ついに「偽物語」最終回いぇーーーーーーーーーーーーー。

いいからとっとと「傷物語」公開しやがれいぇーーーーーーーーーーーーーー。
そして「物語」シリーズの続きはどうでもいいから、
「世界」と「りすか」の続きを書きやがれいぇーーーーーーーーーーーー。
あと何かある?
あぁ。
「めだかボックス」来月からアニメ開始だいぇーーーーーーーーーーーーーーー。
そんなわけで、最終話感想戦。
暦お兄ちゃんの台詞に期待です。
勿論バトルシーンもね。
まぁまたグロそうですが。
あと、ボロボロの斧乃木ちゃんにも期待。
イエス、メニアック。

いいからとっとと「傷物語」公開しやがれいぇーーーーーーーーーーーーーー。
そして「物語」シリーズの続きはどうでもいいから、
「世界」と「りすか」の続きを書きやがれいぇーーーーーーーーーーーー。
あと何かある?
あぁ。
「めだかボックス」来月からアニメ開始だいぇーーーーーーーーーーーーーーー。
そんなわけで、最終話感想戦。
暦お兄ちゃんの台詞に期待です。
勿論バトルシーンもね。
まぁまたグロそうですが。
あと、ボロボロの斧乃木ちゃんにも期待。
イエス、メニアック。



こんこんと眠る月火ちゃん
そりゃまぁ再生したとはいえ上半身が吹っ飛んだわけですから。
完全に意識が途切れた事でしょう。
ちゃんと鬼いちゃんがベッドに運んで服も着替えさせてあげてます。

ホトトギスの怪異。
しでの鳥。
死出の鳥。
托卵の特性を持つ怪異。




鳥頭こっち見んな。
ここのBGMが最終回っぽくてかなり感動的です。
月火ちゃんっぽいしね。
否が応でもクライマックス感が高まります。




火憐ちゃん帰宅。
玄関が跡形も無く破壊されていて、吃驚仰天。
ですがまぁそこは火憐ちゃん。
鬼いちゃんの誤魔化しを疑うことなく信じます。
この忠誠心。

「パパとママが帰ってくるまで、
アタシが地獄の門番ケルベロスを務めてやるよ」
そして相変らずの残念な感性。
ここらへんも人気の理由なのでしょう、友人間で。

「ところで月火ちゃんはどうしてんだ?」
「流石に現場に居合わせた分、ショックも大きかったみたいでさ。
今は二階で休んでる」
「月火ちゃんはあれで結構、神経細くてナーバスだからなぁ」
おぉ、お姉ちゃんらしく、ちゃんと気遣います。
言うても仲良し姉妹。



「火憐ちゃん」
「ん? 何だよ兄ちゃん」
「お前さ、僕のために死ねるか?」
「死ねるよ。だから何?」
これ以上無いというくらいの即答。
この妹、マジ惚れるわ。
妹じゃなかったら即死だった。



「じゃあ、月火ちゃんのためには死ねるか?」
「死ねる。笑いながら死んでやる。
月火ちゃんはアタシの妹なんだ。当然だろ?」
「………あぁ、当然だ。僕だってお前達のためなら死んでやるよ」
阿良々木兄妹の絆の強さ。
ラブラブで似た者同士な兄妹です。




寝ている月火ちゃん。
神妙な顔で容体を窺うような鬼いちゃん。




「……えいっ」
「何すんじゃあ!」
1発で起きました。
眠り姫を目覚めさせるのはいつの時代だって王子様のキスなのです。
というかそんな気軽さで、上の妹に続き下の妹のファーストキスも奪う兄。
流石は鬼いちゃん。
吸血鬼の事が無くても、十分鬼畜な兄いやん。
八九寺の時は唇にカスっただけで平謝りしていたのに。
やはり実妹はノーカンのよう。



「お前とちゅーしても、べっつに何も感じねーと思ってさ」
「はあ?」
「お前やっぱり、僕の妹だよ」
中々失礼な事をのたまっていますが。
ともあれ、これで迷いは吹っ切れた様子。
例えホトトギスだろうとフェニックスだろうと、妹は妹。



「阿良々木月火は生まれた時から―ずっと僕の妹だったんだ。
僕の妹で、火憐ちゃんの妹だった。そうじゃ無かった時はひと時も無い」
それだけは決して揺るがない。
誰に何を言われても、例え偽物でも。



