








前回、ファントム退治の報酬として陳情していた焼肉食べ放題券。
それが何と本当に支給されて、念願の来店を果たした和泉玲奈。
ざっと見て1人で何人前を平らげているのでしょう。
いくら食べ放題とはいえ、よく店側からストップが掛からないものです。
で、一緒に焼肉を食べに行く友達にすら事欠いている彼女は、
晴彦や舞の存在に大層心が救われているそうですが、
そんな彼女はどうやら家では不遇の時間を囲っている模様。
そういう心の隙間を突かれたのか、怪しいバスに誘い込まれる事案が発生し、
皆でその問題の解決を図る、玲奈のお当番回となっております。










































こっそり見ていた小糸の説明で、あのバスがファントムだと判明。
その正体を暴くべく、同じ時刻に同じバス停で待ち伏せする、
晴彦、舞、玲奈、ルル、そして何気に付き合いのいい小糸。
まぁ結局は唐突に現れたバスに乗車出来たのは玲奈と晴彦だけですが。
というか小糸はあのファントムがどういう存在か知っている風なので、
それを早く教えてくれれば問題の半分は解決するのに。
兎に角、玲奈と晴彦が降ろされたのは現実ではあり得ない牧歌的な空間。
玲奈はエセ関西弁を操る体長80cm程度のウサギのぬいぐるみを両親と呼び、
晴彦をお兄ちゃんと呼ぶ胡散臭い電波少女と化しております。
晴彦じゃなくとも「なんじゃコラ」と言いたくなる光景。
これが、玲奈が思う理想の家族像とでも言うのかしら。
唯一のアンチテーゼたる晴彦も見事にこの世界に取り込まれて、
玲奈とラブコメ展開を始めて役に立たず、そのまま現実世界へ帰還。
その後も玲奈の父親に悪い虫認定されて追い払われる晴彦、哀れ。
ファントムだけでも面倒なのに、現実の家族関係まで絡んで、困ったものです。














翌日、昨日の出来事を踏まえて、改めて作戦会議。
やっぱり詳しく知っていた小糸からファントムの特性を聞き、
玲奈からはファントムにつけ狙われる心当たりについて説明を受けます。
曰く、両親はファントムをいかがわしいものだと思っている事から、
それに玲奈が関わるのを快く思っておらず、クラブ活動について秘密にしている。
しかし最近隠し事が辛くなってきた、その心の隙を狙われたのかも、という分析。
兎に角もう一度バスに乗り込む以外にないので、皆で再びバス停へ。
小糸は別件がある為、ここで離脱みたいですが、
捨て台詞の裏を取れば晴彦達の実力を認めているとも言えるのが素敵ね。
で、先制攻撃で晴彦がバスのスケッチをする作戦もあっさり失敗し、
でも今度は舞やルルも含めたフルメンバーでファントムの世界へ。






















あれだけ注意していたのに、どうした事でしょう。
ルルのファインプレーで唯一の希望、舞までもが催眠状態に取り込まれ、
万事休すかと思われた矢先、こちらの世界で取り込んだものを排泄したからか、
晴彦が正気に戻って希望の光がワンチャン復活。
未だに催眠状態にある玲奈をトイレに連れ込むという暴挙に及びます。
てっきり異性の目の前で現役女子高生に排泄行為を強いる、
選ばれし者のみに許された変態プレイが始まるかと期待しましたが、
まぁ若干緩和されたセクハラ行為を敢行して玲奈を正気に戻す事に成功。
流石は薀蓄博士、役得も兼ねたファインプレーです。





























構成母体であった玲奈が正気に戻った事で、この夢の世界も崩壊を開始。
しかし本当の勝負はここからで、玲奈がこのまま夢の世界と運命を共にするか、
それとも現実世界への帰還を果たすか、選択を迫られます。
思わず夢の世界へと逃避しようとする玲奈を晴彦が必死に説得し、
ようやく立ち止まった玲奈にファントムからは娘の選択を尊重する旨の優しい言葉。
全ては玲奈自身の問題だったわけで、現実への帰還を選んだ玲奈は、
自分を優しく送り出してくれたファントムに「頑張る」と告げ、
両親にクラブ活動の事を打ち明け、許可を貰う事に成功したのでした。
豪華すぎる和泉夫妻の声優さんもこれで使い捨てかと思うと寂しい限りですね。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>