この間の『ヴァンパイア騎士』と一緒に買ってました。
昔懐かしの、ガンガン黄金期の漫画の一角。
途中で読むのを止めてしまっていたので記憶にないところから全巻買ってきたら、
まだ終わっていなくて「………アレ？」という感じ。
wikiったら全３７巻だそうですよ、まだこれから６巻もあるんだ、ナンテコッタイ。
相変わらずギャグとシリアスの強引な配合が絶妙で、
ここらへんは当時の他のガンガン作品にも通じるところがありますが、
『南国少年パプワくん』とかね。
戦闘シーンの格好良さとかヤバいですよね、『ハーメルン』は特に。
その内また駿河屋で注文する時にでも続きを買いましょう。
続編も現在絶賛連載中なんですっけ。
良い漫画はいつまで経っても良いものです。
当時の私は、いや今でもか、ライエルとサイザーの初心なカップルが凄い好きでしたとも。
個別で好きって言われたら男性はクラーリィで女性はオカリナなんですけど。
サブタイトル的には嵐の前の静けさ、これから始まるデスゲームへの、
前準備的な回に思えますけれども。
新しい〝殺害遺品”所有者も出てきそうですし、前回登場した２組の掘り下げもあるかもですし。
後はいつも通りの祝の愛くるしさと病子のデレでお願いしたいところ。
それでは宜しければ続きからご覧ください。
流石は神アニメならぬ髪アニメ。
毎回祝の髪型を変えていくスタイルで臨むつもりでしょうか。
髪の長さが毎日リセットされる祝ならではですね、やり過ぎると不審がられますが、
兎に角可愛いので良い事だと思います。
というわけで今日は楽しいオリエンテーリング。
オリエンテーリングって実際にやってる学校あるんですかね？
ウチは〝遠行”とか言って、
朝５時から桜島の周囲を３～４０ｋｍくらい走らされる学校行事がありましたけど。
１人明らかに浮いている高等部がおりますが、敵ですかね、顔的に。
ひーこらひーこら言いながらもオリエンテーリング中は特にイベントも無ければ、
そもそも映像すら殆ど無くあっさりと終了。
疲労困憊の姿や既に斜陽が差している事を考えれば相応に困難なルートだった模様。
とか思ったら３時間程度歩きっぱなしなだけだそうで、意外と普通でした。
運動部からしたら大した話でも無いですよねぇ、そりゃ。
小太郎が超涼しい顔してます。
斜陽のお陰で陰影くっきり。
流石高校生のお姉様方はプロポーションもそれなりに豊か。
顔のデッサンが酷い事になっていても夕陽が全てを優しく包んでくれます。
場の男子諸兄の想いも同じなのか、給水というよりも胸に釣られて人気御礼。
女子は女子で謎の対抗意識を燃やすという事で、何だかんだで皆元気です。
若さですよ、若さ。
そしてこれも若さ。
何でさっきから祝やかしこの姿が見えないのかと思ったら、
女子連中で既に班を作っちゃってて深い悲しみに包まれた切は、
ぼっち状態だった病子に浮気したとか何とか。
病子は病子で切の温かい心に触れてこうしてお礼を頑張っていると。
もうこのまま祝から病子に鞍替えしても個人的には一向に構わないのですが。
無表情娘がこうして軽くデレている状態が最高なのです。
とか思っていたら、ちゃんと逢引の約束を取り決めてあったそうです。
具体的な待ち合わせ場所はメールで、とか言ってますけど、
ていうかここ、果たして携帯繋がるのかしら？
小動物の様に可愛い祝がテトテト走り去った後、
服の下にしまってある鋏に手を当て、今夜の密会に想いを馳せる変態が一人。
あぁ、そうか、髪切るわけか、当然の如く。
朝起きた時に〝ラブ・デラックス”状態だと皆ビックリしますからね。
「明日がメインイベントだ、準備は良いかな？」
「会長、それは星座観察の事ですか？
………それとも〝女王”の殺害ですか？」
前回の２人の〝殺害遺品”所有者の件が何も進展していない内に、
新しい〝殺害遺品”所有者がこんな近くから失礼します。
やっぱりさっきの偉そうなバス組が敵ですか、そして〝代償”のお姉さんは当然巨乳。
ここの高等部は胸の大きさを入学条件に定めてたりするんか。
ゆうきゃんは今日も絶好調。
この人の〝殺害遺品”は馬上鞭みたいなヘンテコアイテム。
すげーイケボで〝殺害遺品”オリジナルについての説明をしてくれているのですが、
同時並行で行われている変態行為のせいで全く頭に入って来ません。
「豚の様に従順で、その身に主人の鞭を受けて」
「支配の構図をここに。打たれる者には恭順を」
「打つ者には権威を。
ピシリと音が響く度、その音が人を豚へと変えていく」
「望んで靴を舐めましょう、豚の様に」
「豚の様に」
………お、おう。
髪アニメから唾液アニメにクラスチェンジした瞬間ですね。
まぁこの人達が退場するまでではありますが。
これだけド変態だと余裕で死にそうですね、仲間になる気配なんて無いですし。
