
こちらも遅れを取り戻す2話分一気に行きます。
別記事に分けて同日エントリすればいいじゃんという話ですが、
雲仙委員長にも見事なポシリーがある様に、
“1日1記事”が可憐な乙女のポリシーなので、仕方ないんです。
改めて考えたらあのED曲の歌詞って、
自分で自分を可憐な乙女とのたまっているんですね。
今更ながらビックリです。
というわけで、お時間に余裕のある方はお付き合いください。
何だかんだで原作読んでから結構経っているので、心境的には初見ちっく。
ひあうぃーごー。


本格始動、風紀委員会委員長、雲仙様のおなーりー。
若干9歳で高校入学って、いくらなんでも色々と無視しすぎです。
幼稚舎からずっと私立校を一貫するなら、
現実にもこういった事って可能なのでしょうか。
良いか悪いかはまた別にして。

今回の投書は音楽室でのオーケストラ部の騒音対策。
これはリアルでも普通にあるあるですけど。
防音設備に問題がある感じか。
箱庭学園、意外とお金無いのでしょうか。

本日は他の生徒会執行部員は別の案件に駆り出されているので、
めだかちゃん単独で事に当たります。
キャーアクネセンパーイのこの労働の喜びに満ち溢れた笑顔。
何をやらせても絵になる男です。



個人生徒会も今や過去の話。
空席の役職は残すところ“副会長”のみ。
そのポジションには自身へのアンチテーゼとなる存在を希望するめだかちゃん。
その候補として白羽の矢を立てたのは不知火。
この不知火の悪い顔。



1人の時に遭遇したくない女生徒ランキング、
その上位の2人とまとめて遭遇して恐怖に慄く針音ちゃん。
しかも不知火からは“露出委員会”呼ばわりされます。
否定出来ないだけに可哀想。
前回の失敗で相当落ち込んでいるのか、
針音ちゃんの心の叫びが妙に可愛くなっています。
これは萌える。



一方その頃。
めだかちゃんと針音ちゃんの目的地である音楽室では、
一足先に到着している雲仙委員長が業務執行宣言中。
モブのツインテの女の子が可愛くて仕方がありません。
「本日は、皆さんを粛清しに来ました」

空気の読めないオケ部部長。
完全にオワタフラグです。
『十三組』相手だってわかっていて尚この舐めた対応。
一般生徒の認識なんて所詮この程度。
代償は身を以て支払う事になるわけです。




部長の腕を部位破壊。
宴の始まりです。
オケ部終了の宴。

サブタイトルコール。
ちょっと意味が判りませんね。
正義の味方に迷いは禁物とか、そういう話?



完全制圧。
余波で床や椅子が酷い有様になっています。
流石のめだかちゃんや不知火も唖然。
ついでに部下であるはずの針音ちゃんも茫然。

これだけの光景を作り出しておきながら、
世間話でもするかの様なノリで寄ってくる雲仙委員長に、
針音さんは茫然を通り越してドン引き。

『十三組』同士の初顔合わせ。
これだけの身長差がありますが、学年的には雲仙委員長の方が上だったりする不思議。
お互い学年を気にするような性格でもないですから、特に支障もありません。

無事生き残ったのはこの娘達だけなのか。
ツインテは犠牲になったのだ………。
いやまぁ単純に怪我人の付き添いで保健室行きとかが現実的なアンサー。

顔芸の達者な9歳児もいたものです。
一々勿体着けて表情を作っているあたり、
自分が役者であることを自覚しているのでしょうね。
風紀委員長という役目をこなす役者。

「やり過ぎなけりゃ正義じゃねぇ! それが俺のポリシーだ」
まぁ確かに。
正義とは極端な代物です。
融通が利きませんしね、正義なんていうものには。

風紀委員会そのものと言っても過言ではない雲仙委員長の職務執行の惨状を目にして、
流石に顔を曇らせる針音ちゃん。
理事会から許可された武装をあくまで職務補助要素と捉える針音ちゃんと、
職務執行の主要道具として行使する事に躊躇の無い雲仙委員長。
同じ正義を標榜していても、こうまで違うものなのか。
この精神性こそが『十三組』と『その他』の差なのかもしれません。

この腕を組んだまま耳を傾ける仕草が可愛ゆす。
今更ながら衣装が衣装なので、更に可愛さ2割増し。
やはりめだかちゃんは色気よりも可愛さですね、うん。



雲仙委員長から挨拶代りの一発。
遠慮も躊躇も無く、正面から正々堂々と暴力を伴った宣戦布告です。
いつの間にか針音さんが視聴者代表でツッコミを入れる立場に。




睨み合う二人の挟まれて、居たたまれずに割って入る針音ちゃん。
いつも通り完全に傍観者と化している不知火を少しは見習えばいいのに。
そこがまた可愛いわけですが。
にしても針音ちゃんの顔アップ多いな。
密かにスタッフにも人気なのでしょうか。




