
遂に最終話ー。
いやどうも来週番外編があるみたいな噂を聞いたので、
実質的にはともかく現実的には最終話と言っていいのか怪しいラインですが。
しかし、まさかというか、やっぱりというか。
西尾さん脚本来ましたねー。
そういえば最近全くそういう努力をしていなかったなー、
と今日リンク自由なサイトさんを片っ端からリンクに追加してみました。
ブラウザの方のブクマ整理もいい加減面倒でしたしね。
良い頃合いというか、遅いくらいでしたけど。
これからまた、足跡であったりブクマしているブログさんだったりを追加祭り。
完全に関係無い記事内容だと流石に駄目かなーとも思うんですが、
猫関係はそれこそ片っ端から追加したいんですけどね。
細かい部分は追々。
来期観るアニメというか感想記事を書く作品は、
既に大方決まっていたりしますが、今期同様あまり数はこなせませんかねー。
3作品くらいが関の山でしょうか。
どうせ7月半ばまでは「アーシャのアトリエ」、
その後は「メルルのアトリエ」と「遥か5風花記」、
7月末からは「十鬼の絆」があるのですよ。
「遥か5」もまだ終わってませんし。
1~3月はアニメ感想ブログ化していたんですが、
4~6月はどちらかというとゲーム感想ブログに移行していて、
7月以降もやっぱりゲーム感想ブログになりそうです。
本分は落書きブログなはずだったのになぁ…あるぇ………。
そんなわけで本題。
いつも通り画像が多めの長い本文ですが、
お時間のある方はお付き合いくださいませ。

さぶたいとるこーる。
雲仙委員長との死闘に勝利した代償として。
入院中のめだかちゃん抜きでの生徒会活動が始まります。




何気にもがなの善吉くんに対する呼称が「人吉」と呼び捨てになっています。
風紀委員会との戦いがもたらした影響はこんなところにも。
というわけで3人揃って淡々と事務仕事に没頭。
めだかちゃんがいないと大きな騒動が起こらないのもまた事実。
鬼の居ぬ間になんとやらですよ。



「何だコレ!? 何も起こらないぞ。
これじゃまるで、これまでトラブルの原因が、
あたかもめだかさんにあるようじゃないか!?」
「まさしく、名探偵のパラドクス!」
「どうする!?
こうなったら私達が、率先して事件を起こしてみる!?」
まぁ一周回ったらその考え方もあながち間違いではないですが。
事件が探偵を呼ぶのか、探偵が事件を呼ぶのか。
実際に事件が起こったら、めだかちゃん病院から飛んできそうだしなぁ。
若しくは善吉くん達を信頼して絶対に来ないという可能性も無きにしも非ず。
ともあれこういった冗談が言えるのは平和な証拠です。

もがな曰く。
めだかちゃんはトラブルメーカーでは無くて、
トラブルの種を未然に掘り起しているだけ。
いやーそれはまぁ流石に言い過ぎな気もしますが。
めだかちゃんが良くも悪くも主人公体質なのは確定的に明らか。



普段その個性の割には、
めだかちゃんの陰に隠れてあまり目立たない生徒会執行部。
めだかちゃんがいない事で久しぶりに、
1人1人にスポットライトが一定光量以上当たる様になってます。
何が言いたいかというと、もがながやたらと可愛いです。
あとBGMのアコギが良い感じ。

例の写真。
わざわざフレームに入れて仕事中常に目につくところに置いておくなんて、
よっぽど気に入ったんですねー。
身も心も完全にめだかちゃんにやられてます。


というわけで投書いただきました。
今回の依頼人、餅原先輩です。
この学園の高等部、ロリっ子多過ぎ。



「相談があります」。
えらいザックリとした投書内容ですが、
それよりもキャーアクネセンパーイと結構フレンドリーな事の方が気になります。
お互いに下の名前で呼び合う仲。


具体的な依頼内容は将棋部の部室で紛失した将棋の駒探し。
ていうか餅原先輩の声、完全にムーンファイヤーですね。
声優界の最強女性MC。
やっぱり可愛いものは可愛いのです。

こちらがその駒。
せめて何の駒が無くなったか位教えてくださいよ、という。
というかそれは生徒会執行部にわざわざ頼む事かしら、という。

ずっと眺めていると餅原先輩のこの頭を押さえる仕草がツボに入ってくる、という。
あざとい………けど萌えちゃう。
自分の魅力を理解した、視聴者への素晴らしい精神攻撃ですね。
ちくしょー。


失くした駒は「王将」。
まさしく今の生徒会執行部を暗喩しています。
というわけでお掃除軍団、いざ出陣。
意外と全員似合わなくもないのがポイント。
………いや、善吉くん以外はやっぱ微妙か。

めだかちゃんが「王将」だとするならば、
他のメンバーは何でしょうね。
何だか皆揃って飛車角ってイメージじゃないですし。
高貴なるキャーアクネセンパーイが「金将」、もがなが「銀将」、
善吉くんが「歩」といったところでしょうか。


