友人曰く「届いちゃったけどどうしようw」的なゲーム。
プレイする前に散々18禁部分ばかり推してましたが、
実際にプレイしてみた感想は〝大正桜に浪漫の嵐”。
といえばコレ。
今でも観ると涙が出ます。
サターン版から始まりドリキャス移植版、PS2移植版等々、
「1」から「5」まで全作品やりこんだ私にとって、
もう感動なんて言葉じゃ済まないくらい細胞レベルで刻み込まれている作品です。
劇場版もOVAも全部観ました、感動しました。
レニ愛してる。
光武や神武、天武(ロボの事)の造形の可愛さと格好良さ。
ヒロイン達の個性、役者としての2重生活、補佐してくれる三人娘や支配人、
短い中でも綺麗に詰め込まれたストーリー、心沸き立つ音楽。
各話構成で次回予告付きの、メリハリとテンポの良さ。
全てが珠玉。
「5」でやらかしたせいですかね、もう続編出ないっぽいのは。
私としては悪くなかったのですが、正直「4」で集大成だったので、
あそこで終わっておけばという気持ちが無くは無かった。

これも話すと長くなるので止めておきますが。
レニからですよねー私が無口無表情の少年少女を愛するようになったのは。
レニ・ミルヒシュトラーセ。
ファミリーネームが“天の川”っていう小洒落た男の娘です。
嘘です普通に女の子です。
大神さんは勿論少年だと思って、
レニが入っているお風呂に突撃してしまうという。
レニはレニでそういう事に羞恥心が働かないキャラなので、
大神さんの動揺は最高潮。
あぁ、懐かしい、全てが懐かしい。

愛犬の名前はフント。
ダックスフントとかから分かる様に、ドイツ語で“犬”です。
これは酷いネーミングセンス。
でもそんなところが愛してる。

では本題。
プレイ1時間もまだしていませんが、
とりあえず各キャラの第一印象などを適当に語ってみます。
それがクリア後にどう変化するのか楽しみです。
微妙に台詞的にアウトっぽい部分も無くは無いですが、まだ大丈夫。
宜しければ続きからご覧ください。
プレイする前に散々18禁部分ばかり推してましたが、
実際にプレイしてみた感想は〝大正桜に浪漫の嵐”。
といえばコレ。
今でも観ると涙が出ます。
サターン版から始まりドリキャス移植版、PS2移植版等々、
「1」から「5」まで全作品やりこんだ私にとって、
もう感動なんて言葉じゃ済まないくらい細胞レベルで刻み込まれている作品です。
劇場版もOVAも全部観ました、感動しました。
レニ愛してる。
光武や神武、天武(ロボの事)の造形の可愛さと格好良さ。
ヒロイン達の個性、役者としての2重生活、補佐してくれる三人娘や支配人、
短い中でも綺麗に詰め込まれたストーリー、心沸き立つ音楽。
各話構成で次回予告付きの、メリハリとテンポの良さ。
全てが珠玉。
「5」でやらかしたせいですかね、もう続編出ないっぽいのは。
私としては悪くなかったのですが、正直「4」で集大成だったので、
あそこで終わっておけばという気持ちが無くは無かった。

これも話すと長くなるので止めておきますが。
レニからですよねー私が無口無表情の少年少女を愛するようになったのは。
レニ・ミルヒシュトラーセ。
ファミリーネームが“天の川”っていう小洒落た男の娘です。
嘘です普通に女の子です。
大神さんは勿論少年だと思って、
レニが入っているお風呂に突撃してしまうという。
レニはレニでそういう事に羞恥心が働かないキャラなので、
大神さんの動揺は最高潮。
あぁ、懐かしい、全てが懐かしい。

愛犬の名前はフント。
ダックスフントとかから分かる様に、ドイツ語で“犬”です。
これは酷いネーミングセンス。
でもそんなところが愛してる。

では本題。
プレイ1時間もまだしていませんが、
とりあえず各キャラの第一印象などを適当に語ってみます。
それがクリア後にどう変化するのか楽しみです。
微妙に台詞的にアウトっぽい部分も無くは無いですが、まだ大丈夫。
宜しければ続きからご覧ください。

ゲーム開始前にまずはコンフィグ画面で設定変更。
右下に何だか不穏な項目がありますが気にしない。
こんな事で一々動揺していたら話が進みません。
これで見ると攻略キャラは5人ですかね。
女性の名前が何なのかさっぱりですが、親友ポジか恋敵ポジか。
まぁそんなところでしょう。

