
思えば学生時代の頃は、今とは趣味が違いましたね。
男性キャラはクール系、女性キャラは元気系が好きでした。
今だと男性は兄貴系、女性キャラは無表情系が好きという次第。
まぁ、あくまでも大雑把な方向性であって、例外は大量にありますけど。
食べ物と同様、これも年齢を重ねた事による変化なんでしょうかね。
思えば当時好きだった先輩キャラとか、今の私よりも年下ですものね。
そう考えると非常に感慨深いものがあります。
「エヴァンゲリオン」のチルドレン達と確か同級生ですものね、私。
アンニュイですわ。
それでは宜しければ続きからご覧ください。
第六章「それぞれの想い」











存在結晶巡り、コハルに続く二番手は彼女の幼馴染ミツヒデ。
彼の場合は両親よりも祖父との思い出話がメインとなります。
どうやらコハルの時とは違い、時間軸は過去になっている模様。
個人個人で仕様は違うわけですね、存在結晶。
それとも単に一番縁深い祖父が既に他界しているからかしら。
それよりも冒頭のなめろうとのやり取りの方が興味深いですね。
カナタのリーダーとしての評価がそんなに高いとは意外でしたし、
あれをもってポーカーフェイスと評するのも予想外の視方。
他にもクエストクリア後のランゼとの深夜の密会も中々どうして。
何だかんだでやっぱり良い雰囲気に見えますよねぇ、この2人。
後は雑魚敵にトゲトゲが多くてミツヒデいなかったら詰んでるレベル。
魔法使いでも処理は出来るのですが、効率が悪過ぎてキツいです。
というか最初来た時はキリヤ・コハル・まゆらで大苦戦して、
感情度の低下を甘んじて受け入れて撤退したという事があったり。










サクサクといきます、三番手は異世界の第一村人まゆら嬢。
彼女は現在の時間軸での、両親の様子が声として届きます。
内容を漏れ聞く限り、何か重いj病を抱えて人生に倦んでいたのか、
それとも両親との仲がギクシャクしていたのか、当人も微妙な態度。
まぁ正直まゆらの家庭の事情を斟酌する事よりも、
今回のこのクエストにおいてはボスモンスターの方が気になります。
双子と表現していいのか分かりませんが、2体で一対のボス戦。
ついでに言うと狙う場所は頭の大砲、両腕、胴体となっているので、
2体で都合8ヶ所の攻撃ポイントがあるという賑やかな戦場。
取り敢えず攻撃力を削ぐ為に頭の大砲から壊してみたんですが、
果たして攻撃力が減衰しているのか、全然分かりませんでした。
両腕を壊す事で防御態勢を取れなくさせる事も出来るのかな、
そちらも正直余り効果を実感する事なく、地味に削って倒して。
でも外見といい喋り方といい、かなり印象に残るヤツらでしたよ。












ミツヒデとまゆら、2人の存在結晶をアマツメに捧げて新たなスキル、
スライディングとバースト・ジャンプを習得しました。
強化というか、派生というか、兎に角これで踏破率100%も狙えます。
そんな新技を引っ提げて、巡り巡ってフリークエスト消化の旅。
コハルの時と同様、ミツヒデに関しても存在結晶の欠片が散見されます。
本体と同様に爺ちゃんとのやり取りもありますが、
その一方でランゼやカナタら、友達の親との会話も面白い内容。
裕福な家柄の、カナタの母親やランゼの父親に対して、
コンプレックスとまではいかないながらも気後れがあるみたいで、
逆にコハルの両親とは幼馴染らしく打ち解け感が半端なくて。
ミツヒデはやっぱりコハルの白馬の王子様。









存在結晶集め、仲間内で四番手となるのはレンです。
レン本人とは関係ないところで勝手に人生劇場が展開されていますが、
血の繋がりを感じるというか、確かにレンの父親や祖父ですねー。
というか話の内容以前に今回もボス戦が一番印象深い点で、
いつも通りに安全に回復しながら削っていたら、
瀕死の状態から繰り出されたボスの攻撃が見た目以上にエグい内容で、
HP満タンの状態からカナタ以外の3人が即死させられました。
どうにか、次のアタックフェイズにカナタの攻撃で削り殺せたから良かったものの、
初めての全滅もあるんじゃないかと肝を冷やされましたね。
最近雑魚敵でも気を抜いたら全滅されかけるし、そろそろ難しいお年頃。










