


「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」チラ見しました。
秋子が可愛過ぎて生きているのがツラいです。
でもこれ記事にすると文面の95%は「ブヒ」で埋まるので自重しようかと思います。
今期アニメ感想どうしましょうかね。
どうせ「ダンガンロンパ」と「TOX」で埋まるので、
「SAO」に追加でもう1つくらいが関の山なのですが。
最初の頃みたいに1記事に5~6個分のアニメ詰め込む形式にしようかしら。
良さそうなアニメがこれだけあるのに勿体無いですよね。

さて本題。
どうも今回でSAO編は終わりみたいな事を他の感想ブログ様で見たのですが。
どうなんでしょう、まぁどっちにしても観る事に変わりはありませんけれど
アスナ姫が変な事にならない様に祈っています。
それだけが心配。
では、宜しければ続きからご覧ください。




幾人もの仲間を喪いながらも、
誰一人退かずに前へ、ひたすら前へ。
猛攻に次ぐ猛攻で最早相手のHPバーは雀の涙。

遂に崩れ落ち光となって砕け散る75層のボス。
感動的な瞬間ですが、この強さでまだ75層なんですよね。
ともあれ、メインキャラに死人が出なくて良かったです。
モブならいいってわけでもないですけど。





「何人やられた?」
「………14人死んだ」
「嘘…だ…ろ………」
「あと25層もあるんだぜ…?」
単純計算してもクリアまでのボス攻略に400人近く死ぬ計算。
人数が経れば個人の負担も増えるし、
クリアに近い程ボスも相対的に強化されるだろうし。
絶望感が場を支配します。






そんな中ただ一人何事も無いかのように直立し続ける団長に、
ある種の違和感を感じたのか突如斬りかかるキリト。
そこで判明する衝撃の事実。
最早人間とプログラムの境目が全然わからない。



プログラムの具現化じゃなくて、
プログラムによって不死に設定されているプレイヤー。
キリトは団長こそが諸悪の根源、茅場であると断定します。
「何故気付いたのか、参考までに教えてもらえるかな」
認めちゃった!




「確かに私は茅場晶彦だ。
付け加えれば最上階で君達を待つはずだった、このゲームの最終ボスでもある」
「趣味が良いとは言えないぜ。最強のプレイヤーが一転、最悪のラスボスか」
「中々良いシナリオだろ?」
ぶっちゃけすぎです茅場さん。
何でそんなドヤ顔なんですか。
もっと大人っぽい落ち着いた人物かと思ってましたよ。
ていうか顔とか声とかどうなっているの。
それも管理者権限で1人だけカモフラージュされてるのか。
どうせならシリカみたいな顔と声でロリネカマ擬態してたら面白かったのに。




神様ずりぃ。
裏切られた事を知り、憤慨して思わず斬りかかる団員その1。
それをまともに迎え撃つ事すらせずに、
システム介入でやり過ごす茅場さん酷いッス。


ついでとばかりにその場にいた全員にまで麻痺をちくちく付けていく、
意外とマメな茅場さん。
アスナ姫も麻痺らされて、喘ぎながら倒れてしまいました。
ちょっと声がエロかった。

事ここに至っては致し方ないらしく、
団長改め茅場さんは最上階の宮殿にてキリト達の到着を待つらしいです。
不死の団長を前面に押し出してようやく勝てたばかりだというのに、
果たして最上階まで辿り着けるのか不穏。




その前に心優しくて茶目っ気のある茅場さんからご褒美。
正体を看破したキリトに、ここで1vs1デュエルのチャンスを上げます。
キリトが勝てばそこでゲームクリア。
不死の癖に何言ってんのとか思いましたが、流石に解除してくれるそうです。
「いいだろう、決着をつけよう」





仲間達の悲鳴や制止の叫びを背中に受けながら、
〝二刀流”を構えて静かに茅場さんの前に歩み出るキリト。
「エギル、今まで剣士クラスのサポート、サンキュな。
知ってたぜ、お前が儲けの殆どを中層ゾーンのプレイヤーの育成に注ぎ込んでいた事」


