
「ソードアート・オンライン」もゲーム化が決まっているわけですが。
一体どういうものになるんでしょうね。
ソーシャルゲームの方はそれなりにプレイされている方がいる様ですが。
私的には完全ノータッチなんですよねーあっちは。
PSP用のゲームの情報がもう少し出てきたら色々と喋れるのですが、
現時点ではサッパリなので何も喋る事が無いですね。
じゃあ何でネタにしたかって?
他にここで喋るネタが無かったからです。
というわけでここもある程度埋まりました。
ではでは本題の第9話。
フラグにも程がある前回ラスト、ボス部屋からの再開ですね。
開幕一番誰かが死んだりしないか心配でなりません。
それでは宜しければ続きからご覧ください。

「大丈夫だって、奥には入らないから」
だからフラグやめろ。
というか部屋に入らずに入口から眺めるだけとかにしていればいいのに。
下手に部屋に入ると敵を全滅させるまで出られないとか、そういう仕掛けが鉄板じゃない。
女の子とデート中で良い恰好したいお年頃なのでしょうか。
気持ちは分かるけど、それで女の子を危険に晒したら本末転倒。



敵も敵で。
結構知的な悪魔さんかと思っていたら、
鼻息も荒い、ついでに口臭もクサそう、目がランラン。
そりゃ若人カップルも一目散に逃げ出しますよ。




特に事件も事故も無く、あっさりと逃げ切れたようでフラグは消滅。
ボスへの対抗策として盾持ちの前衛を数多く集めたいよねー。
そんな話から、何故キリトが盾を持たないのかと言う疑問にスイッチ。
そういうアスナ姫も盾使ってませんけどね。




絶妙のアングルに絶妙の手の位置。
カメラがどこにあるか、キチンと把握している者の手際です。
お前は夜神月か。
ついでにリズに作ってもらった思い出の剣を結局使ってない事まで指摘。
もうこれを良い機会と思ってぶっちゃけてしまえよー。
そして少年少女漫画みたいな、
めくるめく泥沼の三角関係に突入しようぜー。



そのまま追及は有耶無耶に、
とりあえずお昼ご飯にしようよーという事で。
「て、手作りですか!?」
「………? そう、ちゃんと手袋外して食べるのよ」
「お。おう」
動揺の余り敬語。
完全に餌付けされとーる。
というか、まるでキリトがアスナに惚れているかの様な会話ですが、
あれ、いつの間にかそこ確定なの?
てっきりアスナもキリトも無自覚系かと思っていたのに。
それとも単に女の子の手作り弁当に舞い上がっているだけ?




アスナ姫はここまでの味を出すのに、
これだけ試行錯誤を繰り返してデータを集めましたとさ。
立派な調合廃人ですね。
この世界の調味料をブレンドして、マヨネーズや醤油の味まで再現するとは。
キリトびっくり。
そんなキリトにアスナ姫びっくり。
可愛いカップルです。




「凄い、完璧だ。これ売り出したら凄く儲かるぞ」
「そ、そうかな………」
「………いや、やっぱり駄目だ」
「えっ、どうして?」
「俺の分が無くなったら困る(キリッ」
「………ハァ、意地汚いなーもう」
いちゃいちゃしやがってコイツラ。
結婚式には是非とも呼んでください。
アスナ姫のこの呆れた感じの素の表情が可愛らしいです。
気を許した相手といる時ならでは。

「………気が向いたら、また作ってあげるわよ、もう」
ひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
何そのデレ台詞。
この料理にも実は隠しきれない隠し味の恋情を込めましたとか、
そんなアレですか、青春ですか。



そんな甘い雰囲気をぶち壊しにしてくれやがった、
空気の読めないクラインと愉快な仲間達。
ホモは帰ってくれないか。



「何だよ、ソロのお前が女連れってどういう事………」
愛しのキリトが女連れというわけでもショックなのに、
その相手がよりにもよってアスナ姫だと気付き固まるクライン。
あまりのショックに茫然自失。




「こ、ここ、こんにちは!
クライン24歳独身、恋人募集ちゅ…ッ!?」
俺という者がありながら目の前で他の女にちょっかいを出そうとするクラインに、
キリトの無意識カウンターボディ炸裂。
その突然の蛮行に色めき立つクラインのおホモ達の面々。
一気に場が修羅場モード突入です。