「おーい火憐ちゃん、僕ちょっくら出掛けてくるわ」
「ふーん、いってらっしゃい」
「ここはしっかり守ぅてろ。誰も入れんなよ」
「任せておけ! 兄ちゃんの命令には絶対服従の火憐ちゃんさ!」
後事を火憐ちゃんに託して、いざ出陣。
流石に火憐ちゃんの胸を揉むシーンはカットされてました。
流石に尺ないしね。






「行くのか、お前様よ」
「あぁ、行くよ」
「何処へ、何をしに」
「あいつらの所へ、戦いに」
「何のために」
「妹のために」
「それでお前様は、何を得る」
「何も得ないよ。時間を少し、失うだけさ」
「そうか…」
言わずもがなの事を敢えて確認する忍様。
いつものことながら、手伝う口実を作るための前振りというヤツです。
忍様のツンデレは理屈を重視しますからね。
面倒なツンデレなのです。




「月火というのは良き名じゃな。月には色々と恩恵を受けておる。
故に、ここでその恩返しをしておくのも悪くはあるまい」
「………そっか、ありがと」
「んふっ、礼には及ばん」
というのが建前じゃ。
一々理由づけの仕方が可愛らしいです忍様。
さて、いつものやり取りも終わったところで。
目的の2人が待ち受ける廃ビルへ。



対峙。
忍様は血を吸って戦闘態勢。
「かれんビー」の時にボッコボコにされたトラウマで容姿服装が完全に模されてます。
加えて歯磨き事変の時のスカート姿のインパクト。
恐るべしは火憐ちゃんというか、鬼いちゃんというか。




人間vs人間。
怪異vs怪異。
“2vs2”ではなく“1vs1”x2。
互いに了承が取れたところで、戦闘開始です。
相変らず鬼いちゃんはブレません。



「二度とキメ顔なぞ出来ないようにしてやるわ」
「じゃ、ちょっと老人介護のボランティアに行ってくるよ、お姉ちゃん」
こちらはお互いに邪魔にならないように下の階へ場所移動。
忍にとっては勝手知ったる場所です。
前回もそうでしたが、老人扱いする小童に実はかなり怒り心頭中。



「影縫さん」
「ん?」
「僕は妹の味方だよ」
「その妹は偽物や、本物の妹やない。
本物や思てた妹が実は偽物やゆうて知ってもても、
おどれはこれまでと同じように、その妹を愛せるんかいな?」
「愛せるさ。むしろこれまで以上に愛してやる」
所信表明。
前回の去り際に影縫さんが発した言葉への返答でもあります。
影縫さんの正義と対立する鬼いちゃんの正義。
相容れないならば、ぶつかるしかありません。



「義理の妹なんざ―萌えるだけだろうがあ!」
と思ったら、ただの性癖ブッパ。
本格的に戦闘開始です。
虐殺開始とも言います。



「非理の前には道理無しや。おどれを説得するんを、うちは諦めた」
だからこぶしで語る。
肩書は陰陽師のくせに、完全に武闘派です。
なんで不死身の怪異を専門にしているかと言ったら、やりすぎる事が無いから。
恐ろしい話です。
忍野も貝木も似たようなレベルですが、アンタら本当に人間か。



「けど―やけど、どうなんやろうなぁ!
おどれはそれでえぇとしても、他の家族はどないなんやろうなぁ!」
あくまでもこれは暴力を伴った“話し合い”であることに変わりはありません。
怪異というものにある程度覚えがある鬼いちゃんはともかく、
他の家族は果たして偽物の月火を受け入れられるのか。



「ほんで誰より、本人はどないや!?
偽物の妹本人は、自分が怪異やゆうて知っても―
それまで通りに暮らせるんか!?」
己の掲げる正義に迷いのない影縫さん。
あくまでも理と情を掲げて鬼いちゃんの行動を否定にしかかります。



「今は自覚がないからえぇやろ―
けど、それを知ったとき、本人は傷付くんちゃうんか!?」
薪を抱いて火が救えるか! 焔々に滅せずんば炎々を若何せん。
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、やろ!




