
いまいち各章の間に幕間としてこういう間章が設定されている必要性が不明ですが、
兎にも角にも第2章と第3章の橋渡しとなる、幕間その2です。
標記では第2章のままなので、扱いが非常に難しいところ。
サブイベント関係は大体ここで発生するという区分けなのでしょうが、
プレイしている側からすれば正直明確な境目が曖昧ですよねぇ。
章と章の切れ目がはっきりしなくて気持ち的にスッキリしないというか、
もどかしさを感じてしまってどうにも割り切れないものを感じてしまいます。
それは別にゲームそのものへの評価を下げるまでではないのですが、
気にはなるので敢えてここで指摘した次第。
それでは宜しければ続きからご覧ください。



プロミーは可愛いですねぇ、ふわふわしていて撫でたくなる可愛さ。
リュリーティスからは想いのこもり過ぎたカップケーキで愛を試され、
ロイドのセレクトショップ開設は支配人の負担が減っただけで特に変化もなく。
ついでにこの幕間の主目的となる“聖典”修復のミッションも協議の上で承認され、
今日も元気に邪妖狩りへと赴きます。
支配人から宅配便の受け取りもありますが、こちらはリュリーティス充てという事で、
差出人はどうせ教皇なんでしょうね、絶対にロクなものじゃありません。
あ、ついでに以前注文した“聖女”の絵も届いたみたいですよ。
カメラ移動が水平方向にしか動かせないので余りまともに見る事はありませんが、
まぁ飾られているというだけで何となく良い気分になるので良し。


リュリーティスからの依頼「ハニードロップを入手せよ」。
相変わらずアーナス大好きな“聖女”候補様は騎士の労をねぎらう為、
今度はオリジナルティーを考案すべく、その材料の収集を依頼されますが、
いいですね、どちらに転んでもアーナスが苦労をするという構図。
これを分かっていてやってるんならリュリーティスも大したものですが、
実際のところは単純に天然なだけなんでしょうねぇ。
まぁリュリーティスとアーナスの関係性を見ている限り、前者の方が攻め固定。
共依存というよりはアーナスの方がべったりに見えますけど、はてさて。
あ、最終的にはリュリーティスのドジっ子のお蔭で人的被害は軽微でした。
代わりにアーナスの求血衝動がざわついてるみたいですが、それはまた別の話。

以前はプレゼントを上げても誰からのか分かっていなかった風でしたが、
今回はちゃんとアーナスからだと分かったらしいリュリーティス。
というか前のも実は知っていたんだけれども敢えてボカしてた説が濃厚。
ついでに戦場では2つ目の変身“ムーンラビット”がお披露目。
これは結構前から出てきてはいたんですが、動画に残してなくて、ここで初画像。
“デモンフォーム”と違ってやたらファンシーですが、使用感も全然違います。
速過ぎて全然うまく制御出来ないというか、定点攻撃に向かないんですよね。
現状の私では長所を全く引き出せていないですが、可愛いので良し。

今回は何か黒猫と従魔達の心温まる触れ合いの数々が散見されます。
アーナス自身との絡みもあるんですけど、黒猫の出番が多め。
黒猫はまぁ、描写がある通り教皇の使い魔みたいなノリなんですが、
コイツも一応妖魔の端くれなんですかね。
その内人間に変身してもおかしくない気がしますが、
その場合は魅惑のジョージボイスを操る素敵なおじ様になる事を願います。
でもこの作品だと百合属性が似合う可愛い女の子化する可能性のが高いか。

またまたリュリーティス絡みの依頼「ホテルで探し物」。
“外出用の帽子”が見当たらないと嘆くリュリーティスですが、
自室のベッドの上に忘れただけの品を見つけられないなんて、
どう考えてもわざと失くしたフリをして裏で策略を練っているとしか思えません。
これまでの行動と言動から、見た目の天然さとは裏腹にかなり計算高く、
良い様にアーナスをコントロールしている印象が付きまとう“聖女”候補様。
というかいい加減、“候補”ってのも要りませんね、自他ともに認める新“聖女”様。
この、帽子を従魔の巣として下賜する行為にも何らかの意図と暗示があるのか、
あったとしてもあんまり良い内容の思惑ではないでしょうね、不穏不穏。


今回も“血の奉納”で“蒼い血”を捧げて巫女との語らいのひと時。
要旨としては“蒼い血”がもたらす狂騒についての基本的な説明と、、
今後のアーナスの暴走及び邪妖化への懸念、並びにその対抗策についての指示。
つまるところは先程伏線としてあった通り、とっととリュリーティスの血を受け入れろと、
そういうお話だそうです、それで何故症状が沈静化するのかはサッパリですけど。
アーナスの性格上、選択肢を選ぶまでもなく答えは自明ですわな。
というかこの選択肢でリュリーティスの好感度が増加したりするんですが、
好感度によるマルチエンドを採用しているんでしょうかね、
そうなると周回プレイが必要になってきてかなり面倒になるんですけれども・・・。