「クライン、あの時お前を置いて行って悪かった」
「テメェ、キリト! 謝ってんじゃねぇ! 謝るんじゃねぇよ!
許さねぇぞ! 絶対、向こうで飯の1つでも奢ってもらわねぇと許さねぇからな!」
「わかった、向こう側でな」
クラインまじで良いヤツ。
エギルと良い、ソロを通していたキリトにも、
こんなにも想ってくれる仲間がこの世界で出来ていたのです。




そして愛する伴侶。
お互いにただ見つめ合うばかりで、言葉はありません。
「悪いが、1つ頼みがある」
「何かな?」
「簡単に負けるつもりは無いが、
もし俺が死んだら暫くでいい、アスナが自殺出来ない様に計らって欲しい」
「は? ………よかろう」
最後の最後まで男のエゴ。
でも不器用なキリトの、これがアスナ姫への愛情の示し方なのでしょう。
彼女の為に生きると誓ったけれども、
今この場に立っているのは彼女を始めとしたこの世界に生きる全プレイヤーの為。




「キリトくん駄目だよッ、そんなのないよーッ!!!」
お姫様の叫びも虚しく、
この世界の命運をかけた、とてもとても小さな戦いの幕が開かれます。
「これはデュエルじゃない、単純な殺し合いだ」




いつぞやの決闘の再現。
休む間も与えない程、攻めに攻めるキリト。
それをいなしながら要所要所で的確な反撃を返していく茅場さん。
ゲーム設計者である茅場さんの想定を外れる為、
限界を超える力をだそうともがきますが、どうしても鉄壁を崩す事が出来ません。



「ごめんアスナ、君だけは生きて………」
ついに二刀の片割れが耐久限界で砕け散り、
己の敗北、即ち死を覚悟するキリト。
最期の瞬間に心に思ったのは勿論愛する姫の事。




団長のトドメの一撃に割って入る1つの影。
キリトにとって良く見慣れた、決して見間違えることの無い姿。
宣言通り、キリトを護った彼女の姿。
まぁ、こうなりますよね、やっぱり。



「嘘だろ………アスナ………こんな、こんなの………」
「………ごめんね、さよなら」
サチの時の「………ありがとう、さよなら」と対になっているのか。
色々と言いたい事もあったでしょうに、
これから罪悪感に苛まされるキリトを想って、
2人で一緒に現実世界へ戻ろうという約束を破って、
最期の台詞は酷くシンプルで重い言葉。

「これは驚いた。自力で麻痺から回復する手段は無かったはずだがな」
愛の力、なんですかね。
それともユイが何か手助けしてくれたのでしょうか。
茅場さんの他人事のような調子が良い感じにイラッときます。





喪われた剣の代わりにアスナ姫の愛剣を手にして立ち会がるキリト。
ですが心の傷がそう簡単に消えるわけもなく、
先程までの疾風怒涛の動きは見る影もありません。
最早興醒めしたのか、茅場さんも容赦なくトドメを刺しに。
奇跡なんて起きるわけもなく、キリトにも死が訪れます。







「まだだ………ッ!」
でも、そんなあり得ない奇跡を起こしてこそのヒーロー。
消えゆく身体で放った最後の一撃は茅場さんの急所を貫き、
勝負を決めたのは先に逝った愛する人の忘れ形見。
「これで………良いかい………?」





お互いに光となって砕け散り、
その欠片は「SAO」の世界へ飛散していきます。
長い歳月を過ごしたこの世界。
そこで出会った数多くの仲間達。
虫の報せか風の便りか、彼ら彼女らも何かを感じて空を見上げます。
「11月7日14時55分、ゲームがクリアされました」




気が付いたらキリトは不思議な空間に1人浮かんでいます。
ここが天国という可能性も無くは無いですが、
キリトと相打ちになった際に茅場さんが不敵に笑っていたので、
多分管理者権限移行で不死になったとか管理エリアに飛ばされたとか、
何だかそんな感じでしょうか。
最終フェイズっていうのがそれっぽさを更に助長。
予め自分が死んだら発動する様、茅場さんが何か仕込んでたんでしょうし。