寄ってたかって大騒動。
流石、アスナ姫は大人気。
内緒モードのクラインとキリトが気になる様ですが、
これはもしやの三角関係勃発か。



更に新手。
何だかこのゲームに似つかわしくない、物々しい集団が御到着。
完全な勘違い集団の増長に、キリトもアスナ姫もクラインも、
皆怒りを通り越して呆れ気味。




ボス部屋までのマッピングデータを無償提供して、
勘違い集団はそのまま奥へ。
警鐘を鳴らすキリトの叫びも届きません。
これは止もう得ず手助けしてボスに挑む事になるフラグか。



フラグというか、ほぼ確定ですね。
嫌な顔1つせずに暗黙で了解しているクラインと愉快な仲間達。
ちょっと、格好良いじゃないのさ。
リアルに自分の命の危険もあるのに、躊躇しないとか。




「口下手で無愛想で戦闘マニアの馬鹿たれですが、
キリトの事、宜しく頼んます!」
「………はい、任されました!」
イイハナシダナー。
リズがアスナ姫に譲った様に、
クラインも涙を呑んでアスナ姫にキリトを譲ったんですね。
クラインまじイケメンやでー。


聴こえてきた悲鳴に緊張感は厭でも高まり、
いつも通りクラインと愉快な仲間達に雑魚を任せて、
夫婦2人で駆け出します。



辿り着いた先で、一方的に嬲られる勘違い集団。
早く脱出しろ! というキリトの叫びに、
転移結晶が使えない! と団員達。
ホント重要アイテムの割には転移結晶って役に立たないなー。


あくまで撤退を拒否して玉砕を指示する駄目中佐。
転移結晶が使えない事が分かっている為に、
飛び込む事に二の足を踏んでしまう夫婦とその他1名。




トラウマはやっぱり未だ消えず。
サチは生前よりも死後の方が出番多くなってきてないかしら。
そんなの絶対認めない。
最後の特攻も正面からのブレスで蹴散らされて。
〝蒼眼の悪魔“なんて言うから、搦め手の魔眼とか使うのかと思っていたのですが。
意外と正面から押すパワータイプですね。
それにしても良くこんなになってまで上司の指示に律儀に従うなー。
そこだけは褒めても良いと思うのです。
軍隊こえー。




無理がたたってボスの直撃を食らい、
団長は光の粒子となって砕け散ってしまいます。
トラウマスイッチががが。




新たな犠牲者候補にタゲが向いたところで、
耐え切れなくなったアスナ姫は我を忘れて突撃。
それを放っておけるわけも無く後に続くキリト。
それを放っておけるわけも無く後に続くクライン。
芋づる万歳。




というわけでなし崩し的に開かれた戦端。
アスナ姫を助けに入るキリトも格好良いですが、
そんな2人を信頼して囮にして、迷わず負傷者救助に向かうクライン。
そしていつの間に追いついてきたのか、愉快な仲間達。
彼らギルド『風林火山』全員、格好良過ぎるだろ。




ボスとの一騎打ちの中で、徐々に劣勢に陥るキリト。
この状況を打破出来る奥の手があるようですが、
アスナ姫やクラインの見ている前では使用を躊躇する代物らしいです。
え、何、本気でチートやってるのか?
それともさっき訊かれてた、
盾を持たない本当の理由が関わる隠しスキルとかか。



「くそっ、迷ってる場合じゃない!」
目の前に広がる惨状、そしてサチの遺言。
もうこれ以上目の前で誰も死なせないという誓い、
そして必ず生きて現実世界に戻るという決意の下、
ようやく腹が定まります。



「アスナ! クライン!
頼む、10秒だけ持ちこたえてくれ!」
「わかった!」
「うん!」
詳しい事は何も訊かず、
時間を稼ぐために突撃するクラインまじクライン。
お姫様の援護もあり、無事10秒経過。
細工は流々、後は仕上げを御覧じろ。








取り出したこれはリズの剣かしら。
明らかに何かの代償を伴う特殊攻撃スキルっぽい。
秘奥義みたいなものと考えればいいの?
クラインもアスナ姫も茫然とその剣舞を眺めるだけです。







こえええええええええええええええええええ!
発動中はスリップダメージが入る諸刃のスキルかよ。
紙一重で倒せたとは言え、HPゲージがほぼ空っぽです。




サチかと思ってびっくりしたじゃんよー。
というかサチだったんでしょうけれど。
あの後数秒間気を失ったキリトが目覚めると、
そこは何の変哲もない普通のフロアに戻っていました。


