
今期の京アニ枠「無彩限のファントム・ワールド」。
内容的にはどうなのか、正直まだ計りかねているわけですが、
それでもやっぱり映像的には惹かれてしまうのが辛いところです。
内容に関わらず、近年の京アニ作品は意図的に避けてきたのですが、
そろそろその精神的な縛りを解除してみようかと思った次第。
まぁ理由は色々あったわけですけれども、
事前情報で「京アニだから良作に違いない」みたいな言われ方されると、
逆に視たくなくなる天邪鬼根性が一番の原因だったのでしょうか。
世間で評判になった作品を避ける傾向はいつまでも変わらないかも。
それでは宜しければ続きからご覧ください。






番組が始まって暫くは錯視の代表例の紹介。
どれもこれも、正式な呼称こそ知らないものばかりですが、
内容に関してはどれも一度は見た事があるんじゃないでしょうか。
Twitterとかでもよく回ってきますしね、RTされて。
結局何が言いたいかというと、少し認識がズレただけで、
これまであり得なかった世界が当たり前の世界にとって代わる、
そんな可能性は十二分にあるんだよーという事かしら。
日常と非日常の境目なんて、人間の認識能力の曖昧さと同じくらい、
揺蕩っているんだよーと言いたいんだと思います、多分。






























オープニングアニメーション。
何だか妙にロケットおっぱいが強調されてたのと、
モザイクによって裸身に見えなくもない女体の表現と、
そしてマスコットキャラのコスプレ博物館という謎の取り合わせ。
取り敢えずヒロインが4~5人いるわけですが、
私は3番目の蓮っ葉な性格っぽい女の子が好みそうです。
ていうかさっきイントロダクション部分で思いましたけど、
主人公はしもんぬなんですね、いやはや、縁がある事で。











本編が始まると、主人公の一条晴彦は寝起きから着替えの王道パターン。
こちらは非常に物語の始まりに相応しい様相ですが、
一方その頃、ヒロインその1の川神舞は絶賛戦闘中。
着替えの途中でも構わずそのまま戦闘に赴くヒーローの鑑。
ファントムとの戦闘が日常に溶け込んでいる事よりも、
今は無きブルマーが現存している事の方が余程重大事です。
かの杉田智和も涙ながらに感謝を述べる程の至高の存在。
我々の認識が変われば、ブルマーも復活するというエールでしょうか。
それは兎も角、ファントムを倒すには物理攻撃では駄目らしく、
晴彦が対象のスケッチを終える事で退治出来るっぽい。
















諸々のヒロインをすっ飛ばして、舞の戦闘を見学する野次馬の中に、
妙な髪型をした病弱なJS、熊枕久瑠美が登場。
本人も可愛いですが、両隣の級友も大変可愛らしいですね。
そりゃ、小学生は最高だとか言い出す輩が出てくるのも道理。
というか、やはりブルマーの上には白の体操服。
舞みたいに制服とブルマーの組み合わせも悪くはないですが、
正式な衣装の組み合わせが如何に大事かわかろうというもの。
後、先輩の姿に興奮した久瑠美の嘆息が妙にエロくてヤバいです。
舞は舞で、自分の脇腹を撫でる事で水気を発動させ、
封印した火属性のファントムを消滅させてお仕事完了。
その巨乳を強調する作法は本当に必要な動作なのかしら。








俺は一条晴彦、趣味は読書。
ここに至ってようやく自己紹介が始まった主人公は大の読書家で、
これだけ大きな私立学校の図書室の本は全て読破している程だとか。
そんだけ読書に時間を費やしていて、よくスケッチ技術も向上したものです。
まぁ兎に角、舞が前衛で晴彦が後衛のチームは割と落ちこぼれ扱い。
マスコットであるルルの可愛さだけでも十分上を狙える気がしますが、
現実に成果が上がっていない以上、早急な戦力増強は急務との事。
舞は十分に強いと思いますが、寧ろ他のチームはどうやって倒してるんだか。




