朱雀の弟、名前は翔太。
センスが光り過ぎる姉の名前に比べて随分普通な名前ですね。
というか改めてアップで見るとスザクって凄い恰好してるなぁ。
見せブラの上に製作者の考えが理解不能な髑髏型の布もどき。
目のところが開いているのは一体何を意図しての事なのでしょう。
性格は割とさばけていて良い姐さんなんですが、おしゃれセンス欠乏症。
おしゃれと言えば、コハルはまゆらの髪の色をおしゃれだと評価しますが、
お洒落っていうには規模がかなりぶっ飛んでますよね、綺麗ですけど。
二次元キャラの髪の毛の色に今更ツッコんでもしょうがないですが、
両親のどちらかに外国人の血が混じってるのかしらねー。
存在結晶劇場で聞く限り、まゆらは日本人同士の子供っぽいのに。




存在結晶の欠片集めも色々な作業と並行して進行中です。
レンの存在結晶をアマツメに捧げた事で解禁されたラーニング。
これは要するに仲の良い仲間が習得しているスキルを、
スキルポイントの消費無しに獲得してしまうという素晴らしいもの。
これにより、各キャラにクラスチェンジの概念が生まれ、
状況に応じた適応能力が格段に高まります。
とは言っても、基本的には各キャラの基本クラスを継続しますけど。
今更別のクラスにするのって違和感が半端ないですので。
必要に迫られない限りはクラスチェンジは行わない方向で。
その他、アイテム生成も解禁されて、AMPの使い道も生まれました。
とはいえ、型落ち程度の武器防具しか作れないので現状は特に意味はなく。
馬鹿みたいに高価なアイテムの購入を目指して、貯蓄に励むしかないですね。










物語の終着点を模索する、仲間内での作戦会議。
そして鍵を握る、星の管理者との直談判の模様。
ゼノビアに囚われているという、12人の魂の欠片保持者の一角。
地球への帰還とヤマトガの復活の相克関係。
また、星の管理者アマツメと、シャサールの真祖ゼノビアの対立。
この件に関わる全ての存在が満足出来る最適解などあるのかどうか、
それでも主人公らしくカナタは薄い薄い最善の道を探して、
今後も諦めずに戦い続ける事を決意宣言しております。
最終的にカナタが復活したヤマトガを身の内に抑え込み、
自ら犠牲となって皆を地球に戻してあげる未来しか見えませんが。























存在結晶の欠片はもしかしたら、回想に参加するメンバーがPT内に揃っていないと、
ダンジョン内に出現しない仕様なのかもしれませんね。
3~4人揃う必要があるものとかあったらかなり厳しいところですが、
現状、割と順調に見つけられている事を思えば、そこまで心配もいらないか。
レンの欠片は引き続き祖父と父の頓珍漢な会話から、
イジメこそないものの珍獣みたいな扱いを受けている学校での様子まで。
あの素っ頓狂な口調とキャラを考えれば、随分マシな対応だと思われます。
友達は確かにいなかったかもですが、ネットの友達がいれば、まぁ・・・。
そしていつの間にかキリヤとコハルが落ちこぼれ同盟で急接近。
思えば初邂逅時から絡んでましたし、意外とロマンスが生まれるでしょうか。
馬鹿過ぎて無理か。









第六章、最後の存在結晶は大トリかと思われた主人公、カナタ。
かつての自分の立居振舞いを客観的に鑑みる立場になり、
黒歴史を見せつけられるかの如くテンションが下がるカナタ。
ランゼもずっとこんな気持ちでカナタの事を見ていたのでしょうか、
そうならば死の間際のあのキツい一言もむべなるかな。
裕福な家庭に生まれ育ち、不自由なくくらし、美少女の婚約者がいて、
現状に対して何の危機感も努力もなく漫然と暮らす少年。
完全にレールの中で生きてきた少年がレールから外れてどう成長するか、
陳腐な言い方をすればそういう事なんですかね、本作の物語は。

今日も大漁でキリヤもご満悦。
皆、料理のレパートリーが1種類しかないなんて悲しい現実ですが、
でも質はかなり高いのか、かなりの高値で売れるんですよね。
勿論、彼らの想いのこもった手作りの品を換金なんてしませんが、
一応、補足までに申した次第。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>