「馬鹿ッ! 無茶してッ!!」
「ん………あんま締め付けると、俺のHPが無くなるぞ」
そりゃそーですよね。
戦っている間、キリトのHPがどんどん減っていくのを、
PTメンバーであるアスナ姫はずっと見ているしか無かったんですものね。
そりゃ心配もするし、抱き付いたりもします。



「そりゃそうと、お前さっきのありゃ何だよ!?」
「………言わなきゃ、駄目か?」
何でそんな捨てられた仔犬の様な目でこっちを見るの?
何だかアイフルのCMを思い出すよ。
そんなに言いたくないのは、勿論何らかの理由があるんですよね。
チートだから、下手な奴に教えると自爆する恐れがあるから。
そんなトコくらいしか思い当たりませんけど。


「エクストラスキルだよ、“二刀流”」
ねぇ、ところでアスナ姫はいつまで抱き付いてるの?
そろそろ離れても良い頃合いだと思うのよ。
そんなにキリトの胸の内が気に入ったのか、まだ泣いているのか。
周囲のメンバーも心の中できっとツッコんでいます。
リア充氏ね。


とりあえず意図的なチートでは無く、
キリト自身も知らない内に追加されていた固有スキルの様ですが。
ねぇ、ところでアスナ姫はいつまで抱き付いてるの?
そろそろ離れないとクラインがイヤらしく笑ってますよ。

「転移門のアクティベート、お前が行くか?」
「いや、任せる余。もうヘトヘトだ」
クラインも一応聞いてみただけでしょうに、何と言う茶番。
アスナ姫がずっと離れずにくっついていたのは、
この流れを作る為の布石だったのですね。
それをちゃんと汲んだキリトとクラインによるフォロー。
完璧な連携です。

「お前がよ、軍の連中を助けに飛び込んで行った時な。
俺ぁ何つーか、嬉しかったよ。そんだけだ、またな!」
クラインの目にも涙。
ずっとソロで自分が生き残る事に必死で、
ギルドに所属したり特定のメンバーと組む事の無かったキリト。
しばらく見ない内に良い男に成長してくれて、
クライン胸キュンだそうです。


「アスナ」
「怖かった。キリト君が死んじゃったらどうしようって」
「何言ってんだ、先に突っ込んでいったのはそっちだろ」
だからこそ余計に心配だったって言っているんだよ少年。
キリトはイケメンなので、それが分かった上で敢えて軽口叩いているか。
イケメンはズルいなぁ。


「私、しばらくギルド休む」
「や、休んでどうするんだ?」
「キリト君とパーティー組むって言ったの、もう忘れた?」
同棲宣言、もしくは婚約とみなしていいですかね、駄目ですかね。
何だか命の危険を感じて想いが加速世界。
そんな感じでおk?


「………わかった」
「………うん」
うーむ。
完全に2人の世界で、挟む口が出て来ないなぁ。
もうカップル確定じゃないか、これじゃあ。




後日談。
例のバトルの事が面白可笑しく書かれて新聞で出回っているそうで、
追っ掛けに追われて自分の部屋にいられないキリトは、エギルのお店に退避中。
とりあえずリズは相変らず可愛い。




そこへ息を切らせて駆け込んできたアスナ姫。
彼女に導かれてやってきたのは『血盟騎士団』の本部。
団長中々シブいですね、というかさっきのエギルといい、
結構年配の方もやってるんですねーこのゲーム。



副団長であるアスナ姫とイチャイチャしているのが気に入らないらしく、
お説教混じりに宣戦布告を受けます。
デュエルで〝二刀流”を用いて戦い、勝てばアスな姫をくれるそうです。
結婚前に相手方の父親に、娘に相応しい男かどうか勝負を挑まれる感じ。
キリトが負けた場合は勿論『血盟騎士団』入り。

「剣で決着をつけるというのなら、望むところです」
この間の遊佐さんとは違って、
この団長さんは確かな自信があるのか。
それとも衆目に〝二刀流”を晒すのが目的なのか。
良くわかりませんが、あまり良い予感はしない。

次回「紅の殺意」に続きます。
あれ、団長やっぱり悪い人っぽい?
見事団長に打ち勝ってキリトはアスナ姫をゲット出来るのか。
こうご期待。
ありがとうございました、また来週お会いしましょう<(_ _)>