
届きました。
ついに新しい世界が開けそうですね。
それが良い事なのか悪い事なのかは現時点では判断つきかねますが、
やってみなければ始まらない。
内容が内容なので、全クリして所感をサラッと語るだけに記事はします。
スチルはどこまで載せたものかと思いますが、
それなりに自重するつもりですけど、
私はそこらへんの羞恥心と言うか線引きが一般人とズレているとよく言われるので、
ボーダーラインを飛び出してしまう可能性も多々。
例によって本文は畳むつもりなので、
注意を呼び掛けて大丈夫な人のみ読んでもらうようにしましょうそうしましょう。

では本題。
泣いても笑っても最終回。
果たしてどういう結論に繋がるのか。
ピンクちゃんの青春模様の行方は如何に。
宜しければ続きからご覧ください。


右を向いても百合、左を向いても百合。
気が付いたら完全に取り込まれてしまったロリピンクちゃん。
地味に裏で巻き毛ちゃんへのイジメが無くなる様に働きかけたり、
じわじわ社交性を獲得しつつあります。


そんな彼女がある日気にしたのが、
読んでいた本の破れたページ。
先輩方は犯人がYだとすぐに思いついたらしいですが、
寧ろ気になるのはYが以前このサークルに所属していたという事。


1年後。
無事に4級生に昇級した私は巻き毛ちゃんと別れて、
今度はYと同じクラスになりました。
何気に寮母さんのカラーが変わっているのは、
4級生の量は別なのか、先代が廃棄されたのか。

「久し振りですね」
「ホウキ頭じゃなくなってる」
「だから何?」
「別に」
仲悪いなー、こいつら。
まぁ肩肘張らなくていい関係っていう言い方も出来ますけど。
お互いジト目やめい。

ピンクちゃんが伝統と格式ある紹介制サークルに入ったと聞き、
群がってくるクラスメイト達。
全力で桑谷夏子ボイスが聴こえてきているんですが、多分気のせいですよね。
本当だったら私が萌え死ぬ。

「笑顔が死んでる、くだらないヤツ」
愛想笑いを浮かべるピンクちゃんの様子を見て、
独りごちる様に毒づくY。
これはあれか、Y登場時の愛想笑いが云々という台詞の逆伏線なのか。

授業中もノートを真面目にとりながら嫌味の応酬。
何ともレベルの高い小学生女児どもです。
行っている行為の高度さに対して内容は性も無いですが。


そんなある日の放課後。
こっそり人目を忍ぶ様にしているYが落とした1冊の本。
タイトルは「天空のトウマの心臓」。
何でしょう、将来明らかになるYの本性を思えば、
これは「天空戦記シュラト」あたりと捉えるのが妥当でしょうか。
もしくは「天空のエスカフローネ」か。
いずれにせよ男性同士のCPが熱そうなタイトルよね。



その夜、気になって図書室の紛失蔵書リストを作成してみたピンクちゃん。
いくら気になったからって、どれだけの労力を注いでいるのでしょう。
将来のぐーたらを好む性格とは違ってこの頃は若かったんですね、精神的にも。
で、出てきたラインナップのタイトルが、
やはりというか何と言うか。
少年愛詩集って………Yよ………。



家政婦は見た。
というか暴いた、Yの隠された性癖を。
にしてもまー、図書室の蔵書はバンバン盗むわ、
隠し部屋を見付けて自分の趣味部屋として改造するわ。
ピンクちゃんの邪悪な顔が堪りません。
入学当時の謎解きの話を持ち出して、
仲良くしたい子に悪戯しちゃうの、
あれ嫌われるだけですよーと今更忠告され、特に反論もしないY。
え、何、図星なの?



「少年同士の行き過ぎた友情の話、お好きなんですね」
「…ッ!?」
ここからピンクちゃんのドSモードでYがズタボロにされますが、
可哀想なので省略。
うーむ、ピンクちゃん普通に性格悪い、と言えなくもないけど、
色々な意味でYが悪いのか、元をただせば。


「アンタさぁ、この話、どうする気なの?」
ビクビク上目遣いのYが超可愛い。
もっとイジメて大声で泣き喚くまで追い込みたくなる。
ピンクちゃんも容赦する気は更々無いようで、
そんな彼女の様子にYはある提案を持ちかけます。




有益な情報を提供する代わりに、この事は秘密にする事。
そういってやってきたのは同じく隠されたデッドスペースの一角。
花先輩の隠し部屋だそうです。
そこで手渡されたのは先輩の日記。
うぅ、嫌な予感しかしない。
イジメの女王が花先輩だったとか言わないよね、この期に及んで。





………。
………………。
これ間桐桜の“ジャプニカ暗殺帳”じゃねーか。
とりあえずピンクちゃんがほぼ死亡確定くさくてヤバいです。
お菓子ちゃん=ピンクちゃん。
銀髪ちゃん=Y。