「キリトくん!」
突然呼びかけられた忘れれない声に、
最初信じられないような驚愕の表情で固まったキリト。
ゆっくりと振り向いた先にいたのは紛れもない姫の姿。

「ごめん、俺も死んじゃったよ」
「………馬鹿」
ロマンティックなキスをしよう。
例えここが死後の世界でも、2人一緒なら頑張れる。
いやまぁキリトが死んでしまうと後が続かないので、
とりあえず生きてはいると思いますけどね。




絶賛神様視点。
2人の眼下で役目を終えた「SAO」の世界が崩壊していきます。
2週間程を過ごした2人の愛の巣も奈落の淵へ。



第1話以来、というか作中で生身を見るのは初めてですね。
どうも初めまして茅場さん、がっちと申します。
団長もイケオヤジでしたが、リアルもイケメンですね。
綺麗な鳳凰院狂真みたい。
色々と説明をしてくれてますよ。
これもゲームのプロデューサーの義務なのでしょう。
お勤めご苦労様です。



要約すると小さい頃から“空に浮かぶ鋼鉄の城”に憑りつかれて云々。
「マジンガーZ」でも観たんでしょうかね。
空にそびえる鉄の城。
自分の作りだした世界の神となって、
己の生み出した法則をも超越する存在を見る事が出来て満足とか。
とんだ迷惑な天才さんです。
その為にサチを始めとして4000人くらい亡くなってるんですが。


「私はねキリトくん、まだ信じているのだよ。
どこか別の世界には、本当にあの城が存在するのだと」
「………あぁ、そうだといいな(憐憫)」
結局は良い年して厨二病全開な天才プログラマーが、
自分勝手な夢に大勢の人間を巻き込んでやらかしたと。
あんまりな真相にキリトも思わず可哀想なものを見る目になっています。

「言い忘れていたが、ゲームクリアおめでとう」
そう言って姿を消した茅場さん。
結局最後まで謝罪の言葉なんて欠片も無かったですね。
己のした事に全く後悔が無いのでしょう。

茅場さんが去った途端にイチャイチしだす若い2人。
こんな開放的な、解放的過ぎる空間でのキスとか気持ちいいでしょうね。
暗くて狭い室内でするのとはきっと違った良さがありそうです。
何が言いたいかというと、リア充爆発しろ。
「お別れだな」
「ううん、お別れじゃないよ。
私達は1つになって消えていく、だからいつまでも一緒」
ウィスパーボイスで〝1つになって”って言うのがエロいです。
この静かな語りが心に染み入る蝉の声。


「ねぇ、最後に名前を教えて、キリトくんの本当の名前」
「桐ヶ谷…桐ヶ谷和人、多分先月で16歳」
「桐ヶ谷和人くん、年下だったのか。
アタシはね、結城明日菜、17歳です」
オイオイ( ゚Д゚)つ
ん、そういうフリじゃないですかね。
まだそのネタを使う年齢でもないですか、そうですか。



「君をあの世界に帰すって、約束したのに…俺は………!」
「いいの………いいんだよ」
グリーンだよ!
………あれ、ここも違いますかね。
真面目で可愛いラブラブな雰囲気全開になると、
気恥ずかしくなってついついボケ入れたくなりませんか。
今そんな気持ちです。




「ありがとう、愛しています」
全てが終わって文字通りの往生際。
緊張の糸が途切れて年齢相応の精神を見せるキリトに、
お姉さんらしくしっかりとしたアスナ姫。
果たして目覚めた時、2人は一体どうなっているのか。



おはよおうございます、昨晩はお楽しみでしたね。
ゲーム時間がそのままリアル時間だったのか分かりませんが、
とりあえず凄く衰弱しているのが見て取れます。
でも生きてる。




あの世界でも思い出、確かに残っている。
少しでも早くアスナ姫と再会するためにでしょうか。
起きたばかりで自由に動く事も困難でしょうに、そのままキリトは光の先へ。
愛する人の名前を呟きながら。

良い最終回でした。
次回「帰還」に続きます。
次回はリアルの生活編でしょうか。
従妹くるー?

エンドカードにサチがいません。
登場した時間的にはリズやシリカと大差無いのに酷くないですか。
キリト的にも重要なファクターだったのに酷くないですか。
この露骨なハブられ方は酷くないですか。
大体茅場のせい。
ありがとうございました<(_ _)>