山寺宏一さん、田中理恵さん、ご結婚おめでとうございますー。
わーぱふぱふ。
ムラケンと真綾さんの時もめでたかったですが、喜ばしい限りです。
うむ。

さて、本題「十一ノ怪」。
過去編が終わり、再び舞台は現代へ。
果たして夕子さんの過去を知った貞一くんの取る道とは。
わーぱふぱふ。
ムラケンと真綾さんの時もめでたかったですが、喜ばしい限りです。
うむ。

さて、本題「十一ノ怪」。
過去編が終わり、再び舞台は現代へ。
果たして夕子さんの過去を知った貞一くんの取る道とは。


ただいまー。
記憶を辿る旅路からようやく戻ってまいりました。
どうも、僕です。


指先が触れた瞬間、フラッシュバック。
いまいち仕組みはわかりませんが、
貞一くんが夕子さんの過去を知った事に気付いてしまったようです。


その結果、例の陳述記憶の喪失という名の自己防衛機能が働いたのか、
夕子さんは貞一くんの姿を視る事が出来ず、声も聴こえなくなってしまいます。
以前の逆パターン。

サブタイトルコール。
潰れたカエルみたいになっている夕子さんマジ夕子さん。
その1つ左の「あら、やだ」みたいな夕子さんもマジ夕子さん。
本当に1話から全部切って貼って並べて見たら壮観でしょうね。
最終話それやってみましょうか。




翌朝、いつもの登校風景。
「貞一くん、まだ来てないのかなぁ…」
なまじ貞一くん側は声も姿も今まで通り聴こえるし視えるだけに、
より一層の切なさが。
以前貞一くんが似た状態に陥った時、
夕子さんもこれと同じ気持ちを味わったのでしょうか。
そりゃ霧江さんも怒るというものです。



授業中も、流石に姿が見えなければ絡みつく事も出来ず。
この二人の間では『姿が見えない=触れない』という事ですからね。
普段あまり気にしていませんでしたが、
こういう時に『幽霊と人間の恋』という現実を改めて思い知らされます。
「きっと、そこにいるんだよね」

というわけでいつも通り、困った時の霧江てんてー。
毎度お騒がせしますねエッヘッヘ。
相変らず的確な分析能力でお悩み解決。

要は記憶を一緒に追体験した事で、
貞一くんの記憶野に夕子さんの記憶がコピーされた。
だから過去を知りたくない夕子さんは貞一くんの事も意識から切り離した。
つまり即時的な解決は望めないという事ですね。

腹が減っては金平糖、というわけで昼食時。
今回のももえ弁当は………スティッチ?
何だかよくわかりませんが、何だかあまり良くない物のように思えます。



ももえさんは幸せそうですが、それどころではない2人。
「貞一くん………」
「ここにいますよ………」
届かない声。
こんなにも近くにいるのに、こんなにも遠い。




居た堪れず、立ち去る貞一くん。
それを見て力無く微笑む夕子さん。
「まるで、貞一くんが幽霊みたい」







貞一くんと触れ合えなくなって、孤独に怯える夕子さん。
霧江さんの存在は完全に忘れられていますね。
「私は幽霊、誰も私を気にしない」
「そんな事ないですよ」
「誰も私を見ない」
「僕が見てます」
「誰も私の声を聴かない」
「僕が聴いてます」
「誰も私に触らない」
「………」



その時、夕子さんに電流走る!
触ろうとすると、肌が少しでも触れ合うと、
貞一くんの中にある夕子さんの過去の記憶が彼女を苦しめる。



「あはは、まるで、僕が幽霊になったみたいです」
「そうか」
真面目な雰囲気のところスミマセンが、霧江さんのそのポーズにツッコんでもいいですか
最近「ジョジョ」か何か読んだんですかね。

「幽霊と人間ってだけでマトモじゃないんだ、
もしかしたら潮時なのかもな」
だからそのポーズはどうしたし。
私の霧江さんがどんどん残念な子になっていきます。

「お前らがウジウジしているのは、もっとイヤなんだよ!」
「そんな、勝手な…」
「あぁ勝手だよ!!」
こういうのは先に開き直った者勝ち。
静止画では全然伝わりませんが、ここの霧江さんの動きも色々とツッコミの対象。
本当に、貞一くんが過去に行っている間に、一体何があったのでしょう。
先週出番が無かったからって、何か変な漫画を一気読みとかしたんでしょうか。
流されやすい若者。


「夕子の事が好きなんだろう? 離れたくないんだろう?
屁理屈言って、自分を誤魔化すな!」
更には泣き虫モード発動。
開き直った上に涙のWパンチ。
女性側にこれをやられると男性側はお手上げですよね。

「この程度で別れるなんて、私が許さないからな!」
これはやっぱり、暗に「私をフッたんだからな!」的な意味が含まれているのでしょうか。
フッたというか、勝手に失恋した様なものですが。
言いたくなる気持ちはわかります。
切なくも悲しい青春模様。



部室ノートに新たに記された「会いたい」の一言に意を決した貞一くん。
最初からそれに気付けよ、と思いますが。
ともあれ、交換日記開始です。


鉛筆で書いているはずなのに、何故か文字が筆ペンちっくなのは内緒。
まぁこれに至らなくても、姿が未だに見えている(であろう)霧江てんてーに、
2人の間の通訳をお願いするのも1つの手かと思っていましたが。
あんな泣き顔を見せられた今ではそれも無理な話。
そうでなくても可哀想か、そんな事させたら霧江が。

これだけ見ると変態カップルの性的欲求暴露合戦に見えますが、
真剣なシーンですよ。
このノート、後でももえあたりが見たら何て思うんでしょう。
多分あの娘、貞一くんの字を見分けるくらい出来そうですから、
きっとアンニュイな気持ちになるのでしょうね。
恋愛って難しい。



