NORN9 ノルン+ノネット 1「空を征く船」 感想
2016.01.10(21:00)
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発売日にゲームを購入したものの、気が付けば途中で手が止まり、
今の今に至ってこうしてアニメ化を迎えているという情けなさ。
別に面白くなかったとかじゃないんですよ、雰囲気からキャラから、
全体的には好きだったんですが、それ故に途中で挫折したというか。
ぶっちゃけて言えば思い入れが強過ぎた故にプレイ記事が面倒になり、
そのまま離れてしまったというしょうもない過去があります。
どうしても性分ですね、どんなゲームやアニメを体験していても、
常に記事化を考えてしまうので、かなり損をしている気がします。
性分なので仕方がないのですが、中々。
ブログをしている弊害ですね、困ったものです。
というわけで「NORN9」の始まり始まり。
それでは宜しければ続きからご覧ください。
前段階もそこそこに、導入部の説明も殆どなく、
いきなり全員が登場して魚取りに興じる仲睦まじい光景。
あれ、物語の核となる冒頭の語り部の空汰は何処に消えましたかね。
主人公となる3人の女の子の姿は既に全員揃ってますので、
これはまさかのショタ成分がアニメ化で排除されてしまったのか。
あの子の存在は話を進める上で、そしてキャラ同士の絡みの中で、
結構重要な要素となっていた気がするだけに、残念で仕方ありません。
というかやはり、この描かれ方だと3人の女の子の中にも序列があるというか、
ピンク髪の女の子、こはるが主人公になるのか・・・ふーむ。
個人的には黒髪ロングお嬢様の深琴や無表情ちっくな七海が好きなんですが。
そしてメイン攻略対象は駆かな、この出会いの演出的に。
オープニングアニメーション。
この時点で既に3人の主人公、それぞれの3人ずつの攻略対象、
その中で誰とCPになるか決まっているんですね、マジかいな。
いやまぁ、こはる×駆と七海×暁人はまだいいんですよ。
でも深琴は夏彦とかぁ・・・・・・個人的には朔也が良かったなぁ・・・。
でもまぁ、嫉妬に狂って暗黒面を見せる朔也も悪くないか。
9人集合の画像でも駆、夏彦、暁人が前面に出ているし、
完全に最初から優遇するキャラを決めているのはどうなんだろう。
当然の様にこはるをお姫様抱っこで運ぶ駆。
流石に蔓くらいは外してから運んでやれよって感じですが、
同行している暁人も林檎を貪るだけの変な子扱い。
こはるが船に着いた時も七海に噛みついていましたし、
アニメ化しようとも子供っぽいキャラは変わらないなぁ、暁人。
そしてこはるを“11人目”と呼んだって事は、
やっぱり原作通り、最初は夏彦は襲ってくる側の人間なわけですね。
なら尚更何故空汰少年はいないのでしょう、重要人物なのに。
それともこれから出てくるのかしら。
船内の案内は正宗が担当、その辺は流石に年長組でございます。
そしてクルーの呼びかけはお馴染み、便利な感応能力で平士が担当。
全員が集合してこはるのお披露目の場が整えられるわけですが、
ここで遂に愛しの斎賀王子改め朔也の出番となります。
というか杉田と暁人と千里がいませんね、やる気ないトリオ。
杉田は杉田なので仕方がありませんが、市ノ瀬兄弟は全く・・・・・・。
しかし動いて喋る七海はゲームの時以上に私の心に刺さるなぁ。
思えば何故こんなに無表情系が好きになったのか、人の好みとは不思議です。
日が暮れるまでこはるの事情聴取を行った結果、
記憶や経緯に不審な点はあるものの、危険はなかろうと乗船を認められます。
男子禁制の女子会が開催される矢先に乱入する駆。
牽制する七海や深琴をものともせず、いけしゃあしゃあとデートの約束。
それを聞いて自分の派閥に引き入れるのかと深琴が確認を取ります。
やはりアニメの世界観でもグループ分けはされてるんですね、男性陣。
その構成もゲームの時と同様、こはるは駆・千里・正宗と同じチームに。
駆と正宗は社交的で気持ちのいい奴らですが、千里は逆に根暗の引き篭もり。
こはるの紹介がてら、駆達は連れ出そうとしますが取りつく島もありません。
一応それっぽい理由も口にしてますが、千里の場合は単にやる気ないだけでしょうに。
まぁそんな在宅ニートは放っておいて、引き続き船内探索の流れで、
屋上の桜の木々を鑑賞に向かう千里以外のこはるチーム。
もう第1話はこのまま、こはるチームの紹介だけで終わりそうな勢いですね。
せめて空汰か夏彦の出番まではいくかと思っていたのですが、どうでしょう。
駆の、緑に働きかける能力、そして思わせぶりな台詞。
少しだけ心の距離が測れたところで木から落下するどころか、
下の階層へと落下する大事故にみまわれるも、何だか良い雰囲気で終わるという。
駆が「折角濡れたんだし」と言いながら肩を抱き寄せる仕草が、
えらいエロちっくに感じてしょうがなかったですが、
事故を経て、夢見た過去の記憶を経て、仲間として歩み寄れたところで、
序章部分は終了です、丁度予定通りに襲撃者も来ましたしね。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>