主人公の百合子さんは貴族なのに貧乏少女。
明日のパンにも困窮するってどんなレベル。
そんな家の事情か、娘を愛するが故に幸せにしてやりたいのか、
父親は一世一代の大博打で無理をして、
玉の輿相手を釣り上げる為に豪勢な誕生日会を開きます。

私自身はそんな見栄を張っているだけの夜会には出席したくないと駄々を捏ねて、
窓から逃げ出そうと画策するんだけど、使用人の真島に見付かっちゃって。
“姫様”っていう呼び方がこそばゆいのよね。

お母様は気位が高くてちょっとヒスの入っている、
いかにも良いところのお嬢様が齢を重ねたって感じ。
あれやこれやと口を出してくるのが玉に瑕なの。
後で分かる事なんだけど、家の財政が傾いたのはお母様の浪費癖のせいなのよね。
困ったたものだわ。

こちらが子爵位を持つ旧華族の野宮家当主で私のお父様。
穏やかで滅多に声を荒げることも無い、とても優しい御方。
お母様が浪費を続けられたのだって、
名家出身の彼女に窮屈な思いをさせまいと慮ったお父様の黙認あってこそ。
でもそれで家を傾かせるのはどうかと思うのよ。



こちらはお兄様。
着崩した和装の似合う、まるで人形の様に美しい美男子。
こう言うとまるで私がブラコンみたいですけど、
実際にはお兄様がシスコンなの。
言っている事が若干近親相姦っぽい空気ですけど、
これは単にお兄様の女性関係が派手なせいでしょう。
画家を目指していたのに、両親から反対されてヤサぐれてしまったの。
勿体無い話よね。

三郎は家で働く使用人の一人なんだけど。。
いつも私の事を粘っこい目で視姦してくる気持ち悪い男。
もしもこれが男性向け18禁ゲームだったら、
確実に私はこの人に拉致監禁もしくは脅されて犯されるわね。
いやでもこのゲームでもそういうバッドEDとかあるのかしら。
仮にも乙女ゲーなので、無いわよね流石に。
………あるの?



そうして止むを得ず私は夜会に参加する事に。
事ここに至っても私は、
お父様が何の為にこんな豪華な誕生日会を開いているのか、
全然理解が届いてないのよね。
我ながら思わず溜息が出るくらいの鈍さ。
ちなみにお兄様はお父様が使用人に手を出した際に出来た子、
つまり私とは異母兄弟なの。
それもあってお母様はお兄様を嫌っているのだけれど、
正直お父様が使用人に癒しを求めて束の間逃げたのも理解出来るわ。
お母様の相手は大変ですものね。





どの女性に対しても紳士な態度を取る真島だけど、
こういう話には毅然とした、
というよりもいっそ冷然とした態度を取るのね。
意外だけど、そういうの嫌いじゃないわ。。
もしかして私以外の女性には全く興味がありません、って事?
それは流石に自分に都合よく考えすぎよね。
私と真島じゃ、どう頑張っても身分の壁が邪魔をして結ばれないというのに。
それともあれかしら、財政悪化で爵位返上する事になって、
身分の壁が崩壊するとかかしら、

藤田は我が野宮家の家令なの。
家中の皆が傍若無人なお母様の振る舞いに萎縮する中、
ただ一人淡々と自分の職務を忠実にこなす出来る男よ。
瞳の色や顔立ちから分かる様に、異国の血が入っていて素敵。



夜会に出たくない、と我儘をいう私を静かに窘める藤田。
そんな彼の常と変らない態度に私がむくれていると、
すかさずポケットから甘いお菓子をプレゼントしてくれたの。
これ、藤田のいつもの手なのよね。
何だか巧く転がされているようで癪に障るけど、
でもちゃんとお父様の事を考えながら、
出来る範囲で私の事も気にかけてくれるのが嬉しいから機嫌を直すの。
甘い物は正義だしね。
真顔で気配り出来る男性って素敵だと思うわ。
しかもそれをさり気無く表情1つ変えずしれっとやって、
後でお礼を言おうとしても惚ける感じとか良いのよね。
まさにそういう感じなの、藤田って。

秀雄さんは私の幼馴染で男爵子息。
家格は子爵の野宮家より下だけれど、
陸軍のエリート街道を歩き始めている優秀な少尉殿なのよ。


合って早々私自身が気付いていなかった、
夜会の真の目的をぶっちゃけてくれて。
幼馴染だけどいつからか距離を感じるようになったのよね。
男性の思春期特有の素気なさなのかもしれないけど、やっぱり淋しい。
私を守れるくらい強くなる為に頑張っているとかは………無いわね。
それもまた自分に都合の良い解釈だわ。