“聖典”修復の為に必要な3つのキーアイテム。
どうせ各アイテム毎に面倒くさい謎解きしたり中ボスがいたりするんだろうと思いきや、
普通にフィールド上にポンと置いてあるのを回収するだけの簡単なお仕事で驚き。
その流れで新たなフィールド“クラレーン商店街”にも足を踏み入れていますが、
現状ではリュリーティスの想いの残滓がある程度で特にこれといってお宝は無し。
代わりにいつの間にか手に入れた、“トイ・トループ”のレ・アーミくんと契約しました。
おもちゃの兵隊シリーズですね、マイナーチェンジの手抜きとか言ったら駄目よ。
これが意外と戦場では面白いんですから。


3つのキーアイテムを納品して、有角教授は“黒の書”復元作業に着手。
こうなれば後は結果をごろうじろ状態なので放っておくとして、
問題は部屋にさり気なく、これ見よがしに置かれている例の黒い手紙の内容。
「どちらかが本物でどちらかが偽物」とは本当にメガネーズの事なのか、
それとも全然別の物を指しているのか、正直判断つきません。
でも他に二択になる様な事項って無いですよねぇ。
本当に黒の手紙の忠告を真剣に考えなかったからかも不明ではありますが、
結果として誰かが裏切って“黒の書”を奪い去ったらしく、翌朝のロビーは大荒れ。
有角教授は馬鹿過ぎるので犯人には見えませんが、全てが演技だったら尊敬します。
ロイドは、うーん、どうなんでしょうねぇ。

そんな感じで疑心暗鬼に陥るホテル内の人間関係ですが、それはそれとして。
ロイドからは新しく“交易”というシステムの開放を知らされます。
こちらは交易商人を指定の場所へ、交通費自腹で支給して派遣する仕組み。
遠方へと派遣すると現状の資金力からすると物凄い金額かかって驚きます。
フィールド内ではこれに関連しているのか、それともワークショップ関係か。
ロイドとの会話イベントでは品物補給が遅い事を謝る一幕も。
こういう細かな台詞くらいなら別にカットシーンの必要もない気がしますし、
後から編集する際もどういう扱いすればいいのか迷います。
こうして記事にする時も扱いに困っている私がいますしね。



“黒の書”捜索は諦めたのか、有角教授から唐突に挑まれる「邪妖ハント勝負」。
詳しい内容も勝負方法も曖昧なのに、「勝てば今後一切付きまとわない」という、
有角教授からの破格の提案に釣られて即答するアーナスの態度が清々しいです。
で、問題の邪妖は地下鉄内で普通に出会えました、特に苦労もなく。
寧ろそこまで行く間に要所要所で有角教授を見つけてイベントを進める必要があり、
そちらが大変ではありましたね、結構奥の方にまで待ち構えているので。
こういうゲームではよくあるツッコミですが、どうやって邪妖に襲われずに奥まで来たのか。
普段アーナスが従魔を連れて大暴れして到達している深部でも、
普通の顔して佇んでいる有角教授の姿を見ると疑問は尽きません。


1つが終わってもまた次が始まる。
「邪妖ハント勝負」は第2ラウンドへと進み、
今度は“旧伯爵邸ローズガーデン”で有角教授と一緒に邪妖観察。
先程も結局は良い話に落ち着きましたが、こちらも中々心打たれる展開。
普段の言動と行動こそアレですが、有角教授って意外とやる時はやる男です。
同時にこのイベントはメインストーリーにも意味ありげな伏線になっていて、
リュリーティスの血液を享受するか否かの部分に影響しそうな気配も。
兎に角、これにて「邪妖ハント勝負」は一旦小休止。
最後の第3戦目は先の章での解禁となる模様です。
単に私がフラグを取り逃しただけかもしれませんけどねー、その場合は泣きます。





今回は巫女ではなく、リュリーティス本人が夢の中でお出迎え。
お互いに夢の中での存在、嘘も遠慮もなく本音を語り合います。
この仕様というか設定は中々趣深いなぁと感心するところです。
まぁそもそも何故リュリーティス本人がこの世界に紛れ込んだかの疑問はあれど、
現実世界での気持ちのすれ違いを更に浮き彫りにする効果は絶大。
その結果、状況は悪化している気もしないでもないですが、
兎に角リュリーティスを守る為なら手段を選ばない決意を改めて誓うアーナス。
まだまだ彼女達の戦いはこれからです。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>