見た目がアレなだけで、でも切＆祝も病院坂姉妹も変態度でいったら変わらないか。
変態だらけのアニメです。
集団外泊の夜といえばこれですね、男子部屋ではお約束のえっちぃ本の鑑賞会。
………まぁこのグラビアがエロいかどうかはさて置き、
ていうか何故バナナがこんなに面白く配置されているのでしょう。
こうして他の面々が気を取られている隙に楽々脱出して祝の下へ。
そういえば病子は他の女子と同じコテージに寝ているんでしょうかね。
虐められてやしないかと心配です。
若しくはうっかり注射器を発見されて騒ぎになっていたりとか。
さて、無事にコテージを抜け出した切は、
同じ様に抜け出してきた祝と合流して至福の散髪タイム。
毎回必ず髪を切るシーンを入れる事に、一種の妄執すら感じさせます。
２人とも幸せそうですよね、性的快感まで伴うらしいですし。
「クラスの皆はソワソワしてる。
明日の晩の星座観察、好きな人と見たいって」
「ッ！？」
「やっぱり、好きな人と見ると違うのかな？」
「（何か、良い雰囲気なんじゃ………！）」
「私にもそんな人がいたらな………」
「（………え？）」
「だって、ねぇ、わかんないや、側にいて欲しい人なんて。
いきなり言われても、考え込んじゃうな。」
「（あ、あの、僕の立場は………？）」
切ショック。
本人的には既に半分恋人みたいなつもりで居たら、麗しの姫君はそこまで考えていてくれなくて、
２人の想いのギャップが心に深く突き刺さる月夜の晩。
そりゃまぁただでさえ中学生な上に、この間までまともな日常生活すら遅れていなかった子が、
いきなり恋愛云々言われてもねぇ。
実感わかないのも当然のお話。
「あ、切くん」
「は、はい！」
「星の話は置いといて、悪いけど明日も髪を切るの宜しく！
ホント同じ学校で良かったよね、こういう時便利で」
君にトドメ。
甘い甘い深夜の逢引は、祝の無邪気さ故の言動で切の心が粉微塵に砕ける結果に。
〝スレッジハンマ”でも砕けなかった切を打ち砕くとは、流石は〝女王”様。
お陰様で祝がその後切り出そうとした星座観察デートの誘いを聞く事も無く、
傷心の切は女性不審に陥り、コテージに帰還して引き篭もってしまいましたとさ。
めでたしめでたし。
一方その頃〝断裁分離”から敵認定をされた女子達は、
男子が猥談で盛り上がるのと同様に怪談で盛り上がっていました。
というか病子ここに普通にいるし。
そして意外と皆に受け入れられているという罠。
祝が抜け出していた事すら誰も咎めないっていね。
バイタリティ髙い連中です。
翌朝、夜の星座観察の伴侶探しで女子も男子も浮き足立っております。
かしこも当然の如く切を探して小太郎に訊いてみるも、
返ってきた答えは「コテージで不貞寝している」との事。
折角乙女モードでモジモジしてみたのに、現実は厳しいものです。
更には和と小太郎の良い雰囲気まで見せつけられて、
かしこと祝は更にやるせないテンションに。
そしてこちらは例の唾液会長の〝代償”のお姉さん。
一瞬『イナイレ』からやってきた少年かと思ったら、ちゃんと女性でした。
この顔であれだけ胸が大きいって、何だかズルい。
世間的には控えめで男子生徒に大人気の巨乳副会長との事ですが、
まさか真の顔があんなド変態とは誰も思うまいて。
「貴方に露見男の何が分かるの？」
いつもセットの会長がいないのを良い事に、
ここぞとばかりに論い貶めるお馬鹿な男子連中の言葉を聞き流していましたが、
意外と短気なのか、会長への愛が深いのか分かりませんが、ピシャリと一喝。
ていうか会長凄い名前よね。
前回出てきた〝正義”も大概だと思いましたが。
これで何で副会長はジュリエットじゃないんでしょう。
一瞬即発の雰囲気を祝がエンジェルスマイルで収めようと乱入していったら、
何故か副会長に攫われてボートで湖上デートをする羽目に。
脱いだら勿論凄いんですけれども、
ジャージでボディライン隠れていると男性っぽくみえて絵面的にエロい感じ。
祝の顔も凄い事なってますし。
女性同士で水入らず、湖上のボートという閉鎖空間で宜しくやっている頃、
こちらはこちらで男同士、宜しくやっております。
切や病子と同様に、会長も常に鞭持ち歩いているんですかね。
ホント変態しかいないな、この作品。
場面は再び女子組。
ジャージの色と良い、髪の毛の色と良い、髪型も少しそんな感じかな。
何となくリナリー思い出すのは私だけでしょうか、『ディーグレ』の。
「本当に困った人達よね。
いつもそう、ああして私に近づいてくる」
「副会長さん、素敵ですから」
「だけど、あの連中は本心から私を好きってわけじゃない。
女の子の気持ちなんてどうでもいいのよ、頭にあるのはただ１つ。
『ヤリたい、ヤリたい、ヤリたい、ヤリたい』………。
それだけなのよ、アイツらは」
