらない系なので、
やっぱ私はこういう女性キャラが好きなんだろうなーと再認識したり。
典韋は司馬懿にだけは凄い甘えてた様な、聖母の様に信仰している残念な子。
史実では司馬懿の登用って典韋が亡くなった後なので全く接点無い筈なのに………。

では本題。
何かが起こらないわけがない、不穏な“醜聞”主催のパーティーの開幕です。
“醜聞”自体も、何が目的で活動している団体なのかさっぱりですけど、
少なくとも単純な味方でない事は確かですよねぇ。
原作的にはラスボスになりそうなレベル。
アニメでそこまで話が纏まるかは微妙ですけど。
流石に2クールって事は無いですよね、“首吊りロープ”と“ピアノ”倒して、
締めに何かラスボスっぽい敵を倒して終わり、かなぁ。
それでは宜しければ続きからご覧ください。

いい加減病子のこの眼鏡光らせる演出ヤメテクレー、
可愛いキャラへの華麗なる転身を阻もうとするスタッフの悪意が感じられます。
いやまぁ普通に可愛くなられても困るっちゃー困るんですが。
折角のドレスアップ姿なのに………似合ってないですけど。






人の波を掻き分けて奥へと歩を進める間、
こちらの事を盗み見てコソコソと噂をするセレブの皆さんは事情を理解しているご様子。
抑制出来ているとはいえ、“殺害遺品”継承者の参加するパーティーにこれだけ集まるとか、
どいつもこいつも揃って変態ですね、流石です。



「女王陛下、かの魔女をお連れしました!」
「通せ」
そして切たちがステージを見渡せる位置まで来たのを見計らったかの様に始まる、謎の茶番劇。
ご丁寧に初代“髪の女王”と“殺害遺品”に掛けられた呪いの伝承の、
わかりやすい説明でもしてくれるのでしょうか。
“醜聞”って暇人の集まりなんですね。




伝承に忠実なのか、脚色された台本なのかはさておき、
明らかに祝に似ている演技者が目を引くのか、ステージに目が釘付けになる切達を余所に、
病院坂姉妹はパーティーの料理に舌鼓を打っております。
特に何の説明もフォローも無いって事はその程度の劇ってー事。






「………何?」
「似合ってるね、ドレス」
「あ………ありがとう」
口さがない連中は劇の内容と目の前にいる本物の“髪の女王”を見比べて、
下らない会話を交わしていますが、当の本人達はそんな騒音なんて何処吹く風。
完全に2人の世界、の一歩手前くらいですね、若さとは素晴らしいものです。
やはり病院坂姉妹の正装に見惚れていたのとは格別なんでしょうね、祝のはまた一段と。
とりあえず爆発しろ。




そんな甘い雰囲気を終わらせる怪しい使者の導きで、
2人はパーティーの出し物の手伝いを依頼されて舞台裏へ。
招待客にこんな事させる時点で大概怪しい限りですが、素直な2人は特に抵抗もない模様。
毛皮を羽織らされた切も切ですが、角付けられて悪魔っ娘にさせられた祝ェ………。
可愛いけど、可愛いけども。






「ようこそ、我が舞台へ。さぁ、裁判を始めようか」
演劇なんて無理無理無理と動揺する2人を救った天の声。
現れたるは首吊りフェチのエセ執行者。
計らずも、いや向こうは計ってるんでしょうけれど、こうして直接対峙の舞台が整いました。
劇ちょっと観てみたかったですけどね。



「会うのは二度目ですね、先日はご挨拶もせずに失礼しました」
「知っています! 切くんの首に縄をかけた人間だ、忘れない!」
「うぅ………意外に気が強い………好みじゃねーなー」
どういうキャラやねん。
ていうかこの人がここにいる以上、物語の必然として銭形さんも来そうなものですけど、
さて、どうやって入ってくるつもりか。
この人の能力って限定的とはいえ発動しちゃえばチートだもんなー。







というわけで良く分からんネタを挟んで、
どうやらこのまま劇に見立てて衆人環視の下で切を始末するとか、そんな事をのたまう正義様。
自分の能力が強過ぎてつまらないから、もっと強い相手と戦う充実感を味わいたいが為に、
己の強さを誇示したいが為に“殺害遺品”継承者との戦いを望むとか何とか。
その割には1vs1では無くて、別の継承者同士を衝突させて漁夫の利を得ようとする戦い方で、
それで満たされる自己顕示欲というのも如何なものかと。







「殺人鬼の力を望んで利用するってのは、何より重い罪だ」
この人の能力のチートなところは、有罪判定の基準が主観的なところですよね。
普通に考えたら理不尽な内容でも、コイツ自身がそれを本気で有罪だと思えば死刑執行とか、
しかも一度発動した縄は自発的に回避不可能というおまけ付き。
更にはパッと見、戦闘光景は限り無く地味って言う困った仕様。、




そしてそのまま舞台の幕が開き、現れたのは物凄い長いロープで首を釣る毛皮の少年と、
檻に囚われた謎の悪魔っ娘、そして何故か悦に入っているエセ聖職者という組み合わせ。
病院坂姉妹も事態の深刻さが分かっていないのか、困った顔をするだけで、
今すぐ駆けつけてどうこうしたりはない様子。
1vs1では無敵でも、第3者がとっとと“殺害遺品”を奪えばいいだけの話じゃないのかしら。






死んだふりからの奇襲も寸でのところで失敗して。
左手1本で自分の全体重を支えて持ち上げるとか、戦闘時の切の運動能力は相変わらず異常。
いい加減そろそろ病院坂姉妹も動けという話ですが、
何でしょう、もっと大きな計画みたいなのがあるんでしょか、“醜聞”側の。
観客も戸惑うだけで特に誰もツッコみいれないし。






「酷いな、パーティーが台無しだ。ゲストは丁重に扱えと言ったのに」
舞台上の鋏戟を余興だと思いこむ観衆の中で、一際目立つ髪と胸の華美な女性。
“醜聞”側のお偉いさんか、新しい“殺害遺品”の所有者か、もしくはその両方か。
この人はこの人で傍観するだけで、結局は切自身が正義様をどげんかせんとあかん事に変わりなし。
可哀想ですけどそれが主人公の宿命ってもんです。







で、まぁ色々戦闘頑張りまして、いやホントにそう言うしかない感じで、
最終的には切の鋏が一矢報いるも、そのせいで更に罪が重なってロープの力が強まり、
切は見事に首吊り死体になってしまいましたという感じで。
“クライムエッジ”も取り落としてしまいましたし、
流石に第3者の介入がないとどうしようもない状況なんですが、さて。



とか言ってたらCパートで勝利に安堵した正義様が背後から撃たれたっぽいですけど。
また凄いところで終わるなぁ、撃ったのは銭形さんか、さっきの金髪さんか。
銃型の“殺害遺品”とかだったらこれまたどうしようもないですけど。
これでいいのか主人公。

次回「リリカル・ナイト・フライト」に続きます。
とりあえず祝が喘いでいるのと金髪さんがやたら出張っているのは分かりました。
予告カットに正義様が全くいなかったのが凄い不穏なんですが、
もしかしてアレでお亡くなりになった感じ?
ザワザワ………。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>