本当に、いつにもまして穏やかな雰囲気。
リアルでもこういう空気ってありますよねー。
部室とかでふと何気ないきっかけからこういう雰囲気になって。
何となく素直に日頃感じている感謝の気持ちを口に出来る空気。
後から思い返すと不思議ですが、良い思い出には違いありません。
一区切りという意味ではこういうエピソードは個人的にはウェルカムです。
「涼宮ハルヒの憂鬱」1期の最終話みたいな、ね。

結局大掃除の結果わかった事と言えば、
依頼の将棋の駒だけでなく、
部室に存在する全ての将棋セットから「王将」が失われているという事実。
完全に事故では無く事件です。



傍から見ると完全に女子小学生を虐める非道な男子高校生の図。
餅原先輩とキャーアクネセンパーイとの会話の中で浮かび上がってきた、
というかキャーアクネセンパーイの思い当たる犯人として挙げられたのが鉈山先輩。

この人です。
セーラーカラーがツンツクと尖っているのがチャームポイント。
ミリって聞くとどうしても「ミリ・アリアポー」を連想してしまうのは、
まだ熱が抜けきっていないからなのか。
ミリもアウマウも可愛いけど、やっぱりプリッシュだよね。



他人に厳し過ぎる故に、王座を追放された王。
民主制なんですね。
ていうか画伯ー。
画伯が真面目な演技をしていると逆に違和感を感じるのは私だけですかね。
というわけで屋上で我らが生徒会執行部と直接対峙します。


「弱い事は罪じゃないけど、強くなろうとしない事は罪だもの」
そんな事も無いけどね。
大学の體育會じゃあるまいし、
そこまでの拘束力も強制力も高校の部活動にあるわけがない。
でもまぁ、餅原先輩の言い方も相当問題。
完全に鉈山先輩を異物扱いしている時点で。

ここらへんから良い感じにはっちゃけてきます。
これでこそ画伯。
大人しい画伯なんて、画伯じゃないです。



とりあえず自白として十分な供述は取れたので、
後は教職員の裁量に任せて退こうとするキャーアクネセンパーイ。
鉈山先輩も自分の罪を認めて、素直に処罰を受ける心積もりのようですが。
正直そんなに深刻になる程の重罪かっていう。



ちょっと待ったー!
こんな解決の仕方は生徒会執行部の、黒神めだかのやり方じゃない。
「フン、そうだね人吉くん。じゃあ何が正しい?」
「何が正しいかなんて、俺には分かりませんよ。
でも多分、めだかちゃんならこうするんじゃないですかね!」



「勝負しようぜ鉈山先輩、アンタが勝ったら無罪放免。
その代わり俺が勝ったら駒を全部返すんだ!」
確かにめだかちゃんだったら同じ様に言うでしょうが。
きっと“軍人将棋”とか“将棋崩し”とか“挟み将棋”とか。
そういうオチっですよね。
将棋でプロに素人が勝てるわけがない。


「って、何よコレ!?」
「アンタが並べろって言うから並べたんだぜ。
それともアンタ、“まわり将棋”を知らねーの?」
………?
ごめん、知らないのでwikiってきます。
ほーほー、成程よくわかりません。
まぁそういう遊びがあるんですね、全然将棋じゃないですけど。



「ふざけんな!」
「ふざけてねぇ! こんな将棋しか出来なくしたのはアンタだ!」
善吉くん、はいぱー正論。
後先考えずに言ったわけではなくて、
最初からこういう展開にすると考えての発言だったのか。
これが善吉くんなりの精一杯。

最後は何かキャーアクネセンパーイが美味しいとこどりで〆に入ります。
何だこの構図とそのポーズ。
そして夕陽が眩しいぜ。



と、思ったらオオトリでもがながオチを付けてくれましたが。
ともあれ、これにて投書の依頼内容は無事完遂。
キチンと生徒会執行部として仕事をこなす事が出来ました。
ぱちぱちぱち。

「貴方達は、黒神めだかがいなくても、
ちゃんと生徒会執行部なのね」
当たり前ですけど。
そんな鉈山先輩のお墨付きを貰って、今回のお話は終了。
本当に最後までめだかちゃん出番無かったですね。
最終回に主人公不在って流石にどうなんでしょう。

余談ですが。
将棋部も百合百合空間に生まれ変わって、めでたしめでたし。
イイハナシダナー。


2期に向けて大々的な告知も差し挟んできましたが。
次回、番外箱「大打ち上げパーティーを執行する!」に続きます。
続くっていうか何て言うか。
今回が十分過ぎるくらいに番外編だと思うのですが。
そこら辺の線引きはよくわかりませんね。
と、思いきや。
他の方のブログ拝見していたら、アニメは今回で本当にラストで、
来週は特番で声優さんとかスタッフが座談会的なノリっぽいですね。
。
というわけで感想記事は今回で終わります。
総評としては決して手放しで褒められる出来とは、うーん、言い難かったですが。
それは別にスタッフの責任云々以前に、西尾作品をアニメ化するのに無理があるというか。
頼むから「戯言」だけは未来永劫アニメ化とかしないでください心の底から。
ともあれスタッフ、関係者の皆様、本当にお疲れ様でしたー!
それではここまでご覧いただきありがとうございました<(_ _)>