「副、会長さん………？」
「ホント、男なんて死ねば良いんだわ」
怖いわ。
何だか〝代償”の副会長の方が〝殺害遺品”の所有者である会長よりも、
精神的に不安定ってどういう事なのよ。
凄い非難轟轟ですけど、高校生男子の思考なんてぶっちゃけそんなもんだし、
それを怒っても仕方ないっていうか、そもそも何故この人がそんなにモテているんでしょう。
やっぱり世の中、胸か。
副会長の病的な豹変っぷりに祝が茫然としていると、
そのまま自然な動作で突き落とされ、湖へと真っ逆さま。
自然な微笑を浮かべる副会長が凄い怖いというか、
さっきまでの話の流れで何故突き落とされるのか。
敵は男性じゃなかったんかいアンタ。
夢落ち。
………では勿論無くて、あの後副会長が手ずから引き上げたのか、
それとも会長あたりがフォローしたのか。
目覚めた場所は中等部のコテージを遥かに見下ろせる高等部の宿舎内でした。
恐怖心から一刻も早く扉から出ようとする祝の前に置かれた一通の手紙。
差出人は麗しの唾液フェチな会長さん。
呪われた運命を嘲るような内容で、わざわざ末尾に署名まで入れるあたり、
流石生徒会長、中々に律儀な男の様です、変態ですけど。
ていうか殺すつもりなら寝ている間に殺せよ、っていう話なんですけど。
そもそも湖から引き上げなければいいのに。
殺して願いを叶える為には、正しい作法があるのでしょうか。
誰もいない宿舎内。
完全に閉じ込められている状況に困り果てる祝の足元には、何故か〝クライムエッジ”が。
そして、それを拾い上げる彼女に近付く、様子のおかしい切。
ほっぺたにはご褒美を貰った様な傷痕も見られますし、
何となくあの鞭型の〝殺害遺品”の能力が分かろうというもの。
死んだ魚の様な目のまま、突然襲いかかってくる切から逃げ出して直走る祝。
祝の髪の毛をぞんざいに扱った事で正気でないと判断するあたり、アレですが、
ともあれ逃げ出した先では高等部の先輩方が完全に変態化して行く手を阻みます。
鞭でどうやって戦うのかと思ったら、叩いた相手を調教して従順な豚に変える能力かよ。
所有者がド変態なら道具の能力も変態ですね。
そのまま祝は廊下に押し倒されて完全に１８禁な展開に。
祝の表情と声もエロいですが、醜い豚共の手つきがやたらエロくて困ります。
男しかいないのはそういう限定能力なのか、単に祝への嫌がらせか。
とりあえずお前ら、股を広げようとするなや股を。
そんなヒロインの純潔を救ったのは誰あろう、頼れる僕らの〝クライムエッジ”先輩。
単なる鋏の分際で粋に輝いてらっしゃいます。
ていうか自律稼働出来るんかい、それともあれでしょうか、
基本的に〝殺害遺品”自体は〝女王”に従うみたいな不文律でもあるのでしょうか。
〝切断する”なら兎も角〝斬り付ける”事が出来る鋏って凄いわ。
〝クライムエッジ”先輩の漢気に勇気が湧いたのか、
祝も攻勢に出て、見事醜いロリコン豚共の包囲網を切り抜けます。
ジャージの下を脱がせて喜んだのも束の間、下は何とブルマ着用という抜かりの無さに、
脱がせた萌え豚共も思わず茫然。
若しくはブルマの余りの輝きに心が空っぽになってしまったのか。
げに恐ろしきはブルマの圧倒的な存在感よ。
ブルマじゃなかった、短パンだった………。
何という事でしょう、酷い裏切り行為です、スタッフちゃんと仕事しろ。
そんな視聴豚の声なぞ何処吹く風、祝は操られている切の事を忘れて、
これからは〝クライムエッジ”先輩と２人で強く生きていく事を決めたそうです。
キスまでしちゃってるしね、そこが〝クライムエッジ”先輩の口かは分かりませんが、
完全に相思相愛の仲ですね、おめでとうございます。
そして本当に来たしな、〝首吊りロープ”の正義さん。
そもそも祝の事をリークしたのもお前かよ、祝を囮に使うパターン好きだなー。
というわけで、期せずして三つ巴の様相を呈してきた今回のデスゲーム。
肝心要の切は目下、会長達の卑しい下僕として精力的に活動中ですが、
午前零時になって髪の毛が元の長さに戻った祝の髪に触れて正気に戻るとか、
そんな展開ですかね。
次回「星のワルツ」に続きます。
会長＆副会長の唾液シーンや祝が性的っぽく襲われるシーン等、
謎の見どころは多かったですね、珍しく髪を切るのよりもエロい場面が目白押し。
正直何故これの前に前回のあの件を入れたのか不思議ですけれども、
決着にどちらかの〝殺害遺品”所有者が関わってくるんですかね。
〝ピアノ”の方は無理なので〝首吊りロープ”の方かしら、来るとしたら。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>
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