「おどれがどんな価値観、どんな正義感持とうと勝手やけれど―
そんな理想を他人に押し付けんなや!」
“公”に尽くし“私”を捨てる、正義の味方としての正論。
まぁ現実的にオーバーキル状態の鬼いちゃんに果たして聞こえているのか、
聞こえていても理解できているのか。
微妙なラインに思えるやられっぷり。




ダイナミック上下移動。
鬼いちゃんごと床を殴り破って、降りてきました。
「何をやっとるんじゃ、我があるじ様」
ご覧の通り死にかけてますが何か。



こちらも戦闘は一方的だったようで。
余接ちゃんのやられ方予想外過ぎてめっさワロタ。
;><;。



「ほんだら、旧ハートアンダーブレード。うちとおどれで決勝戦といこか」
「いや、戦わない。それに、決勝戦じゃと?
可笑しなことを言うでないぞ、人間」
挑発してくる影縫さんの言葉を、傲然と、だけどもにべも無く切り捨てる忍様。

「我があるじ様は、まだうぬ如きには負けてはおらん、そうじゃろ? お前様よ」
ここらへん、全く心配もしていないと言わんばかりに、
鬼いちゃんの方に一瞬たりとも視線を向けないし表情も変えない忍様。
本当に格好良い相棒です。
いやホント、マジかっけー。

「…そうだよ、僕はまだ、負けていない。
僕はまだ、貴女に屈してなんかいない。
貴女のこぶしにも、貴女の言葉にも、僕はまったく納得なんていていない」
身体はボロボロで、忍様に支えてもらわないと真っ直ぐ立つことも出来ない状態でも。
その言葉決意にいささかの揺らぎも無く。
この下僕にしてこのあるじ様。
それでこそのツーマンセル。

「…言うとるやろ。おどれがどんな価値観持とうと、
どんな正義感持とうと勝手やけれど、
そんな理想を他人に押し付けんなや」
未だに同じ事を口にする鬼いちゃんに不快感を顕わにする影縫さん。



「…他人じゃねえよ。他人じゃありません、家族です」
「…………」
「家族には、僕は理想を押し付けますよ。家族なんだから。
嘘もつきます。騙します。迷惑もかけます。面倒もかけます。
借りを作ることもあるでしょう。恩を返せないこともあるでしょう。
でも、それでいいと思ってます」
己の行動の根底にあるのがエゴだと認めた上で、だからどうしたと嘯く鬼いちゃん。
偽物でも、ホトトギスでも、家族に変わりはないし、
それは他の家族にとってもそうで。

「影縫さん―正義の味方さん。
偽物であるという事が悪だというのなら、その悪は僕が背負います。
偽る事が悪い事なら、僕は、悪いやつでいいんです。
好感度なんかいらねえよ。僕は最低の人間で良い」
それが鬼いちゃんの正義。
例え誰に否定されても、偽善と言われても曲げる事のない、阿良々木暦の正義。



「『お兄ちゃん』。あいつがそう呼んでくれるなら、僕はすべて―それでいい」
ロリかっけー。




「帰るで。うちらの負けや」
「え……あ、あの、影縫さん?」
「しらけたわ、うちらは帰る」
鬼いちゃんの心意気に免じた、というよりも、
鬼いちゃんの示した覚悟に、己の正義論に折り合いをつけられる解釈を見付けた感じ。
というよりも、あくまで行動原則に照らし合わせて退いた感じか。
流石にプロです。



「さようなら」
幕引きはあっけなく。
立つ鳥跡を濁さず消え去ります。



「…またキスされるんじゃないかと身構えてたけど、
さすがにそんなことしないかあ」
キスしてきやがったら、舌で搦め捕ってやろうかと思ってたのに。
やっぱりこっちの妹も鬼いちゃんラブッ子です。
キスされる事にもう抵抗が無くなっていやがる。

「おはよ、おかえり、何処行ってたの?」
「おぅ、実はお前のために、怪物みたいな人間と、
人間みたいな怪物と闘ってきたんだよ」
「へぇーそりゃお疲れ様のありがとう。あんま無理しないでね」
「無理させろよ、好きでやってんだから」
「知ってる知ってる。お兄ちゃんは私たちが大好きなんだよね」
「勝手に意訳すんな、お前らなんか大嫌いだよ」
相変らずつっけんどんで仲の良い、いつの通りの会話劇。
冗談めかして軽口風に言っていますが、
自分のために何かしらか頑張ってきたことは分かっているのでしょう。
うん、やはり月火ちゃんは月火ちゃんなのです。
めでたしめでたし。




「夏休み明けにさ、僕の彼女を紹介してやるよ」
こうして妹達とも少し仲良くなって。
『偽物』達の夏休みは過ぎていきます。
ありがとうございました。
100点。