あらあら。
これはもしかしてとんだ拾い物かしら。
秀雄さんから凄いツンデレな雰囲気がしてきましたわ。
ツンデレっていうか、素直になれない男心が。
最後の台詞は冗談めかして言った、
秀雄さんの精一杯の本心だったのかしらね。
私には冗談面白いわって斬って捨てられたのだけど






一世一代の告白を冗談だと笑われてあからさまに不機嫌になっちゃった。
しかもその後は仕返しとばかりに散々な言われ様。
その眼鏡の奥の視線の冷たさと相まってゾクゾクするわ。
純情な感情をハートブレイクしてしまったのね。
私ったら罪な女。

秀雄が去った後、余りの厳しい言葉に私が立ち眩みを覚えていると、
後ろから支えてくれたのはまさかの三郎。
反射的に振り払ってしまって気まずい空気が流れてしまったのだけど、
そんな雰囲気を解消してくれたのが何だか綺麗なお姉さん。

その問題って絶対婦女暴行関係ですよね。
そんでもって貴女が前の主人って事は、
貴女と敵対すると三郎をけしかけられて私が酷い事になるっていう前振りですよね。
全部マルッとお見通しなんだから。



ホールに一緒に向かって、突如百合っぽい発言が始まったわ。
親切で姐御肌かと思ったのに、とんでもない変態だったのね。
しかも結構表現が直截的。
お母様、貴女の娘が現在絶賛貞操の危機よ。



私ってば、月に一度の例の日には体臭が妙に芳しくなるのは本当なのよね。
それを口に出して指摘されてションボリしているところに、
さっきの暴言を謝りに秀雄が来たわ。
意地っ張りなところはあるけど、
こうしてすぐに反省して謝りに来るなんて、根は良い子よね。
やだ、可愛いじゃないの。



「俺が足を洗ってあげる」って言うもんだから、
てっきりこの場で足を舐めて泥を落としてくれるのかと期待しちゃったじゃない。
流石に序盤からそんな特殊なプレイがあるわけ無いわよね。
………私って、ホント馬鹿。


真島に足をキレイキレイしてもらった後、入れ替わりにお兄様が。
自分や家の事に関しては無頓着の極みなのに、
私の事にだけはこうやって真剣に親身に考えてくれるのよね。
普段軽薄そうな人が真顔になると超イケメンになる法則だわ。


お兄様に連れられてホールへ戻ると、先程までの華やかな雰囲気は一変。
破落戸が乱入してきて貴賓の方々を襲っているみたい。
折角お父様が苦心して開いた夜会を滅茶苦茶にされて、
怒りの余り破落戸に喰ってかかる私。
実は武道の心得がある私は、襲いかかる破落戸を千切っては投げ。
………なんて事には勿論ならずに、振り下ろされる白刃に死を覚悟したのだけれど。

そんなお姫様のピンチを救出した騎士は、
様相の似合う、鷹の様な殿方。
野性味の滲み出る、荒々しい空気をスーツで包んだ様な人でした。



私は命を取り留めたのだけれど、
舞台裏ではお父様が狼藉者の手にかかって亡き者に。
お父様が持っていた桔梗の花を見たお母様は錯乱してしまって。
この花に何か重大な意味があるというのかしら。







後日。
彼は斯波という高名な貿易商らしいんだけど、
野宮家が抱える借財を肩代わりする代わりに嫁になれと言われたの。
流石に気色ばんだけれど、でも正直悪い話では無いのよねぇ。
問題なのは本人を前にして妄想ダダ漏れな変態だって事くらい。
言い方が一々エロいのよ。



彼が一旦引き下がった後、話を聞いたお兄様は珍しく激昂。
お父様の後を継いで当主になっても相変らず放蕩貴族なのだけど、
でも私の事に関してだけ真剣なのも相変らずで。
頼りになるのは現在お兄様だけだものね。




一方でお母様は悪くない話だと、考え直す様に言ってきたの。
貴女の趣味を娘にまで押し付けないでくれるかしら。
勿論お兄様はこれに真っ向から反発して、
いつの間にか論点は野宮家と私のどっちが大事なのかという話に。
正直私もお兄様も貴族と言う身分に何の魅力も感じていない、
どころか邪魔にすら思って居るくらいだもの。
変なプライドばかりで身動きが取れない称号なんて、とっとと返還したらいいのに。
でもそうしたらお父様が悲しむのかしら。
それは厭だわ。
ともあれまずは私の身の振り方を考えなければ、よね。
お金の当てがない以上は斯波の要求を呑むしかないのだけれど、
果たして物語はどう転がって行くのかしら。
我が事ながら楽しみだわ。
それではまた、運が良ければ来月中にはまたお会いしましょう。
ごきげんよう。
2012年9月24日 野宮百合子