夕子さんの描いた手形に自分の手を重ねる貞一くん。
何にしても、例え何の解決になっていなくても、とりあえず笑顔が戻って何よりです。
この筆談で貞一くんが見えなくなった原因を伝えたら駄目なんですかね。
別に過去の記憶自体を伝えるわけじゃないので、それくらいはセーフだと思うのに。

それを夕子さんも触りかえして一言。
「温かい…」
恋する乙女には何でもアリです。
まぁでもこれも気持ちはわかります。
野暮なツッコミはそろそろNG。



続ければ続けるほど、想いは募って溢れて。
やっぱり会いたい、と涙が止まらない夕子さん。
後半へ続く。


部室にやってきたももえから受け取ったのは、見覚えのあるお菓子の缶。
紫子ちゃんには拒否られ、“あさちゃん”には投げ返されて間接キスを味わった、
曰く付きの例のブツです。


それを食べいている内に、何かピラメいた貞一くん。
愛する霧江てんてーに頼み込んで、理事長にアポを取ってもらいます。
ていうか霧江さん、お願いだからいつもの霧江さんに戻って。
そんなルルーシュみたいなポージング、今までした事無かったのに………。


紫子さんとご対面。
まともに対面するのはこれが初めてですよね。
怨念を振り撒きながら学内を徘徊する姉の幽霊を見て、
ずっと苦しんできた妹の苦悩をぶっちゃけます。

シャドウ夕子しか見えない彼女に、
貞一くんは自分と共に過ごした夕子さんの様子を伝えます。
「優しくて綺麗なお姉さんが好きです!」だってさ。


そんな貞一くんがここに来たのは、“あさちゃん”の行方を知る為。
ここで何となくオチが分かってきましたが、まぁそれはさておき。
紫子さんからあるアルバムを見せてもらいます。
何か伏線っぽい展開を匂わせて、場面転換。

こなぁーゆきぃー。
突然L5の雛見沢症候群を発症した貞一くんによってメチャクチャに壊される部室。
仮にもここに在るのって、学校の備品なんじゃないのかしら。
壊して誰が弁償するのか。
そんな声が聞こえてきそうですが、ともあれ、
これで何故か夕子さんは貞一くんの声や姿を認識出来るようになりました。




部室にあるのは、夕子さんにとって大切な記憶の品。
それを壊せば夕子さんは貞一くんを意識せざろう得ない。
そんな決め顔でいう程、確証のある解決策でもない様に聞こえますが。
実際に成功した手前、何も言えません。
愛は強し。
「それに、夕子さんが僕を意識すれば、
もう一人の夕子さんも見えると思ったんです」
なるほど、わからん。
何でそういう結論に至ったのかサッパリですが、
主人公が大見得切ってそう言うからには、そうなのでしょう。
世界は主人公に優しく出来ています。

呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん。
折角前々回くらいで綺麗なB★RSになっていたのに、また変顔になっています。
普通にしていればシャドウ夕子も美人なのに、勿体無い。

過去を見てきた、という貞一くんに、
知った風な口をきくな、と怒るシャドウ夕子。
お前が辿ったのはただの記録で、そこに付随する感情を決して分かりはしない、と。
クビシメロマンチスト。



「貴方に、貴方に私の何がわかるの!」
感情そのものをぶつけるかのような叫び。
ずっと1人で苦しんできた、何十年もの間に積もり積もった怨念。
その重さは、辛さは幾ばくか。


「僕にはわかりません。だけど辛いんです!」
こちらも下手な虚飾も衒いも無い、素直な気持ちをぶつけます。
その辛さは夕子さんのもので、自分にはわかりっこない。
だけども、夕子さんのそんな姿を見て辛いと思うこの気持ちだけは確かだから。



こなぁーーーゆきぃーーー。
感情のまま言葉を並べて聞く耳持たない相手には、
瞬間的により強い気持ちをぶつけて割り込む。
流石は主人公、わかっています。


「貞一くん………、いいの?」
「私………、いいの?」
「えぇ。だって二人とも、僕の大好きな夕子さんですから」
決定的にすれ違ってしまった光と影。
今更お互いに歩み寄る事は出来ないけれど。
愛する人がそのどちらも受け入れてくれるなら、受け止めてくれるなら。
きっと新しい在り方が見い出せる。




「ただいま、貞一くん」
はい、おかえりなさい夕子さん。


Cパートという名の後日談。
いえ、同日の出来事ですけど。
“あさちゃん”の本名は浅葱。
「浅葱って実は、僕の御婆ちゃんの名前なんです」
あ、ちゃんと予想通りで良かった。
まぁ紫子さんが「大きくなったわね貞一くん」って言っている時点でバレバレでしたが。

「無駄じゃなかったんだ! 私が苦しんだの、無駄じゃなかったんだ!」
全ての憎しみが消えたわけでは無いけれども。
それでも辛い過去があったからこそ、今の幸せがあるのなら。
これで良かったんだと、そう思えるから。
めでたしめでたし。


最終回「黄昏乙女」に続きます。
この世に残る原動力であった恨み憎しみが薄れた事で、
存在が薄くなり始めた夕子さん。
このまま彼女は消えてしまうのか、貞一くんとの恋の行方は。
今回のエンドカード、左上のシャドウ夕子の可愛さが異常。
何だか額縁に入っているってだけで「Ib」を連想させられますね。
良いゲームでしたけど、あそこまでニコ動とかでブームになるとは思わなかったです。
なんて。
既に十分オリジナル展開ですが、最終回楽しみですね。
ありがとうございました<(_ _)>