












物語としては塔に上り、理事長との決戦に挑むだけです。
その過程でパイが命懸けの力を発揮したり、皆の威勢が強まったり。
正直ここに関してはあんまり喋る事がないくらい王道の展開なので、
このくらいで済ませておきますが。
理事長含めた6人全員の立ち絵が画面に入りきらないせいで、
絵面が中途半端に切り替わってる点くらいかな、ツッコミところは。












この決戦場に挑むは我らがヒロイン、愛那。
試練の洞窟でも感じましたが、やはり使いやすい子ですね。
というかやはり愛那がプレイヤーだと、パンの出現率が高い気がします。
試練の聖洞の時に感じた偏りは気のせいじゃなかったっぽい。
お蔭様で40階を越えても全く食料供給に陰りは見えませんでした。
このゲームにおけるパンの貯蔵量がもたらす安心感は異常。
更には盾に「腐食防止」もついてますから、万全です。
ダンジョン内は35階前後から新種の敵が見え始めます。
それと同時に強力な武器防具、新しいアイテム等もチラホラと。
かつて死の淵に追い詰められたデカッスも今となっては雑魚敵。
初の全滅を味あわされたゴクリーは流石に強敵のままでしたが、
その他、特に直接戦闘能力で手に負えない敵はいませんでした。
寧ろ問題は各自の特殊能力の方。
呪いや錆びは妖精の祈りによる保護で防げるとして、
足元のマグマや火炎魔法でパンが燃やされるのだけは痛恨事。
後はドロリ系にωパワーやアイテムを盗まれるのも、
追いかけっこが開始されて要らない体力と時間を使うのでNG。
まぁでも戦前の予想よりは楽に進撃出来てました。
えぇ、出来てましたとも、はい。







折角の機会にギャラリーを埋める目的もあって、
発胸モードを迎えた愛那で鑑定を試みると、
背筋も凍りつく、まさかのポップアップウィンドウが出現しました。
絶望に染まりつつも一縷の望みをかけて再起動すると、
セーブデータの日付はつい先程の時間。
これはワンチャンあるかと期待を持たされたのですが、
当然の如く街に戻されましたね、いやまぁそれはいいんですが、
ダンジョン内で手に入れたアイテムは元より、出発時の装備品も、
全て喪失して裸一貫で放り出されている乙女5人。
割とちゃんと強化してあった数々の武器防具達が、
そして40階以上を上るのにかかった2時間近い時間が、
システムエラーのせいであっさりと無に帰してしまいました。
流石にやる気がここから再燃するわけもなく、充電も兼ねて暫くvita放置。





さて、2時間ほど間をあけて、倉庫からありあわせの装備を見繕って、
我らの最終兵器少女、紗衣里にプレイヤーを切り替えて再挑戦。
初回プレイ時には喰らわなかったワスレ草を3回も投げつけられるという、
ただでさえ溜まっているフラストレーションを煽る様な出来事もありましたが、
無事に50階踏破に成功しましたよ、流石は紗衣里。
ちなみに懲りずに発胸モード時に鑑定に再チャレンジしてみましたが、
特に問題なく動作して鑑定成功しました・・・あのエラーはなんだったのか。
そうそう、鑑定による強制終了こそなかったのですが、別件で不具合が。
考え無しに序盤で使い切ろうとするなこを止めるべく、
一時期命令を「スキル温存」に変更しておいたのですが、
後半パンが尽きた頃合いでスキル使用を解禁してみても、
何故か一向に使う気配を見せないのはバグなんでしょうかね。
そのせいで死ぬ目を味あわされました。
最終的には45階に到達した辺りでパンが尽きて満腹度も0%。
一歩一歩命を削りながら、レベルアップ時の回復で凌いだり、
一度は妖精の祝福で餓死から蘇るという荒業を披露しながら、
48階まで辿り着くと、親切にもボス戦前の支度部屋仕様で大助かり。
こういうところがライトユーザー向けなんでしょうね、優しさが過ぎる気も。
ハイポーション2つにクリームパン1つ、その他魔導書などがてんこ盛りでした。
無くても勝てましたが、あったお蔭で一気に緊張感がゼロに。












理事長への前哨戦としてこれまで戦ったボスが勢揃いしたり。
さながら理事長の四天王とでもいうべきなんでしょうか、
正直トリックチェシャ以外は大した障害でもなく、例によって容赦なく、
HP半減の杖、魔力の杖、雷神の書をフル活用してドライグ以外を瞬滅。
その後、戦闘となった理事長2連戦もアイテムパワーで苦労なく。
回復アイテムと補助アイテム程度しか使えなければ強敵でしょうが、
杖や魔導書に対する耐性がない時点で戦闘内容はお察し。
結局このゲームは、如何に狭いアイテム欄を有効活用して、
ボス戦用にアイテムを確保して進めるか、というのが鍵になる作品。
その甲斐は十分にあったというべきですね、お疲れ様でした。

ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>