
あっという間に最終話。
降って湧いた様な月浪との唐突な因縁はどう処理されるのか。
というかこの第2期の物語、本当に逆巻兄弟がいる意味なかったですね。
多少、ユーマがシュウと過去に思い出があったくらいで、
結局物語の根幹は終始無神兄弟が占有し続けた印象。
ただまぁ、逆巻に加えて無神まで吸血鬼が10人になった事で、
第1期以上にユイちゃんがちゅっちゅと血を吸われたくらいか。
前々から疑問ですが、何で死なないんでしょうね。
やっぱりコーデリア様の心臓が云々って話なのかしら。
その辺の謎がアニメで語られる事はなさそうなので、
知りたい人は原作をプレイしなさいって事なんですよね、きっと。
いつかやります、いつか。
それでは宜しければ続きからご覧ください。











無神屋敷を襲った月浪のわんこ達は、
少しの時間差で今度は逆巻屋敷を襲撃。
流石に月食が近いとはいえ、純血たる逆巻家は問題なく退けますが、
敵の目的がユイちゃんだと知って一部のグリリバが大慌て。
ここで珍しく“乳無し”ではなく、年に一度の“ユイ”呼びをしております。
それだけ危機的状況だって事なんでしょうけれども、
いまいちあのショボいわんこだけだと脅威の程が視聴者に伝わりづらく、
大して緊張感が生まれてこないのも事実。
一応シュウがそれらしい声色で忠告をしていますが、
それを素直に聞くようなアヤトでもないわけでして。









一方、前回のまるで恋愛ゲームみたいなやり取りを経て、
爽やかに目覚めたルキはユイちゃんと事後の睦言を楽しむ間もなく、
乗り込んできたアヤトを交えて月浪への緊急対策会議を開催。
ルキは兎も角アヤト程度が一族の動向を左右していいのやら。
ともあれ月蝕中は本気で劣勢になるらしく、アヤトも渋々同盟に合意。
“逆巻&無神連合軍vs月浪兄弟”という図式が成立しますが、
それはそれとして、ユイちゃんの所有権争いについては、
互いの意見が真っ向から対立して譲らず平行線のまま、
取り敢えず2人仲良くちゅーちゅートレイン。
子供じみた対抗心で火花を散らすのはいいですが、
間に挟まれて2人から同時に吸血されるユイちゃんは災難。













アヤトから連絡が来ているのか定かではありませんが、
ユイちゃんの身柄を絶対死守する為に逆巻兄弟はそれぞれ戦闘準備中。
カナトの殺意は月浪より寧ろテディを燃やしたアズサに向きそうなものですが、
一応月浪を優先するという事はユイちゃんを大事に思ってる証左か。
ていうかよくよく炎が好きなやっちゃ。
一方その頃、無神兄弟も月浪との戦争に向けて心の準備中。
ルキは相変わらずユイちゃんを独り占めして恋愛ゲーム続行中。
何かイケボでそれっぽい事をユイちゃんに宣っておりますが、
「俺達はお前の奴隷になった方が輝けるから宜しくな!」
要約するとそういう事で間違ってませんかね、大丈夫ですよね。










「アダムとして、イヴに選ばれる為に」
「俺だって諦めないよ、エム猫ちゃん」
「あぁ、当たり前だ」
「君は、俺達の・・・・・・大切な、イヴだから・・・」
初見の時点で、かなり強引な展開だと理解しているにも関わらず、
演出とBGMの力だけで涙腺がやられそうになります。
くそう、イメージ映像から現実に引き戻された時、
ルキの傍らにいつの間にかコウがいて微笑んでいて、
彼らとは逆側にユーマとアズサがいつの間にか佇んでいて、
何だか知らないけれども盛大に感動がこみ上げてきました。
まだ何も始まってないんですけどね、下手したら死亡フラグですけどね。
にしても何でコイツら、こんな優しそうな微笑浮かべてるんだ。
これじゃ逆巻よりも無神の方を好きになってしまうじゃないか。
というかさっきのイメージ映像での各々の台詞がもしかして、
第1期でいうところのビデオレター替わりじゃないだろうな。



「抗えない運命・・・その先にある、未来へ」
終わったー!何も始まらずに終わったー!
いや、残り時間考えたらそんなもんだと思いましたよ!
こんな終わり方だったら月浪を無理して出さなくても良かったじゃん!
何なの、OVAでも製作してこの流れにオチつけるの!?
さっきまで強制的に喚起させられた感動を返せー!
でも面白かったよ、色々な意味でありがとー!
第3期も宜しくね!TVかOVAかは分からないけれども!
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>