次いで来たのは魔女先輩の部屋。
もう止めて。
真実なんて知らない方が幸せなんですよ。




あのピンクちゃんも思わず動転して投げ捨ててしまう衝撃の内容。
それは気に入った女の子の髪の毛採集標本。
何ともまーマニアックなご趣味をお持ちで。
段々YのBLが凄い普通に見えてくる不思議。




モブ部員まで完全にヤサグレてるし。
もう駄目だこのサークル。
そりゃ会員紹介制にもなるわけですよね。
うむ、残る1人は巻き毛ちゃんなんですが。
もう帰りませんかね、真実は知らない方がいいんですよ。
前回ピンクちゃんも似たような事言ってたじゃないですか。




はーい、ピンクちゃん兼巻き毛ちゃんの部屋。
隠し部屋まで同室なのかよ。
その時点で嫌な予感しかしないわ。
覗いてみるとお人形相手におままごと。
人形が誰を模しているのか、言うまでもありません。
この時点で既に目が怖いですが、こんなものは序の口。




1人レズビアンショーが始まるかと思いきや、
突如般若の形相で人形を叩きつけ、手にしたナイフでグサグサグサ。
愛情の裏返しは殺意って事ですか。
こんな部屋誰も帰りたくないわ。




ドン引きのピンクちゃん。
先程までとは立場が完全に逆転して、
動転するピンクちゃんをYが冷静に落ち着かせるターン。
要はYはまともな友人が欲しかったからピンクちゃんをテストした、
そういう事らしいです。
「私は信用できる人間ですか?」
「人間性は信用していない」
「………」
「ただ、裏表が無くて嘘が巧くない。
分かり易い腹黒なら、それで十分だ」


そんなこんなで、已むに已まれずYと手を組む事にしたピンクちゃん。
他に頼れる存在がいない事を十二分に思い知らされた彼女には、
他に取れる道などありません。
そのままYと2人で“妖精のお茶会”を捜してコンビ活動。
2年が経過し、2人は無事に5級生に昇級し、
それなりに仲良く悪友をやっているようです。




それを機に、サークルの先輩方とYの和解式。
まぁ一体何を考えて今更こんな事をしているのか謎ですが。
このサークルの蔵書を掠め取る算段でもしているのでしょうか。
最早この光景の裏側に潜むドロドロを知ってしまっている以上、
以前の様に華やかな気持ちで見る事は不可能です。


そうこうしている間に更に月日は経過し、
ピンクちゃんとYは6級生に、先輩方は卒業。
巻き毛ちゃんは少し髪が伸びて大人っぽく。
というかYはある意味恋敵でしょうに。
よく今まで毒殺とかされませんでしたね。



決して短くない時間の果てに辿り着いた謎の空間。
突如戻り始める、あの日自分を助けてくれた存在の記憶。
孤独は厭だと泣き喚いた、その苦しみから救ってくれた存在。


翌日、突然決まる学舎の廃校。
まるでピンクちゃんが記憶を取り戻した事で、
ずっと積み上げて来た楽しい思い出が、妖精さんの魔法が解けてしまったかの様。
最後の式では衆目を憚らずに泣いたのか何なのか。
ピンクちゃんにとって良い学舎生活だったのですね。


卒業して前々回の様に里に戻って来て。
暫くしてからYが訪ねてきました。
彼女が置いて行ったものは卒業アルバムと、もう1つ。




壊れた寮母さん。
どうにか直せないかどうか悩んでいると、
楽しい匂いを嗅ぎつけたのか妖精さん達がわらわら群がってきます。
直せるけど元通りには出来ないですーと、
修理は出来るけど魂がもう無くなっているのでどうしようもないと、
何だかそんな感じ。



「貴方………!?」
「………友達―?」
突然寮母さんの体内からジャジャジャジャーン。
てっきり消えてしまったかと思っていた、初めての妖精さんです。
感極まって思わず顔を覆うピンクちゃん。
妖精さんが潰されていますが気にしない。



「まだ淋しいー?」
「………いいえ。頭の中で、いつもお茶会が開かれているようなものですから」
「にゃはー」
イイハナシダナー。
私としてはあの後巻き毛ちゃんがどうなったのか、
それが気になって仕方ないのですが。
成程しかし、妖精さんのお陰でああいう学園生活を送れて。
それでピンクちゃんはこんな達観した毒舌キャラに進化できたのですね。
まぁあそこまで人間の本性を見せつけられれば、
そりゃ悟りもします色々と。

人類は本日も、絶賛衰退中!
その言葉通り、原作シリーズが末永く続く事を祈っております。
スタッフ、キャスト、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
とても楽しい作品とアニメ化でした。
感謝感激ウルトラソウッ! ヘイッ!!!
ありがとうございました<(_ _)>