「正義と聖者は相容れねぇ。どっちかが潰れるしかないんだよ!」
生徒会と風紀委員会が争う理由が無いと言うめだかちゃんや針音ちゃんに対して、
そう高らかに嘯く雲仙委員長。
彼の指示の元、生徒会執行部員各位に魔の手が忍び寄ります。
もがなはともかく、善吉くんとキャーアクネセンパーイには生半可な刺客では返り討ちに遭うだけですが。
流石にそこらへんは分かった上で送ったんですよね。
と、原作を読んでいる立場からはツッコまずにはいられません。


仲間の窮地に一目散。
後事を不知火に託して、脱兎の如く走り去るめだかちゃん。
いつもは善吉くんを置き去りに逃げる不知火が置いていかれるというのは、中々に皮肉です。


生徒でごった返す廊下を、分身しながら疾風のように駆け抜けるめだかちゃん。
周囲の生徒達も始めこそ驚きますが。
「何だ今の…」
「いやあれ、生徒会長でしょ」
「あぁなんだ、じゃあ普通だ」
学園は今日も平和です。



一方、取り残された不知火と雲仙風紀委員長。
校則違反していない生徒には手を出せないだろうと嘯く、歩く校則違反の不知火さん。
本当に、どの口がそれを言うのか。


不知火の主張はマジらしく、
針音ちゃんに今日の不知火の素行を伺う雲仙委員長。
「今日こいつ廊下でモノとか食ってなかったのか?」
「(食べてた…)………はい、食べていませんでした」
先程の光景が頭から離れないのか、
咄嗟に虚偽報告をしてしまう針音ちゃん。
というわけで全員まとめて傍観者リスト入りです。
ここからはめだかちゃんオンステージ。


刺客その1………は、どうでもよくて。
今日ももがなは天使です。
まず1人。


刺客その2。
相変らず輝く笑顔のキャーアクネセンパーイ。
2人目。



刺客その3。
まんまと敵の本拠地に誘い込まれた善吉くん。
しかしどの刺客も妙な武器に拘りますね。
一番妙なのは雲仙委員長ですが。
こいつらに比べたら針音ちゃんの何と普通な事か。
というわけで3人目。

「よく頑張ったぞ、私!」
無事に全員を守りきった生徒会長。
風紀委員会との前哨戦はこうして会長の個人的勝利に終わります。
本当に一人で片付けるとは、流石は僕らの生徒会長。

次回「私は貴様を許さない!!」。
ついに雲仙委員長を敵性存在と認めるめだかちゃん。
まぁそこまで行くのにもう一悶着あるわけですけど。
『十三組』同士の直接対決の幕が切って落とされます。
「第10箱」


めだかちゃんの獅子奮迅の活躍の結果、
風紀委員会前線部隊44名全員返り討ちの報告を受ける雲仙委員長。
まぁ前回から思っていましたけど、風紀委員会って前線部隊だけでそんなにいるんですね。
後方支援諸々含めたら100名超になるのでしょうか。
凄いなぁと思う反面、これだけのマンモス校の風紀を一手に取り仕切るわけですから、
それでも少ない方なのか。

しかしまぁ面白いのは、めだかちゃん同様、
雲仙委員長も別に力や恐怖で部下を従えているわけでは無いんですよね。
針音ちゃんは少し異見を持ったようですが。
基本的に風紀委員会の構成員は、
雲仙委員長の標榜する“正義”に同調して付き従っているというか。
そこらへんは流石『十三』組。
ただの能力馬鹿ではないという事です。

「めだかちゃんが助けたのは俺たちじゃない。アンタ達なんですよ」
唐突に言われた謎かけに首を傾げるあみすけ。
アイ・ベッグ・ユア・ファードゥン?