そこで帰り道に都合よく出会ったのが、第2ヒロインの和泉玲奈。
一言聴いただけで分かる、この声は間違いなく早水沙織お嬢様。
技術も何もなく周囲のファントムを喰らう健啖家っぷりには驚きましたが、
これならスケッチするまでもなくファントムを駆逐する事が出来そうですね。
早速、晴彦不要説が浮かび上がってきて不穏な空気。
そんな事は気にせず勧誘という名のナンパを試みますが、
見知らぬ男子生徒から突然言い寄られて良い顔する訳もなく、
心底拒絶感を滲ませる、怯えた表情で後退る姿に萌えます。
ただのおっとり少女なら何の興味も湧きませんが、
こんな表情が出来るなら十分合格、素晴らしいと褒めておきましょう。
で、逃げる途中でお約束の様に階段に躓き、
運動が苦手な割にはあり得ない速度で下に回り込んだ晴彦が、
ぱいタッチを避けようと頑張った結果が斬新な体勢のパンモロ。
こう見えて中々出来る男です、一条晴彦。

















翌日、早速クラス等を割り出して謝罪に出向く粘着プレイ開始。
第一印象は最悪でしたし、そもそも気乗りしない話らしく、
勧誘は断られかけますが、胃袋に訴えかけて状況は急展開。
ファントムに限らず美味しく頂く健啖家っぷりに出費は嵩みますが、
お蔭で落ち着いて話を聞いて貰う事に成功いたしました。
「ファントムとは何か?」というところから開始する説明の内容は、
どこぞの研究所の事故で脳機能に影響するウィルスがバラ撒かれ、
多くの人間がファントムを認識出来る様になり、
また以降の新生児の中に特異能力保持者が生まれる様になったとか。
つまりこの戦いには終わりというものが無い訳ですね、
最終話の話の纏め方、一体どうするんだろ。














仮入部という事で、舞と引き会わされた玲奈はどうやら百合属性。
上級生を「お姉様」と呼ぶなんて、完全にリリアン女学園ですね。
これからの展開が非常に楽しみですが、取り敢えず先にファントム退治。
依頼のあった対象は電柱のファントムだそうで、
生まれ故郷の山で電線を利用したリンボーダンスに興じる、
中々愛嬌と柔軟性と遊び心のあるイカした奴らです。
対象は木材なので、五行相克の関係から金気が有効。
金気の場合はおっぱいを揉むのが舞の作法らしいです。
が、たかだか木製の電柱の分際で戦闘能力は割と高いらしく、
暴力を以ての直接制圧は困難を極める模様。



























別に襲ってこないんだから、遠目から晴彦がスケッチすればいいのに。
どうやら電柱達の哀れな境遇に感情移入した結果、
彼らを供養してやろうとリンボーダンスに参加する事に。
いまいち運動神経に優れない玲奈と晴彦は健闘するも敗退。
結局敵の代表と舞の一騎打ちに勝負の行方は預けられますが、
最後は地上30cmしかないんじゃないかってレベルまでの死闘。
これをよくもまぁ、強靭な足腰とバランス感覚と機転で乗り越えたものです。
巨乳というハンデをノーブラという偶然と才能で克服し、
見事に勝利を飾った晴彦達は、兵どもが夢の跡に少しセンチメンタル。
兎に角チーム加入を承諾してくれた玲奈を迎え、
新たに3人で頑張っていく事になりましたとさ。

















第3のヒロインの水無瀬小糸も姿を見せていますが、
本格登場は次回以降のお楽しみという事で。
エンディングはルルが歌って踊っての明るくテンポの良いメロディー。
この辺りはある意味でのお約束ですね、流石は京アニ。
細部のエフェクトから動き付けから質はやはり高いなぁと感じます。
次回以降も、どういう展開になるか読めませんが楽しみです。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>