
うーん、基本的に大変評価が高いというか、あくまでそれは原作に対する評価か。
アニメはまったりし過ぎているというか、いや、下手に端折り過ぎて魅力失くしても困りますが、
さりとて結構な台詞や描写を簡略化、省略化して尚、このペースなのは勿体ない気が。
元々単純な勢いで乗り切る戦闘物ではなく、様々なモモンガ様の気苦労を偲ぶ作品。
それは分かってはいるのですが、うぅむ。
とりあえず今回で終わると思っていたエ・ランテル編は次回まで解決を先延ばし。
切れ目が中途半端になりそうですが、もしかして24~5話やる感じなのかなぁ。
それでは宜しければ続きからご覧ください。















状況は絶望的、敵の狙いは奇特なタレントを所持するンフィーリア。
そしてその敵の強さは英雄級の暗殺者と死霊系の第3位階魔法使い。
モモンガ様やナザリックの精鋭達からすれば雑魚どころではない第3位階ですが、
およそ人間で習得していれば一目以上に評価を得られるレベルだけに、
“漆黒の剣”の面々には荷が勝ちすぎているのは自明の理。
それでも、逃げるわけにはいかないのがお人好しの人間の辛いところ。
逃走経路もカジットに塞がれているのかな、さぁて、モモンガ様が間に合えばいいですが、
残念ながらそんな奇跡は置きません、普通にギルドで“森の賢王”の名前を登録中につき。





















まぁ、だからといって本当にここまで救いがないってのも辛い話ですけどね。
殺されるだけならまだしも、ニニャを除く全員がアンデッド化、
ついでにニニャがまさかの女性だったという、イマイチ必要性の不明な暴露もありましたが、
ともあれ、敵の狙いがンフィーリアにあった事は当然気付いたモモンガ様。
だからとて別に救出に行く義理も人情も持ち合わせはないのですが、
立つ鳥跡を濁しまくりの、相手の舐めきった態度に見過ごせないものがあったのか、
それとも多少なりとも憐憫の情でも湧いたのか、
リィジーの全てを対価に、救出依頼を受ける方向で展開を押し切ります。















エントマの声可愛いなぁ。
アニメだとセバス直属の戦闘メイド6姉妹は全員喋る機会があるんでしょうかね。
このエ・ランテル編では全然出番が無かった筈ですが。
ともあれ、ンフィーリアの行方を探し当てる為に、、かつての仲間の教えに従い、
敵のカウンターマジック対策を十分にとった上での探索魔法を発動。
その辺りはナーベラルに全て任せるわけですが、
黒鎧だとスクロール発動もダメなんですっけ、それとも念の為の安全策なのかな。
まぁ目の前で至高の存在のお手を煩わせるなんて、ナーベラルの忠誠心が許さないから、
その辺りを配慮しての可能性が一番高いか、相変わらず気配りが大変です。


















敵の潜伏地は、街外れの墓地。
既に秘宝の力をンフィーリアのタレントによって発動させ、
やたらめったらなアンデッドの軍勢を召喚している敵側は街にでも攻め込むのか、
衛兵が守る門に向ってコミケ開場の瞬間の如く押し寄せます。
ドンドコドコドコ、動きは鈍いし武器も持ってはいないものの、数の暴力で力押し。
堪らず犠牲が出る前に撤退を指示する衛兵の評価はさて置き、
その後のモモンガ様の華麗なる登場の引き立て役としては十分合格点かな。
ただ、惜しむらくはアンデッドを瞬殺したモモンガ様の戦闘が一切描かれなかった事。
それも1つの演出方法なのでしょうが、正直盛り上がりに欠けますねぇ。
衛兵達の感嘆と畏敬の台詞削って戦闘シーン入れれば良かった気が・・・。


















と、思ったら普通にありましたね、いつもの如く躍動感に拘っている戦闘演出が。
というか戦っているのはモモンガ様だけで、ナーベやハムスケは高みの見物ですよ、
一応ハムスケの安全を優先する為ですが、そんなヤワな生き物かねジャンガリアン。
モモンガ様に不意打ちを仕掛けた際の尻尾の衝撃力を鑑みるに、
放っておいても普通に最下級っぽいスケルトン程度なら薙ぎ払いそうなんですが。
まぁ、別にモモンガ様単騎で十分なので関係ないといえば関係ないか。
手傷を負う可能性すら皆無ですが、余りに無尽蔵に湧いてくる相手に剣ではキリがないと、
結局は中位アンデッドを2匹作成して道を切り開き、奥へ。
黒鎧の状態では魔法使えないとか言ってましたが、種族だか職業能力は大丈夫なんですね。
でもアンデッド作成の瞬間を誰かに見られる危険を冒す意味とは。
魔法使えないなら、周囲の探知魔法も使えないから、監視の目があってもわからんだろうに。
果たしてナーベラルがちゃんとそこまで理解して走査しているのやら。



























名もなきカジットの弟子達はカウントから外すとして、こちらもハムスケを除き、
構図としてはカジットvsナーベラル、そしてクレマンティーヌvsモモンガのマッチアップ。
黒鎧で相当弱体化しているモモンガ様と、仮にも英雄級の力を持つクレマンティーヌなら、
割かし良い勝負をするんじゃないでしょうかね、ナーベラルとカジットの方は兎も角として。
自らをガゼフと同程度という評価を下したクレマンティーヌに対して、
明らかに舐めた態度で「本気は出さない」と正々堂々宣言するモモンガ様ならば。
カジットの方もスペルキャスターに対する絶対勝利の奥の手があるらしいですが、
まぁそんなものは所詮この世界の魔法を基準にしての話。
後はどう、ナザリック主従がその力を見せつけるか、次回の見どころです。
ありがとうございました、次回も宜しくお願い致します。
失礼します<(_ _)>