解説その1。
もがな自身も運動神経的には相当でしょうから、簡単にやられる事も無いとは思いますが。
バックに控える怖いお兄様達の方が脅威だという言。
確かに行き過ぎなくらいに愛されています、もがな。
何故この3人の間で恋愛感情が微塵も生まれなかったのか不思議でならない。

解説その2。
キャーアクネセンパーイの言われようが輪をかけて酷過ぎます。
「人間壊すのが趣味のとんべもねぇ悪党だったんですから」
やっぱりキャーアクネセンパーイの事は気に入らないんですね、善吉くん。

「そしてアイツら程じゃなくっても、この俺だって相当やべぇ」
解説その3。
敢えて自分の番だけ控えめに言うあたり、中々ズルいです。
アンタ第4箱くらいですっけ、では不良相手に相当な啖呵を切っていたくせに。
何だかめだかちゃんに庇われた不機嫌さを八つ当たりしている様にも思えます。

サブタイトルコール。
許さん、許さんぞーこの虫ケラども!
というわけで今回はキチンとめだかちゃん本気モード開始です。

若干デッサンがアレですが、針音ちゃんは今回も可愛いですよ。
可愛いんですよー。
言うても『風紀委員会』編のヒロインですし。


「鬼瀬ちゃーん、1つ伝言頼まれて」
「へ?」
この「へ?」の可愛さが異常です。
こういう何気ない所にこそ中の人の真骨頂が現れるのですよ。
というのは言い過ぎですが。



その頃の生徒会室。
ようやく全員集合した生徒会執行部員一同。
手にしたるはスーパーなボール。
これが雲仙委員長の正体不明の攻撃の正体だそうです。
要は“柔珠術”。
おそらく、って言っているという事は、
めだかちゃんの動体視力を以てしても見切れないくらい速いという事。
そりゃ威力ヤバいわ。

タネを見破っためだかちゃんを褒め称える雲仙委員長。
いつの間にいらっしゃったのでしょう。
わざわざ敵の本拠地にいきなり殴りこんで来るあたりも、めだかちゃんと似た者同士。


「何このヒネてそうな子供。全然可愛くないんだけど」
「「喜界島さん空気読んでッ………!」」
あみすけに謝れ。
その他大勢の風紀委員会女子メンバーに謝れ。

「俺は正義として悪を裁くが、
正義が悪より正しいなんて、思った事は一度も無ぇ」
めだかちゃんの在り方を片手落ちだと非難し、
己の在り方を見せつけます。
日本語って難しい。



色々と言葉遊びを弄しましたが、
いや何割かは本心でしょうが。
長々と演説していた真の目的は、
入室時に仕掛けた時限爆発ボール発動までの時間稼ぎ。
芸術は爆発だ。
爆発は芸術だ。


綺麗さっぱりエグられた生徒会室跡地に佇む雲仙生徒会長。
全てのタネはこの特注制服。
お値段何と1200万円………でしたっけ。
あれ、もうちょっと高かったか。
8000万円くらい?




目にした光景に目を見張る雲仙委員長。
校庭に誰一人欠ける事無く揃っている生徒会メンバーの姿を認めて、
心の底から驚愕します。

「黒神、手前ェ…一体何をした!?」
「簡単な事だ」
何故この距離で読唇術も無しに会話が成立するのかはツッコんではいけません。
そういうものなのです。

事の真相の光景。
着火から爆発までの刹那の時間にあれこれ小細工を弄した挙句にこの大技。
それを簡単な事だと仰るめだかちゃん恐ろしい子。
実際にはタネ明かし自体が簡単だと言うだけで、
行動の難易度は一般人基準ではウルトラC級だと思いますが。
めだかちゃんがやるなら普通。

その告白に畏怖を覚える雲仙委員長。
人外の『十三組』内でも格付けは存在するようで。
能力もさておき、思考回路のブッ飛び具合では完全にめだかちゃんの方が上だと認めます。


「この期に及んでも、どうせ手前ェは争う理由なんか無ェってんだろ?」
「うるさい」
そんな己の心を打ち消すかのようにおちゃらける9歳児を、
冷たい一言でバッサリ切って捨てる女子高生。
マジでキレる5秒前。




「私は貴様を許さない!」
穏やかな心を持ちながらも激しい怒り云々。
めだかちゃん、遂に怒りのスーパーサイヤ人化。
正式には“乱神モード”というそうです。

「友達を危険な目に遭わせてまで貫きたい信念など、私には無い!」
身内に厳しくも甘々なめだかちゃん。
彼女が心の底から本気で怒るのはこういう時。
要は雲仙委員長はとびきりデカい地雷を踏んだと。
南無。




ラウンド1、ファイッ!
ここから完全に別アニメ開幕。
下手な格闘アニメよりよっぽどそれらしく見えるくらい頑張っています。
今回は1カットだけですけどね。


次回「ドラゴンボール」のお時間です。
嘘です。
次回「これで決着だ!!」に続きます。
次回っていうか明日ですけどね。
ではでは、駆け足でしたがこれにて。
ありがとうございました<(_ _)>